【2月14日は何の日?】ある人物の忌日です。
♦目次♦
2月14日は何の日?
来たる2月14日はとある有名な人物の忌日です。世界的にはどうかわかりませんが、少なくとも中学生以上の日本人であれば一度は耳にしたことであろう、あのお方が討ち取られた日。
そう……
平将門
平将門は天慶3年2月14日(西暦940年3月25日)に討ち取られました。
今日はそんな平将門について……はい?そんな話は求めていない?
じゃあもう一人のお話をしましょう。祟られてもイヤですし。[1]
目次
聖ウァレンティヌス
世界一般的に、2月14日が忌日である有名な人物と言えば、「バレンタインデー」の基となった聖ウァレンティヌスの事を指します。普通、平将門の話なんてしません。
ウァレンティヌス(ラテン語)、あるいはヴァレンタイン(英語)は3世紀ごろのローマで活動していたキリスト教の聖教者です。当時のローマ帝国といえば、世界史の教科書に載るほどにキリスト教を迫害しておりました。さて、時は269年2月14日、聖ウァレンティヌスは時の皇帝・クラウディウス2世[2]が禁止していた「兵士の結婚」[3]を執り行ったため、ただでさえ目の敵にされていたのもあって処刑されてしまったのです。
そんなわけで、教えと愛を護った聖ウァレンティヌスは処刑されこそしましたが、恋人たちの守護聖人として、またその記念日として現代まで語り継がれているのです。
日本とヨーロッパにおけるバレンタインデーの違い
世界……というより、バレンタインデーの起源と言える欧州、ないし欧米諸国では基本的に家族や友人とお祝いをする日を指します。
日本においては何故か女性が男性にチョコレートを贈る日になっておりますが、欧州(特に西欧)では男女問わず恋人や親しい相手に花やケーキをはじめとした様々な贈り物を贈る日としています。チョコレートも贈らないことはないですが、別にチョコレートしか贈らないなんてことはありませんし、そもそも贈り物は何も特別な日でなくとも通年贈っていたりします。
さて、日本においてバレンタインデーが「チョコレートを贈る日」としてだけ広まった理由のお話ですが……。そもそもバレンタインデーは「殉教したキリスト教の聖職者(ウァレンティヌス)に起因する日」という、日本人にはあまり馴染みのない宗教的な日です。他宗教で多宗教かつ多神教な上に無宗教も大勢いるこの国でキリスト教の教えが世間一般に広まるかというと、まずもって無理です。当時は今ほどインターネットも発達していませんでしたし。
実際、「バレンタインデー」なる文化自体は戦前~戦後に日本を訪れた外国人にもたらされました。が、流行らず。戦後、「バレンタインデー」を商機と見た流通業界や製菓業界が販売促進のために普及しようと試みましたが、やっぱりダメ。そもそもこの国、当時はまだ「亭主関白」ですとか「日本男児のうんたらかんたら」がどうとか、「男児が女子におくいむんするは女々しか」とかなんとか言っていた時代でしたので、逆はまだしも「男女問わず」の部分が流行りません。そう、逆はまだしも。
ということで、とあるお菓子屋が「女性から男性に、愛[4]を込めてチョコレートを贈る日」としてみたところ大成功。あれよあれよと世に広まったんだそうな。ところでこのとあるお菓子屋がいったいどのお菓子屋を指すのかは、例によってイマイチ不明。メリーチョコレートカムパニー(現ロッテグループ)とする説や、神戸モロゾフ製菓(現モロゾフ)とする説、森永製菓がウチが最初だと言っていたり、ソニーはソニーでプラザ(輸入雑貨専門店)がバレンタインデーを作ったなどと言い出す始末。[5]
少なくともイタリア・テルニ市(聖ウァレンティヌスが殉教した地)には神戸が日本のバレンタインデー発祥の地と考えいている様子。[6]
ところで、日本人のサガというかなんというか、贈り物なのに妙な名称[7]がついていたりします。まあ、本来無理して贈る必要はないのですけれども……。
なお、なんでホワイトなのかは全くわかりませんが、バレンタインデーの逆・ホワイトデーなるものを実施しているのは日本くらい[8]です。
本題
さて、ここまでのお話は全て前振りです。ここからが本題。
予てより取り立ててご利用頂いていることへの感謝の印として、ささやかながら贈り物をご用意致しました。
お札チョコレートです[9]。
小さいもの(横幅約5cm)ですけれども。かつて一度も、あるいは取り立ててご利用頂いてはいない方でも大丈夫です。ただし、お買取が成立した方のみとさせて頂いておりますのでご了承ください。
ところでこの場合って何チョコになるのでしょうか。
気になる方は、ぜひ一度ご来店ください(^^)/
利府町近隣の宮城郡・塩釜・多賀城など近くに来られた方も是非!!
