【質預かり】使わない間は一時的に預けて現金化!楽器の質預かりのススメ!
皆様こんにちは!質屋かんてい局名取店です!
さて、本日は【楽器の質預かり】についてお話してみたいと思います。
当店でも多くのお客様にご利用いただいている質預かりですが、楽器を預けていただく方もいらっしゃるんです。
楽器を預ける時のポイントや注意点、実際に預かった一例などもお話していきます。ぜひ最後までご覧ください。
目次
楽器、預けてみませんか?
当店でも多くのお客様にご利用いただいている質預かり。
その中でも【楽器を質に預けていただくお客様】も実は多くいらっしゃるんです。
預けていただくきっかけとしては、コロナウイルスの影響で毎年開催されていた演奏会や音楽フェスが中止になってしまったという方がとても多かったです。
そうなると楽器を使う機会もほとんど無くなってしまいます。大人数で演奏することも密となってしまう為、練習をすることすらままならない…といった状況もあったそうです。
現在は再開しているイベントもありますが、楽器を吹かない時間が長くなったからかそういったものに参加すること自体が無くなってしまったと言う声も多く聞きました。
もうひとつ、お客様からよく聞いたのが「このコロナ禍でお家時間が増えたからこそ、楽器に挑戦しようと思って買ってみた」という言葉。逆に新しい趣味にしよう!と思い立った方もいるんですね!
しかし楽器を買ったはいいものの、徐々に仕事も生活も通常通りになり…楽器に触れる機会が減ってしまった…なんて方が意外にも多いようです。
でもまたいつか楽器を吹きたい!もっと時間に余裕が出来ればレッスンなどもやってみたい!だから今手離してしまうのはちょっと惜しい…なんて声もちらほら。
そんな様々な理由で使いたくても使えない、今はちょっと使う機会がない楽器をそのままにしておくのも勿体ない。そんな時に質は便利なんです。
ちょっとお金がない時に一時的に現金化できるアイテムとして楽器を使うも良し、お金に困っている訳じゃないけどお家に楽器を置いたままにするのも大変だから倉庫代わりに預けてしまうのも良し。
また使う時が来たら取り戻すことができるというのも質ならではのメリットです。大切に使ってきた楽器を手離さずに、いざという時に助けになるアイテムとして質に預けてみませんか?
当店では女性ひとりでも持ち運べる大きさの楽器で、尚且つ中古市場で1,000円以上の価値がつけば質でお預かりすることが出来ます。
当店の質庫に入らない、持ち運びが出来ないほどに大きな楽器はお預かりできない場合もございますのでご了承ください。
大きいサイズの楽器を質に預けたい時には、お手数ですが事前にお電話でお問合せいただけますと助かります。
そもそも「楽器」の定義とは?
楽器とは「音楽演奏のために使用される器具」「 音楽表現のために用いられる音を発する道具の総称」とされています。
意外にも大きなくくりと言いますか、定義が曖昧な表現なんですよね。ですが音を発するものなら何でも楽器と呼べるのか!と言われればそういう訳でもありません。
それだけ楽器というものは多種多様であるということですね。楽器と言われてよく思い浮かぶものとすれば、吹奏楽でも使用されるフルートやトランペット、ミュージシャンが使っているギターやベースをイメージする方が多いのではないでしょうか?
楽器は主に打楽器・管楽器・弦楽器・鍵盤(けんばん)楽器などがあります。
日本の伝統音楽では、邦楽器全般を鳴物(なりもの)と称し、太鼓などの打楽器を打物(うちもの)・筝・琵琶などの弦楽器を弾物(ひきもの)・尺八や篠笛などの管楽器を吹物(ふきもの)と呼んでいます。
少しでも査定額を上げるためには?
