こんにちは！質屋かんてい局名取店です！

 

さて、本日は当店でも多くの方にご利用いただいている【質預かり】について、いつもとはちょっと違った目線でお話してみようと思います。

 

ここ数年でニュースで取り上げられることが多くなった、サイバー攻撃やシステム障害などのネット関連の問題。

ネット技術の発達と共にネット犯罪も巧妙化してきています。

 

もしも自分の預けているお金が被害にあってしまったら…。考えるだけで恐ろしいですよね。

そんなもしもの時に備えて『現物資産』を持って置くこと、そしてその現物資産でお金を借りることが出来る『質預かり』のことをお話していきます。

 

 

ネット社会の落とし穴！？増えるサイバーテロやシステム障害

 

IT技術が進化した現代社会では、システムと社会が密接に繋がっています。

 

このような密接性が高く依存とも言えてしまうような関係において、システム障害等のトラブルが生じた場合、事業の存続に大きなリスクが伴う可能性があります。

ここ数年で証券会社や銀行といった金融業界では、株取引システム、ATMなどインフラシステムの障害が数多く発生しているのも事実です。

 

例えば、過去には2018年にりそな銀行で個人・企業が利用する銀行の送金システムに障害が発生しました。

正午から2時間程度、インターネットバンキングやATM、店頭窓口など、全てのシステムで他の銀行口座に振り込めない状態になってしまったのです。

 

ここ最近では、2023年の10月に銀行業界でつくる全国銀行資金決済ネットワーク（全銀ネット）の全国銀行データ通信システム（全銀システム）で障害が発生しました。

三菱UFJ銀行など11行で、午前8時半ごろから他行宛ての振り込み取引ができない状況に陥りました。

 

全銀ネットによると、約140万件の取引に影響が及んだそう。銀行利用者に影響が出る障害は昭和48年の稼働以来初めてだったんだとか。

児童手当の振り込みなど、結果として255万件の送金が滞りました。

障害は10月12日に復旧しましたが、この期間中にお金のやり取りを予定していた人たちにとっては大打撃ですよね。

 

このようなシステム障害が発生する主な原因は、操作・設定ミスやプログラム上のバグ、機器の故障などによる偶発的な要因がほとんどだと言います。

金融機関のサービスはITシステムに大きく依存していることから、預金や為替といった金融業務の根幹を支えるシステムに障害が起きると、預金が引き出せないといった問題だけではなく、社会にも大きな影響を与える恐れがあります。

 

システム障害と合わせて、サイバーテロも近年大きな問題となっています。

以前には大手ゲーム会社のカプコンが第三者からのサイバー攻撃による不正アクセスで複数の個人情報が流失した可能性があることを公表しました。

また、大手企業ではなく民間の医療機関がサイバー攻撃の標的になるケースも。

攻撃のターゲットとなりやすい理由のひとつに、より収益性の高い多くの個人情報を病院が保有していることがあげられます。

 

金融機関が直接狙われなくとも、多くの個人情報を抱えている場所をハッキングし、その情報から紐づけて個人のお金や資産を狙われる可能性もあるということですね。

 

キャッシュレス化のメリット・デメリット

 

最近では現金をあまり持ち歩かないという人が増えていますよね。

クレジットカードやQR決済等を連携しておけば、スマホなどで大概の支払いは完結できるようになったことが大きいと思います。

それに伴い、これまで長財布を使っていたけどコンパクトな財布に切り替えたり、財布自体を持たなくなったという人もいるくらいです。

 

そうなると、先ほどお話したような金融システムの大規模な障害が発生すると大きな影響を受ける可能性が高くなります。

メリットがある一方、デメリットもしっかり理解しておく必要があるでしょう。

 

メリット

・現金を持ち歩かなくてよい

・衛生面でリスク回避ができる

・決済がスムーズ

・ポイントが獲得できる

 

まずはお財布を持ち歩く必要が無くなるので、身軽な状態で外出することができます。

出先で手持ちの金額を気にすることもありません。

また、レジで支払いにかかる時間も大幅に削減できることから、作業効率があがったとの声もあるんだそうですよ。

 

デメリット

・キャッシュレス決済に対応していない店舗もある

・不正利用されるリスクがある

・端末の故障・災害時には利用できない可能性がある

・お金を払っている感覚がない

 

