2022/10/15お知らせ

【山形宝石(JWELRY)買取】11月の誕生石トパーズ(Topaz) シトリン(Citrine) の買取について【山形の質屋さん】

お査定させていただく色石の中にトパーズやシトリンといった誕生石もございます！
中古市場ではなかなかお値段が付く事の少ない色石ですが、きちんと高いお査定額を付けることができるものも存在します！
「色石に値段付かないから～」と安く売ってしまう前に質屋かんてい局山形南店にご持参ください！

11月10日が誕生日の質屋かんてい局山形南店の新関です！
本日は私の誕生石でもある「トパーズ」と「シトリン」の買取についてご紹介いたします！

↓↓↓↓↓↓↓合わせて先日執筆した記事もご興味があれば是非お読みくださいね♪↓↓↓↓↓↓↓

宝石の定義について

キラキラしていて高級で貴婦人が身に着けている…
そんなイメージの「宝石」ですが、きちんとした「宝石の定義」が存在します、

①稀少性が高いこと
②美しい外観をもっていること
③モース硬度が7よりも高い天然鉱物であること

が「宝石の定義」です。

モース硬度（もーすこうど）とは…

鉱物に対する硬さの尺度の1つで、1~10までの整数値で表します。
数値が高いほど硬い鉱物です。ちなみにダイヤモンドのモース硬度が10です。

※宝石の硬度基準としてモース硬度7より硬いこととされているのは、
石英（せきえい）という鉱物が砂ぼこりの中に多く含まれており、石英以上の硬度を持っていないと風化や劣化によって宝石としての美しい外観を損なってしまうためです。

石英（せきえい）とは…

二酸化ケイ素が結晶化してできた鉱物であり、無色透明なものを"水晶"と呼びます。

貴石と半貴石について

宝石を更に細かく分類すると「貴石」と「半貴石」という呼び名に分けられます。
この分け方は明確な定義は存在しないのですが、慣用としてこう分けられるというものがあります。

1つの尺度としては

宝石（原石）自体の価値が宝石の研磨（カット）代金よりも高いものを貴石
宝石（原石）自体の価値が宝石の研磨（カット）代金よりも安いものを半貴石

とする考え方が主流です。

そう考えた場合、誰に聞いても貴石と答える宝石は
ダイヤモンド　ルビー　エメラルド　サファイア

となりますが、最近ではここに産出稀少性からアレキサンドライトを加えるという見方も強まっています。

また、他にもモース硬度7以上の宝石を貴石と考える場合には
トパーズ　ジルコン　アクアマリン　クリソベル　トルマリン　ガーネット　ペリドットが追加され

美しい外観を基準とした場合には
翡翠やオパールを加えるという見方もあります。この二つはモース硬度が7未満ですが外観の美しさから貴石に加えられる場合もあります。

分類ひとつをとっても明確な区分がないところも宝石査定の難しい部分です。

11月の誕生石について

11月の誕生石はトパーズとシトリンの2種類ございます！
2021年12月20日には63年ぶりに誕生石の改訂が実施され新たに10種類の誕生石が追加されましたが、
11月の誕生石に追加された誕生石はありませんでした。

この2つの誕生石には両方とも心を落ち着かせるエネルギーを持ち、身に着けていると幸運をもたらし、心が温まると言われております。

トパーズとシトリンは同じくらいの品質で比較した場合、他の誕生石ほど稀少とされていないため、ご購入の際にも安価な価格で購入することができますので、誕生石のプレゼントやご自分へのご褒美としては幅広い品質の物をお手軽に手に入れることができます。

先ほどの貴石／半貴石の区分で言えば、多くの見方としては両方とも「半貴石」と区分されますが、前述したようにモース硬度を尺度とした場合、「トパーズ」を貴石とする見方もあります。

「シトリン」は水晶の変異種であり、石英の仲間ですので貴石とする人はほとんどいない半貴石となります。

石言葉

トパーズの石言葉は「友情」「友愛」「希望」「潔白」。パワーストーンとしての効果は友情や仲間意識という所から人間関係の改善です。

シトリンの石言葉は「富」「繁栄」「幸運」「成功」。パワーストーンとしての効果は金運アップや商売繁盛です。

高額査定できるトパーズやシトリンとはどんなもの？

トパーズの中で同じ品質で見た場合に最も高額査定が期待できるトパーズは、「皇帝」の名を冠する「インペリアルトパーズ」です。

シトリンの中で高額査定できるものは残念ながらありません。
宝石の中にはアメジストやトルマリンのようにカラット数が大きければ少しお値段が付く石もありますが、シトリンは和名で「黄水晶」というようにその本質が水晶であるために大きい石もさほど珍しくなく、お値段が付くものは無いと考えて差し支えない宝石です。

インペリアルトパーズとは…

トパーズは水酸基（OH）とフッ素（F)が含まれている鉱物ですが、
その含有する水酸基（OH）とフッ素（F)の割合でどちらが優勢かによって、
OHタイプとFタイプに大きく二分されます。

Fタイプ（トパーズ）

Fタイプは一般的に多くの人が想像する様々なトパーズのことで、色味的には無色や黄色、青みがかったようなものが多くあります。厳密に言ってしまえば後述するOHタイプ以外の全てのトパーズがここに分類されます。
代表的なものはブルートパーズ・ホワイトトパーズ・グリーントパーズ・ブラウントパーズなどです。

OHタイプ（トパーズ）

水酸基（OH）の割合が多いOHタイプのトパーズは別名「インペリアルトパーズ」と呼ばれており、色味的にはシェリー色や赤みがかっているものが多いです。
OHタイプのトパーズは光の屈折率がFタイプよりも高いため、Fタイプのトパーズに比べ光の反射が強く、強い輝きを放ちます。
トパーズの中ではFタイプに比べ高額で取引されているトパーズです。