2022/10/12

【山形PS5（プレステ5）買取】SONY PlayStation 5 新型（CFI-1200）の発売で中古相場は今後下落する！？供給改善による品薄解消へ〜参考買取額と参考質入額を公開〜【山形の質屋さん】

店舗名	山形南店 / WESTERN UNION
商品名	【山形PS5（プレステ5）買取】SONY PlayStation 5 新型（CFI-1200）の発売で中古相場は今後下落する！？供給改善による品薄解消へ〜参考買取額と参考質入額を公開〜【山形の質屋さん】
ブランド名	ソニー（SONY）
買取価格

品薄が続いて高額中古相場が続いていたPS5（プレイステーション5）ですが、
2022年9月15日に新型マイナーチェンジモデル「CFI-1200」の発売を受け、
状況が少し変化しているようです。特需は終わりか？そう考える要因はどこか？徹底解説して参ります！

質屋かんてい局山形南店の新関です！
今回の記事はあまり大きなニュースになりはしませんでしたが、先月の15日にマイナーチェンジ発売された
新型PS5「CFI-1200」シリーズの中古相場に関する記事をお送りします。

500〜600g程度の軽量化であたり、冷却装備の向上であったり多少変化した部分はあるにせよそんなに大きな
変更点ではないので「CFI-1100」シリーズから「CFI-1200」シリーズに進化しても世間的には話題になりませんでした。

しかし！！
質屋目線からすればこれは大きな問題だ！と思う部分が変更されておりましたので
ブログをお読みの皆様と一緒に考えていきたいと思います！！

おさらい〜PS5とは？〜
PS5（CFI-1000/SFI-1100）価格高騰の理由
今回の新型マイナーチェンジでどこが変わった？
つまり、どういうことだってばよ
現在のPS5（CFI-1200）の相場は？

【山形PS5（プレステ5）買取】SONY PlayStation 5 新型（CFI-1200）の発売で中古相場は今後下落する！？供給改善による品薄解消へ〜参考買取額と参考質入額を公開〜【山形の質屋さん】

おさらい〜PS5とは〜？

まずはPS5について改めて基本情報を整理しましょう！

名称：PlayStation 5（プレイステーションファイブ、略称: PS5）
型番：CFI-1000A01（光学ドライブ搭載モデル）/CFI-1000B01(デジタルエディション)
発売日：2020年11月12日
定価：CFI-1000A01　￥49,980-
定価：CFI-1000B01　￥39,980-

名称：PlayStation 5（プレイステーションファイブ、略称: PS5）
型番：CFI-1100A01（光学ドライブ搭載モデル）/CFI-1100B01(デジタルエディション)
発売日：2021年8月24日/2021年7月20日
定価：CFI-1100A01　￥49,980-（価格据え置き）
定価：CFI-1100B01　￥39,980-（価格据え置き）

名称：PlayStation 5（プレイステーションファイブ、略称: PS5）
型番：CFI-1200A01（光学ドライブ搭載モデル）/CFI-1200B01(デジタルエディション)
発売日：2022年9月15日
定価：CFI-1200A01　￥60,428-
定価：CFI-1200B01　￥49,478-

PS5は今回も含めてこれまで2回のモデルチェンジを実施しましたが、販売定価の値上げは今回が初めてです。
と、いうと定価が上がるんだから中古価格も上がるような気がしますよね！！

まだおさらいでの基本情報の洗い出しなので、

「これまでこんなモデルチェンジがあったんだ」

「値上げは今回が初なのね」

くらいにとどめておいてください！続けて説明して参ります！

PS5（CFI-1000/CFI-1100）価格高騰の理由

PS5（CFI-1000/CFI-1100）の中古価格は高騰しております！
定価5万ほどのPS5を中古市場で購入しようとすると安くて7万円〜9万円ほどしますよね！
質屋かんてい局山形南店でもお査定額としての提示は7万円〜9万円程でのご提示になるかと存じます！

ではなぜそんなに中古市場で高騰しているのでしょうか？
以前に私の記事をご覧いただいた方はこの言葉を覚えていますか？

中古市場の鉄則「需要と供給のバランスが崩れた物は高額になる！」です。

需要と供給のバランスについては「山形県米沢市のお客様よりルイヴィトン M51900 レシタルを買取りさせていただきましたので買取金額と質預かり金額を公開！」の記事にて例を用いて解説しておりますので是非ご興味がお有りであればご一読下さいね♪

現在、PS5は定価購入しようとするとまずは購入券を手に入れる抽選に当たる必要があり、当選した人しか購入できない、需要過多状態になっています。
次いで、PS5は多くの半導体部品を必要とすることから半導体不足の昨今では量産体制をなかなか作れずに供給不足となっているからなんですね！

今回の新型マイナーチェンジでどこが変わった？

PS5は前回のマイナーチェンジで「軽量化」と「冷却装備の向上」、「消費電力の節電」をしましたが、
今回のマイナーチェンジでも取り上げられている変更点は「軽量化」と「冷却装備の向上」、「消費電力の節電」です。

しかし！！私たち質屋が声を大にして言いたい変更点はそこじゃあ無いんです！

半導体業界専門メディアであるAngstronomicsによると
CFI-1100からCFI-1200に新型マイナーチェンジを果たした時に変わった最も大きな変更点は
「SoC」が変更された点だといいます。

「SoC（System-on-a-Chip）」とは…
機械の「脳」であるCPUや機械の「目」であるGPU、通信機能であるLTEやWLANなど、動作に関するさまざまな機能をたった1枚に全乗せした半導体チップのことです。

なぜこの「SoC」の変更が大きいかというと小難しい話を横に置いて説明すると、能力が向上した上に面積が小さくなったからです！

半導体チップという物は一つの板の上に製造されたものを分割します。板チョコを思い浮かべてください。

⬇︎旧型（CFI-1000/CFI-1100）に搭載のSoC⬇︎ 　⬇︎新型（CFI-1200）に搭載のSoC⬇︎（板チョコ自体の面積は同じです）

小さいSoCチップの方が一回の製造でより多くのチップが作れちゃいますよね！
このSoCチップの小型化により半導体の供給は改善する見込みです。

つまり、どういうことだってばよ

つまり、今回の新型PS5（CFI-1200）にマイナーチェンジすることによってSoCチップが小型化され、
半導体の供給が改善されることで、「需要と供給のバランスが崩れた状態」が解消されていくことは明白です。

さらに追い討ちをかけるように、似たような境遇のニンテンドースイッチを販売している任天堂では2022年8月3日の決算発表にて
「（半導体部品などの調達について）夏の終わりから秋にかけて徐々に状況は改善する見込みで、年内の生産見通しは立ちつつあります」
と説明していました。

思い返してみてください。ニンテンドースイッチも7月の下旬に2度目の供給不足により中古新品価格が1.5倍〜2倍近くまで高騰していましたが、
10月12日現在では通常の2万円台に戻り、落ち着きを見せています。

需要と供給のバランスが崩れたことで高騰した相場は供給が解消するか、需要が少なくなれば必然的に適正価格に戻ることは歴史を紐解いても明らかな事実です。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

これはドイツの鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルクの格言です。
「愚者」は自分で失敗して初めて失敗の原因に気づき、その後同じ失敗を繰り返さないようになるという意味で、これでは経験したことからしか学べない。
対して「賢者」は歴史を学び他人の失敗から原因に気づき、同じ轍を踏まぬよう、学習していくので愚者よりも成功経験が増える。という意味です。

もうすでに見えている落とし罠にわざわざ落ちることはありませんよね。