かんてい局須賀川店では、お酒の高価買取をしております。大切なお酒を最大限評価させていただきます。
白州・山崎等のウイスキー売却を検討中の方はお気軽にご相談ください。
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今回は白州蒸留所見学【後編】をお届けいたします。
ウイスキー作りにおいて最も時間がかかるのがこの『熟成』になります。一般的に熟成期間が長くなればなるほど樽の風味が付き個性が出てきます。同時に価格も高額になります。
白州蒸留所操業の1973年の樽。もうすぐ50年!出るか『白州50年』!?
ウイスキーの熟成は樽の種類によって異なります。
①素材の違い
ホワイトオークやミズナラといった樽の材料(木材)によって味わいが変わってきます。
②樽の形・大きさ
熟成する樽の形や大きさやによって味わいが変わってきます。
一般的には大きな樽はゆっくり熟成し、小さな樽はより変化が早いと言われています。
ウイスキーの樽は奥が深く、全ての樽で新品を使う訳ではありません。シェリーやワインを熟成させた樽を使いより変化をつける場合もあります。また、樽の内側を焼き再利用する場合もあります。
アルコールを含んでいるので良く燃えます。実際は表面が少し焦げる程度しか燃えていないようです。
例えば白州12年を作るには数十種類の異なる樽(原酒)を合わせてつくります。そこから加水といって適正なアルコール度数に調整されてボトリングされます。製造時期が異なっていても同じ『白州12年』の味が楽しめるのにはこれら原酒を合わせる神業のブレンダーという職人技があります。
原酒の一部。特にミズナラ原酒はかなり貴重です。
現在国産ウイスキーは世界的にも人気が高く品薄状態になっています。売れるのになぜ生産量を増やさないのか疑問に思う方もいると思いますが、メーカーがあえて生産量を調整しているからです。
正直な話、生産量を増やそうと思えば一時的には増やせる貯蔵量はあると思います。しかし、未来に残す予定の原酒を使い切ってしまえば将来的に枯渇してしまいます。そんな理由から現在国産ウイスキーはプレミアム価格になっています。
一時的な利益を考えていては良いウイスキーは作り継続できないようです。