では、これから査定をする際にポイントとなるところを楽器別にお話していきたいと思います。
管楽器の場合
これは全ての楽器に言えることですが、まずは壊れているところが無いかチェックしてみましょう。
管楽器の場合には
・キイやピストンの故障や不具合、タンポが劣化していないか
・ベルや管に歪みなどの破損はないか
・汚れの付着、カビなどが生えていないか
他にも楽器の種類によってチェックするポイントは多岐に渡りますが、査定に持っていく前に自分でもチェックできる項目はこんな感じではないかと思います。
管楽器は気付かない間にキイやタンポが劣化していることも多いです。
管楽器はキイやピストンを押したり押さえたりして音を出すことが基本なので、この音を出せるかどうか、「演奏に問題があるような故障があるかどうか」というのは重要なポイントなんです。
弦楽器の場合
弦楽器の場合には
・弦やペグに錆や劣化がないか
・ネックやブリッジなど木材接着部分に反り、浮きはないか
・ボディなど全体に目立つキズや汚れはないか
などをチェッしていただけるといいと思います。
ギターなどの管楽器でいうとネックやブリッジ、ペグ部分がそうですね。弦を張るところがどこか壊れてしまっていたら演奏することも難しくなってしまいます。
この弦を張っている茶色のぽこっとした部分が「ブリッジ」と呼ばれる箇所です。
長くギターを使っていると、このブリッジとギター本体の接着部分(赤矢印のここの部分)に隙間ができることがあります。
よくアコギに見られるそうです。これを「浮き」と言い、音に異音が混ざる原因にもなってしまうんだとか。
ペグはネジのような形をしているパーツを指します。
ここはギターの弦を張る上でとても重要な部分。ここが壊れているとチューニングも合わせづらくなってしまいます。
あとはこのようにボディにキズがあったりすると、多少なりとも融資金額に影響が出てきます。
その他楽器の場合
管楽器、弦楽器以外の楽器だと打楽器や鍵盤楽器などがあります。
打楽器はひとりで持ち運ぶのが困難なサイズのものも多いので、スネアやシンバルなど小さいものをお持ちいただくことが多いです。
ドラムセット一式ではお預かりできなくなってしまうのでご注意ください。
打楽器の場合には
・ひび割れや裂けなどの破損はないか
・接合部分に隙間がないか
・素材にカビなどの取り除くことが難しい汚れがあるか
上記が主なチェックポイントになってくるかと思います。
どんな楽器でも「楽器が演奏できる状態かどうか」は査定の上でもまず確認するポイントです。
もししばらく使っていない楽器をお持ちいただく際には一度状態をチェックしてみてください。
楽器の状態以外に注意すること
ここまで楽器ごとの査定ポイントをお話ししてきましたが、ここからは楽器の状態以外に注意してほしいポイントをお話ししていきたいと思います。
①付属品はなるべく揃えて持って来る
楽器を購入した時に一緒に付いてきたものは出来るだけお持ちいただくのがオススメです。
ストラップや純正ケース、クリーニングに使用する道具などが付属しているものもあったりします。ぜひ一緒にお持ちください。
特にケースはメーカーや楽器の種類によっては有るか無いかで査定額も変わることが多いです。
ハードケースやソフトケースなど、ケースにも違いがありますが「純正のものかどうか」と言うのがケースにおいては大きな分かれ目になると思います。
メーカーによってはそのブランドロゴが入っていたりするので、ケースだけ見てもカッコイイものも多いですよね。
さらに、もし購入時に保証書や販売証明書なども付属していれば、それもお持ちいただければと思います。
販売証明書にはモデル名や型番だけでは無く、どんな素材を使用しているか記載されている場合もあります。その楽器の情報を知るには良いアイテムなんですよ。
管楽器の場合はマウスピースは別売りとなっていることが多いですが、楽器と一緒にお持ちいただければ多少プラスの査定になることもあります。
「これは必要ないかな…?」と思わずに、まずは楽器と一緒に色々お持ちいただくといいかもしれません。
②汚れはできるだけ取り除く
これも楽器だけでは無く、時計やバッグにも共通して言えることです。
どんなお品物でも、汚れが多いものよりも少ないもののほうが査定額も上がりやすいです。見た目って実は大事なんですね。
特に楽器は外側よりも内側(楽器の内部)に汚れが付着しているケースも多いです。
あまりにも内側の汚れや劣化がひどいと、演奏にも支障が出ますしもし店頭に出すとしても修理をしないといけないかもしれません。
そうなると、その修理代を差し引いて査定額を出すことになります。それで金額が下がってしまうのはちょっと勿体ないですよね。
弦楽器に関しては弦の間や細かなパーツとパーツの間に汚れがたまりやすいです。
全てを取り除くのは難しいですが、ボディの色によっては思ったよりも汚れが目立ってしまうこともありますよね。
お手間かもしれませんが、汚れやほこりを取り除くだけでも見た目は変わります。長い間使っていなかった楽器は、ぜひ一度クリーニングしてみてください。
③オーバーホール・修理をしてから持って来る
なかなかここまでするのは難しいかもしれませんが、楽器を「買った当時に近い状態」にするにはこれがいちばんです。
状態が良いものはどんな楽器でも値段が付きやすくなることが多いです。
ただ、楽器の種類や需要によっては修理費用が融資金額を上回らなかった…なんて可能性もゼロではないと思います。
修理に出す前に、一度見積りを取ってもらったりおおよそかかる金額を把握しておくのがオススメです。
楽器のオーバーホールを含めた修理は、楽器の種類を問わず料金が高いです。
管楽器のタンポを全て交換しようと思うと、数万円かかることがほとんどです。
そこにキイの調整や内部の洗浄などがプラスされたら…。十数万になることもあると思います。
ギターなどの弦楽器は一部のパーツ交換だったら数千円ほどですが、全体の調整やネックの矯正などの修理になると数万になることも。
キズや汚れをキレイにしようと思ってボディの塗装をしようとなると、一旦パーツを外してまた塗装をしてからパーツを組み直すと言う作業になるのでなかなかの修理費用になってしまうようです。
もし修理されてからお持ちいただく際には、どんな修理をしたのかが記載されているレシートや明細書があれば一緒にお持ちいただけると嬉しいです!
