【腕時計の世界三大機構】パーペチュアル(永年)カレンダーとは? 質屋かんてい局上尾駅前店
こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
本日は世界三大機構の最後の一角、パーペチュアル(永年)カレンダーをご紹介いたします。
時計好きなの型なら一度は耳にしたことがるのではないでしょうか?
しかし、通常のカレンダーとの違いや、特徴など詳しくご存じないかも多いかと思います。
本記事を通して、マニア垂涎の機構であるパーペチュアルカレンダーについてより深く知っていただけたら幸いです。
世界三機構の過去の記事はこちら↓
パーペチュアルカレンダーの歴史
パーペチュアルカレンダーの基本的な構造は1795年に天才時計師ブレゲによって発明されました。
1827年に完成した「ブレゲNo.160」はフランス王妃マリー・アントワネットがブレゲに制作を依頼したもので
この時計にもパーペチュアルカレンダーが搭載されていました。
腕時計に初めてパーペチュアルカレンダーを搭載したのがパテック・フィリップで1925年に制作し1927年に発売されました。
「No.97975」として知られています。
パーペチュアルカレンダーの機能
パーペチュアルカレンダーカレンダーは正しく年を設定すれば、うるう年や月末の30日と31日を自動で修正してくれるため
時計が動き続けている限り、100年間は日付合わせが不要になります。
なぜ100年に一度日付合わせが必要になるかというと、パーペチュアルカレンダーがユリウス暦を採用しているからです。
一般的に私たちが使用している暦はグレゴリオ暦になります。
ユリウス暦もグレゴリオ暦も4年に一度うるう年がある点は同じですがグレゴリオ暦では
「西暦の年数が100で割り切れても400で割り切れない年はうるう年としない」というルールがあります。
つまり2100年はうるう年ではないためパーペチュアルカレンダーの日付を1日分修正する必要があります。
ちなみに2200年と2300年も修正が必要ですが、2400年は400で割り切れるので修正の必要がありません。
ちなみに上記の日付修正の弱点を克服しグレゴリオ暦に完全対応した「セキュラー・パーペチュアルカレンダー」
という機構が2005年に開発されました。
パテック・フィリップの時計師であったスヴェン・アンデルセン氏が開発した機構です。
現在、搭載している時計は「パテック・フィリップキャリバー89」と「フランクミュラーエテルニタス」の
2本のみでどちらも億単位の価格になる超高級腕時計です。
ぜひ一度ご来店ください!
店舗情報
전당포 PAWN SHOP 当铺 Sanglaan casa de empeños