使い古したロレックス

 

いざ売却しようとなったときに、

巻上げても動かない、ガラス（風防）に欠けがある、リューズが取れている、長いことオーバーホールしていないetc…

なにかしら不具合やキズがあるのが普通です

 

そんな時、

【修理してから売った方が良いのか】【そのまま売った方が良いのか】

必ず悩まれると思います

 

そこで今回はロレックスの正規修理価格をもとにどちらがお得なのか解説していきます

 

 

 

 

こんにちは

あらためまして、質屋かんてい局山形南店の長岡です

 

まず初めにロレックスの修理価格を見ていきましょう

 

2022年6月現在

修理項目	金額
オーバーホール	・通常モデル（3針）→約80,000円 ・特殊モデル（クロノグラフなど）→約90,000円
風防交換	約20,000円 +オーバーホール+α
リューズ交換	約10,000円 +オーバーホール+α
ブレス交換	約200,000円 コマ1個追加（ステンレス）→約10,000円
文字盤交換	約50,000円 +オーバーホール+α ※前文字盤返却は別途追加料金 （交換する文字盤金額の40％）
工賃	約3,000~30,000円 （保証期間内、ギャランティカード提示で無料）

 

上の表にまとめたのはステンレスモデルの金額です

それぞれ見ていきましょう

 

【オーバーホール】

まずご注目頂きたいのが基本となるオーバーホール料金。

これだけで非常に高額ですよね他に追加修理が無くてもこのぐらいかかります

数年前まで45,000円ぐらいだったんですけどね・・・

最新モデルであれば10年に一度で良いそうですが、通常は5年に一度出すのが理想です

 

 

【風防・リューズ交換】

部品代だけ見れば1～2万と安く思えますが、基本的にはオーバーホールとセットになる点にご注意

さらに内部パーツの交換が必要になれば+αでかかります

 

 

【ブレス交換】

上記はステンレスのオイスター・ジュビリーブレスの金額です

K18コンビのブレスになればさらに高くなります。無垢なら、、、考えたくないですね（苦笑

交換後、以前付けていたブレスは無料で返却してくれるそうです。

 

 

【文字盤交換】

2021年5月21日にサービス改定

購入後、5年間（保証期間内）は文字盤交換が不可になりました（もともと付いている文字盤と全く同じなら可能だそうです）

 

また、基本的には「同じ型番でカタログに掲載されていたものなら全ての文字盤に交換可能」でしたが、

最近では「同じ型番だとしても人気カラーへの文字盤交換不可」というモデルがほとんどです

 

これは皆さんが察する通り、転売対策ですね

 

また、仮に文字盤を交換した場合、もともと付いていた文字盤を返却してもらうには

交換する文字盤代金の40％を支払う必要があります

 

ただし例外もあり、通常の文字盤からダイヤインデックスの文字盤に変更する場合など

（簡単に言うとアップグレード）する場合は無料で元の文字盤を返却してくれるそうです

 

例）ダイヤ文字盤→通常文字盤・・・ダイヤ文字盤返却に40％かかる

　　通常文字盤→ダイヤ文字盤・・・通常文字盤返却に40％かからない

 

 

【工賃】

工賃は修理を依頼するにあたり、必ずかかる費用です

ブレス交換なら3,000円程度で済みますが、文字盤交換では30,000円近くするなど、

修理箇所・内容によってピンキリです

なお、オーバーホールは工賃込みの価格だそう

 

ちなみに、購入から5年以内（保証期間内）の修理であればギャランティーカード提示で工賃が無料になります

 

 

と、ここまでご覧いただいてお気付きだと思いますが、

実はオーバーホール・修理ってめちゃくちゃ高いんです

 

納期も通常一か月、パーツの取り寄せが必要になると3か月ほどかかるなんてこともざらにあります

 

 

修理してから売るべき？そのまま売るべき？

 

結論から申し上げますと、絶対に現状のまま売るべきです

理由は簡単。修理代金の元がとれないからなんですよね

 

仮に売却するサブマリーナのブレスを20万かけて新品にしたとします

その分、買取価格が20万以上高くなるかというと答えは”No”です

 

時間・お金をかけて修理するよりも、そのまま売却する方が一番得をするということですね

 

質屋かんてい局山形南店では様々な販売ルートを確保しているため、

現状品だとしても高価買取が可能です

 

ご相談・お見積りのみのご依頼も大歓迎ですので、お気軽にご来店下さいませ

 

 

質屋かんてい局山形南店ではどんなお品物でも喜んで鑑定・買取・質預かりさせていただきます