サブマリーナ Ref.16610とRef.16800の違いを解説!!!!

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店舗名 山形南店 / WESTERN UNION
商品名
ブランド名
買取価格

こんにちは!質屋かんてい局山形南店です

梅雨の時期は偏頭痛持ちには辛い季節ですよね

僕は頭痛が辛い時によく「くるくる耳マッサージ」をしています!

たったの1分でできるマッサージなのでおすすめです♪

リンク貼っておきますね。(でもマッサージのページみたらまたブログに戻ってきてくださいね

 

 

さて、本日は質屋かんてい局山形南店に在庫があるRef.16800 サブマリーナデイト オールトリチウムモデル に関するちょっとディープなお話です。(ダイバーズウォッチだけにね

サブマリーナ Ref.16610とRef.16800の違いについて

それでは下記の当店にあるサブマリーナ2本をご覧ください。

皆さんはどちらがRef.16800のサブマリーナかわかりますか?

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答えはこちらがRef.16800のサブマリーナです!

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インデックスの蛍光塗料が変色して少し黄色がかっている所が1番の違いですよね。

 

でも、これは当時使われていた蛍光塗料「トリチウム」20年以上の歳月を経て変色したからであり、元々は白かったんです。

 

しかもRef.16610は「トリチウム」から「ルミノバ」へ蛍光塗料が移行する際に発売していたモデルであるため、「トリチウム」を使用している個体も存在しますsweat01

判別方法としては不十分になってしまいます。これらの観点から正直僕は見た目で見分けろと言われたら非常に難しいです。

 

ケースサイズもどちらも40mm。

製造年代は

Ref.16800=1980年〜1986年

Ref.16610=1989年〜2010年

 

なのでシリアル番号で見分けがつけられそうですね。

しかしながらシリアル番号を見るためには2007年頃から採用されたルーレット刻印がない限り、ブレスを外して確認しなければならないため、型番を確認するのも同じ労力ですね。

明確な違いは採用されているムーブメントの違いです。

Ref.16800はCal.3035

Ref.16610はCal.3135

というムーブメントが採用されております。

Cal.3035は1977年に発表されたロレックス初のハイビート(振動数28,800振動/時)のムーブメントであり、このムーブメントからカレンダーの単独調整が可能となりました。

ロレックスの開発の中でも画期的な完成度を誇るCal.3035ですが、新しい操作性と精巧さと引き換えに部品の摩耗が激しいという弱点を抱えていました。

正確性と同水準でロレックスがこだわる耐久性にCal.3035が追いつけなかったためにその採用期間は開発から11年という短命に終わってしまいます。

後述するCal.3135のベースとなったムーブメントであることは間違いなく、現代ロレックスの礎となった名誉なムーブメントだと僕は思っています。

 

一方Ref.16610に採用されたCal.3135は1989年の発表以来、現代まで30年以上採用され続けている長寿のムーブメントです。

Cal.3035からの変更点は簡単に説明すると時計の心臓部の部品(テンプ)を支える部品(ブリッジ)が一本から二本になったことが大きいです。

例えるなら表面張力の張ったラーメンを今まで片手で持ってたのがCal.3035で、両手で大切に持つようになったのがCal.3135ですね

この他にも変更点はありますが、コアな話になるので大雑把に安定性が増して調節しやすくなったことにより耐久性が上がった」と捉えてもらって構いません。

 

機械の中のことを解説してきましたが

じゃぁ違いは裏蓋を開けてムーブメントを確認しないとわからないってこと?」となりますよね。

いいえそんなことはありません!触りさえすれば簡単に違いがわかります!!

 

では何をすればいいのか?

それは…

リューズを回して分針を回してみることです!!

なんだかんだ小難しいことを書きましたが

Cal.3035はリューズを引いて時刻合わせをする時にリューズを左回(時計の正面から操作するなら手前に回転させると針が進むのに対して

Cal.3135はリューズを引いて時刻合わせをする時にリューズを右回(時計の正面から操作するなら奥側に回転させると針が進みます。

リューズの回転方向がなんですね!

なのでぱっと見で似ているサブマリーナにはRef.16800Ref.168000・Ref.16610・Ref.116610LNの4種類がありますが、前者二本はCal.3035、後者二本はCal.3135なのでリューズを回せばある程度絞れてきますね♪

 

今日触れなかったCal.168000とRef.116610LNに関しては折を見てブログにしますのでもうしばらくお待ちくださいね!

また現代サブマリーナデイトの原型ともいえるRef.16800にはフチありモデルフチなしモデルというものがあります。

質屋かんてい局山形南店に在庫しているものは残念ながらフチありモデルなのですが、フチなしモデルの状態の良いものだと非常に高額で取引されている個体もございますのでお手元に変色したサブマリーナがある際には是非当店にお持ち込みくださいね!

ロレックスのことならロレックス好きだらけの質屋かんてい局山形南店へ是非ご相談ください。

 

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