こんにちは！質屋かんてい局名取店です。

本日は質預かりについてのご紹介なのですが・・・

実は、止まった時計や壊れている時計でもお金を借りることができるってご存知ですか？

いわゆる【ジャンク時計】と呼ばれる状態のものでも条件が揃えば数万円のご融資に繋がることも！！

『質に預けられるものなんて持ってないよ…』という方も多いのですが、このブログを見て『じゃあ、あの時計を査定に持って行ってみようかな！』と思ってもらえたら嬉しいです。

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

ジャンク時計とは

【ジャンク】という言葉を聞くと『壊れた物』や『使えない物』というイメージで、使えない物＝ゴミと認識している方も少なくないと思います。

まさにそのイメージ通り【ジャンク時計】とは壊れてしまって使えなくなってしまった時計のことを指します。

ここで確認して頂きたい事は【壊れていなくても時計が止まっている物】もジャンク時計として査定するということです。

例えばクォーツ時計（電池式）で良くあるのですが、バッテリー切れで止まっている時計も『動作が確認出来ないため』壊れていなかったとしても「ジャンク時計」に当てはまってしまう場合もあります！

もし、ブランドの時計で高く買取して欲しい場合は、電池交換されてから持ってきて頂くだけでも査定金額が変わってきますので参考にしてみて下さいね。

 

ジャンク扱いになる時計

 

 

・動いていない（故障や電池切れ）
・ベルトやガラスが壊れている
・無くなってるパーツがある
・汚れがひどい
・年季が入った物

上記のような状態の時計がジャンク扱いになります。

こういった時計の場合、通常であればお買取りでも何本かまとめて数百円といった少額になる事が多いです…

しかし、このあとご説明するようにジャンク状態でもまとまった金額が付くものもありますよ！

 

ちなみに、よくあるトラブルとしてソーラー時計の充電切れがあります。

ソーラー時計は引き出しなど暗い場所に仕舞っておくと、充電残量が無くなり動かなくなってしまうんです…

なので査定にお持ち頂く前に「故障で動かないのか」「充電切れで動かないのか」の確認をしてみて下さい。

確認方法は簡単！

文字盤に光があたるようにして明るいところ（太陽光がおすすめ）に数時間から数日置いておくだけ。

これで動けば、ジャンク時計では無くなり買取金額がアップする可能性があがりますよ！！

動くのが確認できてもご来店時に動いていないと意味がないので…時計が動いてる状態で持って来て下さいね。

※光にあてている時間が短かったり、弱い光だとまたすぐに止まってしまう事があるのでご注意ください

 

ご融資可能なジャンク時計

では、さっそく皆さんが気になる『どんな時計なら壊れていても質預かりしてくれるの？』というところをご説明していきます！

もちろん、例外もありますので参考程度にご覧ください。

 

①ハイブランド腕時計

例えば、ロレックスやオメガなどの超有名ブランド腕時計はそもそもの中古販売金額が高額になるため、ジャンク状態とはいえ修理代を差し引いてもプラスになるものが多いです。

よっぽどの状態（車で踏みつけたレベル）などでない限り、修理費おおよそ数万円～十数万円程度でまた使えるようになります。

例えば、通常の融資査定金額が30万円だったとして修理代として15万円差し引かれたとします。そうすると15万円の融資が受けられることになりますね！！

有名なブランド時計だった場合には、壊れて動かない状態の腕時計でも10万円単位でお金が借りられる可能性があることを、ぜひ、知っておいていただければと思います！

 

②機械式腕時計

ブランド力があまり高くない腕時計の場合、実は腕時計の駆動方式によっても金額の付きやすさが変わってきます！

・金額が付きづらい駆動方式・・・クオーツ（電池）、ソーラーなど

・金額が付きやすい駆動方式・・・手巻き、自動巻きなど

造るコストも低くて、新品購入時にもお手頃価格になりやすいものは壊れていなくても中古査定金額が低くなりやすいです。

逆に、機械式の腕時計は先ほどもチラッとお話に出たように【修理してまた動かすことができる】という利点もあって新品購入時の価格もお高めですが、壊れていても数千円にはなる可能性が高いです。

 

③貴金属製 腕時計

世界の名だたる有名ブランド…ロレックスやブルガリなどはもちろんのこと、日本が誇るセイコーやシチズンも金やプラチナなどの貴金属を使った腕時計を多数販売してきています。

そういった貴金属を使用した腕時計は、中の基盤や機械部分＋ガラスの重さを差し引いて【貴金属の価値】としてお値段をお出しすることができます。

動いていれば腕時計としての価値が＋αされる場合が多いですが、壊れていても貴金属相場から最低限の金額は付きます。

特に金で作られている場合には、18金や24金が使用されていることが多いので金相場が高い今ならたった1ｇで5,000円以上のご融資ができます。

お持ちの腕時計によっては数万円～数十万円単位のお金を借りることができるかもしれません。

※K18GP、K18GFなどのように金種の後ろにアルファベットが書いてあるものはメッキの可能性が高く、貴金属製ではありませんのでご注意ください。

※18KTや24KTは海外表記の金種になるため金製品である可能性が高いです。

 

 

残念ですが上記に当てはまる部分がない腕時計は、そもそも査定金額が最低ご融資金額の1,000円に満たない場合が多く、質預かりの対象外になってしまうこともあります。

やはり、壊れているものよりはまだまだ使えるものの方が質預かりにも買取にも金額面では向いているといえますね。

また、今回お伝えしたのはあくまでも腕時計についてです。

壁掛け時計や置時計などには当てはまらない部分もありますので予めご了承ください。

 

ジャンク腕時計の融資例

※査定金額は状態や状況、時期によって異なります。予めご了承ください。

 

タグホイヤー プロフェッショナル3000 934.206 クオーツ

※駆動品（パーツ取れ・サビあり）

ご融資金額例：5,000円前後

 

 

ブライトリング A17035 コルト オーシャン 自動巻き

※駆動品（ベルトなし）

ご融資金額例：2万円前後

 

 

ブルガリ アルミニウム AL38TA 自動巻き

※駆動品（外装に摩耗あり・ローター異音あり）

ご融資金額例：25,000円前後

 

 

オメガ スピードマスター 3513.53 自動巻き

※駆動品（リューズ、クロノグラフ機能不良）

ご融資金額例：80,000円前後

 

 

ロレックス エアキング 5500 自動巻き

※駆動品（外装全パーツ劣化、内部不具合あり）

ご融資金額例：80,000円前後

 

※査定金額は状態や状況、時期によって異なります。予めご了承ください。

最後に

いかがでしたか？

今回は、ジャンク状態の腕時計でも質預かりが出来る場合があるということをご紹介させて頂きました。

もちろん、壊れているから使わないし売ってしまいたいというのであればお買取りの査定もさせて頂きますし、思ったより金額が良かったから質に預けてみようかなというのも大歓迎！

ボロボロだからと遠慮せず、お気軽にご相談ください！

 

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