こんにちは(❁´◡`❁)

 

緑の『質』の看板

かんてい局

利府店です

 

はじめに

元々は貴金属価格と一緒に掲載しておりましたが、

個別に分けることになりました。(●’◡’●)

 

豆知識コーナー

第一弾は「品位とは何か？」についてです！

【目次】

1. 「品位」の意味
2. 「Karat（カラット）」について
3. 余談
4. 最後に

 

 

１．「品位」の意味

貴金属の「品位」は「純度」のことを指しています。

金も銀もプラチナも、基本的には何かしらの金属が混ざった合金（※）であることが多いのですが、

その際に、金やプラチナといったメインとなる金属がどのくらい含まれているのかを表すものが「品位」となります。

三桁の数字で表記されてる場合は、1000分率の「‰（パーミル）」

金に限り、24分率で表す「Karat（カラット）」を使うこともあります。

 

1000分率を24分率に直す際は、

例）Au750　→　24（1000‰）×0.75（750‰）＝18

といった計算になります。18金は金の割合75％の合金、ということですね。(●’◡’●)

 

※合金にする主な理由は、

1. 純度が高いと加工しにくいため
2. 金具部分などの強度を上げるため
3. 色を変えるため

などが挙げられます。純金や純プラチナは柔らかいため、加工が難しい・強度に難があるといった弱点があるのです。

合金にする際使用される金属は、主に銅・銀・パラジウム（・ニッケル）など。これらの含有量によって色も変わってくるのですが、詳しいお話はまたの機会に。( ◡_◡)

 

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２．Karat（カラット）について

日本においては、ジュエリーをカラット表記する際、

「K18」といったように、数字の前にKを置く必要があります。

これはJIS（日本産業規格）で定められているためなので、逆を言えば

「18K」などの「あとK」と呼ばれる物は海外で作られたものと言えます。

 

 

ただ、この「あとK」、ちょっとクセモノでして……

純度が表記よりも低かったり、（18K表記だが実際はK14相当など）

そもそもメッキ製であったり……（；´д｀）

実際、刻印に対する信用も「あとK」は低く、日本において先にKを置くのも「あとK」との差別化を図るためだったりします。

例）ダンヒル・ライターのK18表記

 

もちろん、全部が全部そうであるという訳ではないのですが、個人的にはブランド表記のないものほどこの傾向にある気がします。個人的には。

 

なお、上でもそれとなく強調されていますが、日本製ジュエリーはJIS規格の関係で「あとK」を使えませんが、ジュエリー以外であればその限りではないようです。

例）セイコークレドールの18KT表記

 

ところで、カラットと聞いて何か他に思い浮かべませんでしたか？

 

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３．余談

金の純度は「Karat（カラット）」で表記する……のは上記の通りですが、

宝石でも　「Carat（カラット）」という単位を耳にしたことがあるのではないでしょうか。むしろ、カラット＝宝石の重さの方が一般的かもしれませんね。Kはケーとしか言わないですし。

 

大雑把に分けると、

　英　語　の「Karat」＝金の純度

フランス語の「Carat」＝宝石の重さ（1ct＝0.2g）

と、なります。

語源はどちらも古代ギリシャ語の「κερατιον（英語：keration、イナゴマメ）」で、変遷としては

語源「κερατιον」→（省略）→フランス語「Carat」→英語「Karat」

と、来ているとか。重さのカラットの方が古いようですね。

 

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４．最後に

以上が豆知識その１となります。拙い文章にここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

ヾ(￣▽￣) Bye~Bye~

 

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