そうすれば査定の際にもどこを確認すればいいのか、どこを評価すればいいのかがよりはっきりしますし、しっかりと融資金額を出せることにも繋がります。
少しでも融資金額が高くなるなら…と修理をしてから持って行くか、それとも今現在の状態で付いた金額で納得するか…。
今後も使う予定がある方なら、定期的なメンテナンスが必要になると思うのでそのタイミングで質に預けるのも良いかもしれません。
逆にしばらく使っていないし、今後も使う予定は無い楽器を質に預ける時にはメンテナンス費用がかさむのも勿体ない気もするのでそのままの状態で持って来るのがいいかもしれませんね。
よく預けていただく楽器
今まで質預かりにお持ちいただいた中で、よく見かけた楽器はどんなものなのか。
ざっくりした分け方ではありますがご紹介していきたいと思います!
①ギター
いちばん持ち込みやご相談が多い楽器はギター。
自身で購入したものをお持ちいただくこともあれば、家族の方から譲り受けたものをお持ちいただくことも。
やはりギターは世代を問わず人気の楽器のひとつなんだと実感しますね。
昔バンド活動をしていて…など、趣味として買った人も多いと思います。
ギターは大きく分けて3つの種類に分かれています。
・エレキギター
・アコースティックギター
・ベースギター
その価格帯も幅広く、中には貴重な素材を使用したものや高価なものも多く存在しています。
品質やメーカー、人気などによって価格が変わってきますが、やはり人気があるのは海外製のギター(ギブソンやフェンダー等)あたりではないでしょうか。国内メーカーではYAMAHAがいちばん人気が高いです。
メーカー問わず、本数限定で販売されたものなどは中古でも価値が高くなっている場合もあります。ものによっては、高額融資の可能性もあるかもしれませんよ。
②フルート・サックス等の木管楽器
ギターの次にお持ちいただくことが多いのが木管楽器。
管楽器の中でもコンパクトなサイズのものも多い分、お店に持って行くのもそこまで大変ではないところもよくお持ちいただく理由かもしれません。
楽器の種類や素材によって融資金額も様々です。
例えば、フルートの素材は白銅、銀、金などが使用されています。中には木製のフルートもあったりするんですよ。
あまり多く見かけることはありませんが、金やプラチナを使用したフルートの場合は、楽器としての価値はもちろんですが素材そのものに価値があるので高額融資も期待できるかもしれません。
管楽器の場合には、まず自分でどんな素材を使用しているのかチェックしてみるのもオススメです。
メーカーに関しては、海外よりも日本のメーカーが人気な木管楽器も。
フルートに関して言えば、
・YAMAHA(ヤマハ)【日本】
・MURAMATSU(ムラマツ)【日本】
はどちらも日本のメーカーですが、世界でも高い評価を受けています。
クラリネットはYAMAHAの他にもクランポン【フランス】も有名ですよね。
また、当店ではサックスを質預かりにお持ちいただくことも多かったです。
仙台市は「仙台ストリートジャズフェスティバル」を開催しているので、きっとジャズに使用する楽器を持っている人が多いんだと勝手に解釈しています!
