こんにちは、質屋かんてい局山形南店の野田です

 

本日ご紹介する内容は、価格の高騰が続くジャパニーズウイスキーについて

その背景には中国での人気が大きく関わっているようです

 

 

ジャパニーズウイスキーが注目されたきっかけ

日本初のウイスキーは1929年に発売されたサントリーウヰスキーでした

その後2001年に開催された「ベスト・オブ・ザ・ベスト」という

ウイスキー品評会にて、1位に「シングルカスク余市10年」が、

2位に「響21年」が選ばれたのです

これは世界で、日本のウイスキーが一番おいしいと認められた事でもあります

 

この品評会を皮切りに海外のウイスキー品評会で次々と賞を獲得していきました

それは同時にジャパニーズウイスキーを世界に広め認められていくということ

もちろん国内でも人気が少しずつ高まっていきました

 

記憶に残ってる方も多いかと思いますが、

NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」も人気を押し上げた要因のひとつと言えるでしょう

ニッカウヰスキーの創業者をモデルとしたお話でした

輸出国から見る人気の高さ

 

国税庁が発表した2020年の日本産酒類の輸出額は約710億円

2010年以降増加傾向にありますが、中でもウイスキーの増加が大きいようです

2010年に17億だったものが5年後には100億に、さらに2020年には271億まで伸び

約10年で16倍にも増加したのです

 

最大輸出国は中国で2020年の輸出額271億の内、79億を占めています

次いでアメリカは63億

ウイスキー以外の酒類ではアジアや北米への輸出が目立ちますが

フランスをはじめとするEU加盟国にも親しまれているのが特徴です

 

どうして中国はジャパニーズウイスキーを好むのか？

口に合う

↪ジャパニーズウイスキーはスコッチやアメリカン、カナディアンウイスキーに比べ

より口当たりが柔らかく、香りは複雑で味わい深いと言われています

やはり日本人向けに作っているからかアジア圏内に人気なのかもしれません

 

転売

↪ニュースでもたびたび見るように、プレミアが付いているものを

高値で売るのが見受けられます

山崎のヴィンテージウイスキーを一本手に入れることが出来れば、転売して車や家が買えちゃうとか・・・

コロナが流行したことで海外へ旅行に行けなくなったので、国内でお金を使うようになり、

海外のネット通販や、日本に住んでいる友達や親戚を頼り手に入れようとしている人たちも

多いのだとか

お酒に限ったことではなく、昨今ではスニーカーも転売アイテムになっていますね

 

高値はいつまで続くの？

 

各メーカーで、ウイスキーの人気から原酒不足となってます

増産したからといってすぐに飲める訳ではなく、熟成期間が必要です

12年や25年、55年と現在高値で取引されているヴィンテージウイスキーは

長い年月をかけてきたからこその味わいを生み、価値が出ています

ですのでまだしばらくはこの状態が続くとみていいでしょう

 

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捨ててしまう前にちょっと待って

質屋かんてい局ではウイスキー以外でも未開栓のお酒であれば、

よろこんで買取いたします（一部例外有）

 

 

 

 

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