海外とは違い、日本国内ではキャッシュレス化に対応していない店舗も少なくありません。

そして前述にもあるように、災害やシステム障害などが起こった場合には決済ができなくなってしまう可能性が高いです。

また、キャッシュレスだと現金よりもお金を使っている実感が無くなるからか使い過ぎてしまうというパターンもあるようですね。

 

日本でも起こりうる可能性が…？預金封鎖とは

『預金封鎖』と聞いてもいまいちピンと来ない方も多いと思いますが、預金封鎖とは銀行預金などの金融資産の引き出しを制限することをいいます。

 

国が国民の預貯金を一時的に凍結し、自由にお金を引き出せなくなってしまうんですね。

突然金融機関の口座がロックされて、自分の預金が一切使えなくなってしまう危険があります。

 

そんなこと、実際に日本で起こるの？と思われる方も多いでしょう。

実は日本でも過去に預金封鎖を実施しているんです。

それは1946年。戦後間もない頃に日本は預金封鎖を行い、膨大な借金の返済に利用しました。

突然の自分の預金が無くなったことから、食料を手に入れることも難しくなった人も急増したそう。

 

世界で頻繁に行っている訳ではありませんが、近年では2013年にキプロスが預金封鎖を実施しています。

現在の日本で万が一預金封鎖が行われた場合、最低限度の生活費を除いて、今まで銀行に貯めてきたお金はほぼ出金することができなくなる可能性が高いそうです。

 

頑張って貯めてきたお金が一瞬で水の泡に…！？なんて考えたくないですよね。

だからこそ、今は預金だけではなく『実物資産への投資』を検討する人が増えているそうなんです。

 

いざという時の『現物資産』質預かりのススメ

先述でお話した通り、もしも突然自分の預金が引き出せなくなってしまったら…。

サイバー攻撃などのネット被害で口座から不正にお金を引き出されてしまったら…。

そんな時にどうやってお金を用立てすればいいのか。

『現物資産』があれば、当店のような質屋にそのお品物を預けてお金を借りることができます。

 

最近ですと、金相場の値上がりが続いていることも話題を呼んでいます。

お金を『金の実物』という資産に変えて、いざという時にすぐ換金できるように備える。

金融資産だけではなく、現物資産と分散させて保有する人が増えてきているらしいです。

 

現に当店でも、金製品は質預かりでよくお持ちいただくお品物のひとつです。

相場が安定していれば換金性も高いですし、今後さらに相場が上がればその価値も上がります。

いざという時にまとまったお金を用意できるアイテムとして重宝するのだと思います。

 

じゃあ金製品を持ったほうがいいのかな？資産になるものじゃないとお金を借りられないのかな？と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

資産というと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、自分の手元にあるものでも大丈夫です。

 

当店では様々なお品物を質預かりしています。

先ほどお話した金製品をはじめとする貴金属はもちろん、ブランドバッグや時計、中には小型家電をお持ちいただく事も！

 

質というシステムは実は江戸時代から続く歴史のある文化です。

お金に困った時、預けるものさえあれば誰でも利用できる質は人々の生活と密接していたんですね。

 

当店では20歳以上であれば誰でも質預かりをご利用いただけます。

消費者金融のように大きな額ではなく、1,000円からお金をご融資できますので、お持ちいただいたお品物に1,000円以上の価値があればすぐにお金を借りることができます。

 

お持ちいただいたお品物に見合った価値の分だけお金を借りることができるので、ある程度まとまった金額が欲しい方だと金製品やロレックスなどを預ける人もいらっしゃいますが、普段使っているジュエリーやバッグなど身近なものを質に預けていただく方もとても多いんです。

 

急なお金のピンチにもすぐにお応えできる質預かり。ぜひお気軽にご利用ください。

 

《関連リンク》

【質預かり】審査なし！身近なものでもお金を借りることができる質預かりをご利用ください！

【質預かり】引越し・新生活・お祝いシーズン！お金が足りない時は、無くても生活に困らないアイテムで質預かり！

【貴金属の質預かり】相場高騰で貴金属を預けるチャンス！より高額になるのはどんなアイテム？

 

最後に

いかがでしたか？

本日は質預かりについて普段とは違った目線でお話してみました。

 

今回お話したようなことは予測できるものでもない分、いつ起こってもおかしくありません。

もしもの時に備えて、知識を増やして準備をしておくのもいいかもしれませんね。

そして、万が一お金に困った時には質預かりをお気軽にご利用いただければと思います。

 

ご相談だけでも大歓迎です。皆様のご来店を心よりお待ちしております！