天保小判 柏七 K14 11.2g

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店舗名 南高江店
商品名 天保小判 柏七 K14 11.2g
ブランド名 幕府
買取価格 ¥110000

天保小判(保字小判)の裏面に「柏七」の極印がある個体の、外見や意匠、歴史的な背景などの詳しい特徴を解説します。
1. 背刻印「柏七(かしわしち)」の意味
小判の裏面(背)の左下には、製造や真贋に関わった職人を示す2文字の極印(験極印:しるしごくいん)が打たれています。
  • 「柏」:金座の小判師(職人)の家系や責任者を表す文字です。
  • 「七」:吹所(金属を精錬・鋳造する部署)の棟梁や作業組織を表す文字です。
  • 価値への影響:この「柏七」という組み合わせは、いわゆる「七福小判(大吉・小吉など)」のような超高額となる縁起の良い文字の組み合わせ(大吉、馬神など)には含まれないため、「通常の座人・棟梁による一般流通用の組み合わせ」に分類されます。ただし、一般流通用とはいえ現存する本物の小判自体が希少であるため、古銭市場ではしっかりとした価値(並品〜美品で約15万〜26万円前後)で取引されています。 
2. 意匠と製造技術の特徴
天保小判は、日本貨幣史上最も製造面で美しい小判のひとつと評価されています。 
  • 表面の「ござ目」:表面には全体に横線模様(ござ目)が刻まれています。天保小判は、それ以前の小判のような手作業による「槌目(つちめ)」ではなく、ローラー(圧延機)による機械的な圧延処理が導入されたため、ござ目が非常に均一で、表面の輝きがこれまでの小判より均整がとれて美しいのが大きな特徴です。 
  • 表面の極印:上下に「扇枠の桐紋」、中央に「壹两(いちりょう)」、下部に金座後藤家の花押(サイン)である「光次」の極印が明瞭に打たれています。
  • 裏面の「保」の時代印:裏面の中央上部には、天保の「保」という文字が丸枠に囲まれて打たれています。これにより別名「保字小判」とも呼ばれます。
3. 素材(K14・品位)の特徴
  • 金56.8% / 銀43.2%

    :現代の基準に換算すると、金の含有率はおよそ14金(K14)相当になります。

  • 銀の含有量が約4割と多いため、純金のような濃い黄金色というよりは、やや青みがかった淡い金色(黄金色)をしているのが特徴です。この独特の風合いは、当時の「色揚げ(表面の銀を酸で溶かして金の比率を高く見せる技術)」によるものです。 
4. サイズ感
  • 寸法:縦 約5.9cm × 横 約3.2cm
  • 厚み:非常に薄く作られており、手で持つと11.2gの重量に対して、面積が広いためフワリと軽い印象を受けます。

 

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◆かんてい南高江店
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