サックスはオーケストラの編成にはいませんが、吹奏楽やジャズバンドには欠かせない楽器。見た目のかっこよさから、趣味で始めてみたいと思う人も多いようですね。
管楽器の中では決して小さいとは言えませんが、ソプラノ~テナーサックスまでなら女性でもひとりで持ち運べるくらいの重さかと思います。
ちなみにサックスは3大メーカーがあり、
・YAMAHA(ヤマハ)【日本】
・YANAGISAWA(ヤナギサワ)【日本】
・H.selmer(セルマー)【フランス】
上記のメーカーが有名です。
ちなみに中の人スタッフはセルマーをいちばん長く愛用していました。
有名なメーカーは中古でも需要も高いことが多いです。
数万単位のまとまった金額がすぐに必要!となった時にはいいかもしれませんね。
③トランペット・ホルン等の金管楽器
木管楽器よりはお持ちいただく機会が少なくはなりますが、金管楽器を預ける方ももちろんいらっしゃいます。
トランペットやトロンボーンをお持ちいただくお客様とは、サックスと同様にジャズフェスのお話をさせていただくこともありました。
ご自宅でも置き場所に困らないくらいの小型~中型の楽器をお持ちいただくことが多いですね。
金管楽器の主な管体素材はブラス(真ちゅう)です。
真ちゅうとは銅と亜鉛の合金を指します。加工がしやすくて錆びにくく、見た目にも美しいことから古くから金管楽器の材料に使われてきました。
銅と亜鉛を混ぜる比率によってイエローブラスとゴールドブラスに分かれ、それぞれ特徴があります。
イエローブラスは明るくて張りのある音色、ゴールドブラスはイエローブラスより銅成分を多く含み、豊かで幅のある音色になるんだそうですよ。
素材に大きな違いが無い分、どのブランドの金管楽器なのかで中古市場でも価格が変わっていくことが多いです。
みんなが探している「需要の高い楽器・ブランド(メーカー)」は値段が高くなりやすい傾向にあると思います。
人気のメーカーを挙げるなら、
・YAMAHA(ヤマハ)【日本】
・Bach(バック)【アメリカ】
上記のメーカーはよく知られているのではないでしょうか?
木管楽器と同様に、金管楽器でもヤマハはお持ちいただくことが多いですね。
金管楽器も海外、国内共に数多くのメーカーがあるので、メジャーなメーカーを除くとトランペットはここ!トロンボーンはここ!と細かく分かれている印象です。
楽器にある程度詳しい人からすればよく聞くメーカーでも、詳しくない人にとってはそうではないこともあります。
一部の楽器だけではなく、そのメーカーの名前がブランドの名前のように知られていたほうが中古市場でも値段がつきやすいかもしれませんね。
楽器の例と預かり金額の目安
過去に質預かりした楽器なども例にして、預かり金額の目安をご紹介したいと思います。
※預かり金額はあくまで目安です。メーカーやものの状態によって金額は変わりますのでご了承ください。※
◆ヤマハ フルート 311Ⅱ(ケース付き)
預かり金額・・・3,000円前後
◆ヤマハ トロンボーン YSL-895EN(純正ケース付き)
預かり金額・・・15,000円前後
◆ヤマハ アルトサックス YAS-82Z カスタムZ(純正ケース付き)
預かり金額・・・80,000円前後
◆ヤマハ ホルン YHR-868GD(純正ケース付き)
預かり金額・・・100,000円前後
◆フェンダー アコースティックギター 型番不明
預かり金額・・・5,000円前後
◆ギブソン エレキギター ES335 Dot P-90(ハードケース付き)
預かり金額・・・50,000円前後
◆マーチン アコースティックギター D-1シリーズ(純正ハードケース付き)
預かり金額・・・15,000円前後
◆テイラー アコースティックギター 210ce(純正ケース付き)
預かり金額・・・30,000円前後
管楽器は国内でもトップシェアを誇るヤマハをお持ちいただくことが多いです。
様々な楽器を製造していますし、どの楽器屋さんにも大体は置いてあるメーカーだということも大きと思います。
管楽器は種類によって人気のメーカーや有名なメーカーにかなり違いがあります。
国内メーカーよりも海外メーカーのもののほうが人気が高いことも。
その楽器の種類によって、どのメーカーが中古市場でも需要が高いのかが預かり金額にも影響してくるかもしれません。
弦楽器ではフェンダーやギブソンをお持ちいただくことが多いです。
弦楽器と言えば皆さん思い浮かぶメーカーだと思いますし、ミュージシャンの方の使用率も高いです。
ただ、弦楽器もモデルや使用している素材によって金額が大きく変わります。
新品で人気のものが中古市場でも人気だとは限らないので、そこは難しいところかもしれません。
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最後に
いかがでしたか?本日は楽器の質預かりについてお話してみました。
もしお家にしばらく使っていない楽器をお持ちの方がいましたらぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
査定は無料です。皆様のご来店をお待ちしております!
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まだまだEV車をお使いの方は少ないかもしれませんが、対応車種をお使いの方はぜひ利用してみてくださいね。
※当店の営業時間外(営業時間:10:00~18:00 定休日:火曜・水曜日)でも利用可能です。
店舗情報
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4号線名取市役所
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営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜・水曜日
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