今回はルイヴィトンの真贋判定のポイントについていくつかご紹介させていただきます。
まず、真贋(しんがん)とは、あまり聞きなれない言葉ですが、意味としては「本物と偽物を見分ける」ことです。
昨今はものすごく精巧な偽物が多く出回っていて、一部分のみ本物を使用されていたりしてプロの鑑定士でも判定に時間がかかってしまうこともあるほどです。
判定ポイントは製造時期やモデルによって数多くありますが、今回は必ずチェックした方がよいポイントをご紹介いたします!
フリマサイトや海外サイト等で購入する機会が多くなった現在、お手持ちのルイヴィトンは大丈夫なのかな?と不安に思っていらっしゃる方の参考になればと思います。
目次
①シリアルナンバー
2020年頃までのルイヴィトンには製造国(製造工場)と製造年月が記載された刻印が必ず打ち込まれています。
(ただし2021年頃からの商品にはICチップが埋め込まれてあり、シリアル記載がない商品も増えてきています)
シリアルナンバーは見つけにくい箇所にあるため、慣れていないと見つけられないかもしれません。
刻印は革タグに打刻されたり、内側の縫い目に沿っていたり、プリントや黒字、赤字、金字などラインやモデルによって様々です。
※シリアル刻印例 【TH1025】 → フランス2005年12月製造
最初のアルファベットは製造国を表します。4桁の数字は製造年月日になります。
数字の2桁目と4桁目が西暦、1桁目と3桁目が月を表します。
次に刻印のズレやインクの状態、フォントに違和感が無いか?
数字のケタ数が多くないか?組み合わせがおかしくないか?等をチェックします。
製造国
Made in SPAIN → CA LO LB LM
Made in USA → SD FH OS SO
Made in GERMANY → LP
Made in SWISS → DA DI
Made in FRANCE → TH VI AN A1 A2 AR SL SP MI CT MB AO TS TA SR AS RA NO FL DU BA BJ RI BU LW SN TR
1989年までは8747→87年4月 8810→88年10月のように、西暦、月の順番です。
中には【885RA】等のように、アルファベットと数字の位置が逆転しているものもあります。
2007年以降のものは【SP1087】といった表記になります。2桁目と4桁目が製造年、1桁目と3桁目が製造週と
考えられています。(2007年18週目製造・・・4月第2週)1年間は53週ですので53までの可能性があります。
シリアルの刻印と【Made in ・・・】は必ず一致します。【LO0914】なのにMade in FRANCEという事はあり得ません。
【LO】はSPAINです。
旧タイプの化粧ポーチやミニ・スピーディ等はシリアルがない場合があり【白い布タグ】が付いている場合があります。
旧タイプのキーボルはアルファベットと数字が分かれる場合もあります。
②金具の刻印の深さ、鮮明さ
全てのブランド品に共通していますが、金具に彫ってあるブランド名などがしっかり入っているか確認します。
本物は刻印の深さが均一・溝が深い(しっかりついている)・文字が潰れていないなど、細かい箇所ですがつくりが丁寧です。
反対に偽物は、雑に打刻したように文字が潰れていたり、溝の深さがバラバラだったりしているものが多くあります。
また、新品のビスの場合、本物と偽物では光沢感が違うこともあります。
本物は白味を帯びた金色(若干くすみを帯びたような色)をしていますが、偽物はピカピカすぎる光り方をするような色をしています。
ビスの形状が横から見たときに、本物はふっくらと丸みを帯びていますが、偽物は平らになっているものがあります。
(ビスのみ本物を使用している場合もあるので、他の点もチェックしてくださいね)
また、取付位置に少しでもズレが無いかというのもチェックポイントです。
③スナップの先端の形状
財布等のスナップの凸の部分の先端が、少し尖ってキノコのような形状をしているものが本物です。
先端が丸くなっているのは偽物です。
※新作についてはスナップの先端が尖っていないものもあります!
(エミリー・アンソリット・ジョセフィーヌ等)
※バッグに使用される外ホックは強度の問題で丸く大きいものもあります。
④コバの処理
コバとはバッグの持ち手やショルダーストラップの側面(革の切り口)のことを言います。
一般的には側面はなめし処理をせず、ボンドなどで毛羽立たないような加工がしてあります。
このボンドがはみ出していたり、毛羽立っていないかチェックします。
⑤縫製
モノグラムのバッグでは縁の黄色い糸がやや斜めに右肩上がりに入っています。ほつれや縫い目の蛇行がないかチェックします。ヌメ革の際を縫ってある事も特徴です。
⑥ネジの頭
ヴィトンに限りませんが、ブランド品で使用されているネジは基本的にはマイナスか星型のネジです。
(一部ブランド、モデルにはプラスのネジを使用しているものもあります)
⑦ブランド名の刻印
文字や大きさ、バランス、くっきり、はっきりと入っているかチェックします。
ちなみに、エピ、タイガラインはペイントで【シルバー】が新タイプ、【赤字】が旧タイプです。
また、LOUIS VUITTONの『O』は丸型なのですが、偽物は縦長であることや、正規品のロゴを切り取って、偽物に縫い付けたというパターンがあり、この場合ロゴに違和感が無くてもステッチで判別できます。
縫い目がぐちゃぐちゃになっている点、刻印の深さが均一ではないことも怪しいポイントであるといえます。
⑧ファスナーの形状・刻印
ファスナーの持ち手(プルタブ)の部分にも特徴があります。
またメッキの剥がれ具合もポイントになります。
ヴィトンの金具は使い込むとまだらなはがれ方になります。全体のメッキが均一にはがれることはありません。
ファスナーの付け根に縦に【3Y】と入っているものも多いです(入っていないものもあります)
⑨ロゴの印刷
LVのロゴが小さなドットの集合体で出来ています。
そのドットが右上から左下に向かっているのが特徴です。
⑩ロゴの入り方
ブランドロゴはメーカーにとって大切なものです。したがってロゴが切れてしまうことは基本的にありません。
(丸いバッグ等形状によっては切れているものもあります。※パピヨンなどの筒型は例外になります)
⑪接合面の処理
革の接合面のボンドがはみ出していたり、糸を引いたようになっているものは偽物の可能性が高いです。
※本物でも接着ボンドを使用していますが通常使いでは見えません。
⑫サイズの確認
カタログなどに明記されているサイズと比べてみてください。
多少の誤差は考えられますが、財布で2cm以上違っていたら、かなり偽物の可能性が高いと考えられます。
⑬まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介させていただいたポイントをチェックするだけでもある程度の判断はつくかと思いますが
さらに手触りや臭い、光沢感など感覚的なものも含め、総合的に判定していきます。
お手持ちのルイヴィトンを安心して愛着をもってお使いになれるサポートとなれば幸いです♪
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