のぞいて見てください♪
注釈
[1]^ 平将門は日本三大呪詛師としても有名です。他の2人は学問の神さまとして信仰される菅原道真、保元の乱で後鳥羽上皇に敗れた崇徳天皇。で、この3人のうち特に将門は今でも祟られることがあると畏れられていたり、いなかったりします。都市伝説の域を出ないうわさ話程度ではありますが、「将門塚」を取り壊そうとした工事会社で事故が多発したとか、ゲームに出そうとした会社が将門塚にお参りに行かなかったら怪現象が起こった、など。……このブログは大丈夫でしょうか。
[2]^ ローマ帝国のキリスト教大迫害で「クラウディウス」と聞くと、一部で有名な世界史にも登場する「ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス」が浮かぶかもしれませんが、彼は54年~68年に在位した、初代皇帝の血縁でもある第五代皇帝。対してクラウディウス2世は268~270年に在位した、素性不明の軍人皇帝。赤の他人です。そもそも「クラウディウス」はいろんな皇帝が名乗っているため、何をして”2世”なのかもイマイチ不明。なお、クラウディウス2世のフルネームは「マルクス・アウレリウス・クラウディウス・ゴティクス」。
[3]^ 軍人皇帝=軍人の出で皇帝になったクラウディウス2世の時代は、戦いの真っただ中。兵士の結婚を禁止したのも士気の低下を防ぐためだったとのこと。「愛する人がいる故郷に、なんとしてでも帰る(帰してやる)んだ!」と闘志が燃え上がる兵士ばかりではないのです。それが、死地に赴くのであれば、なおのこと。ところで、なんでこの兵士さんが2月14日に結婚しようとしたのでしょうか?これにはちゃんと理由があるのですが、ローマ帝国の話が始まりますので割愛。ちなみに、この日はローマ帝国でも祝日でした。
[4]^ 「愛」と言っても色々あります。恋愛、親愛、友愛、慈愛。当時の日本の価値観を鑑みると、恋愛と親愛が該当します。
[5]^ 結局のところお店の売上向上目的の策略マーケティング戦略のため。
[6]^ 1992年、テルニ市から神戸市に”愛の像”が送られました。その理由は「神戸が日本のバレンタインデー発祥の地と分かったから」(日本チョコレート・ココア協会)
[7]^ 友チョコ、義理チョコ、本命チョコ、自己チョコ、しゃこ(社交辞令)チョコ、強敵[とも]チョコ、家族チョコ、義務チョコ、コチョコチョ、逆チョコ、推しチョコなどなど。何故か北斗の拳みたいな物が混入しておりますが、これは男性が男友達に贈る際の呼称のようです。他に、逆なんて言葉がありますが、上記の通り本来の「バレンタンデー」的には逆も何もありません。
[8]^ 一部、日本の文化を取り入れたのか、該当する日本企業が進出したことによるのか、はたまたマーケティングとして有用と思ったのか、中国・韓国・台湾といった日本に近い位置にある東アジアの国々でも実施しているようです。また、韓国ではバレンタインデー・ホワイトデーの両日で贈り物をもらえなかった人々が集まって黒いものを口にする「ブラックデー」なるものもあるようですが、こちらは非公式の記念日なんだとか。
[9]^ 中身はミルクチョコレート。袋が千円でも、チョコは一万円でした。
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