CHANELの歴史【シャネルのアイコンが次々誕生(1930〜1970年代)】
こんにちは、かんてい局南高江店です。
今回もシャネルの歴史の続きをやっていきます。
N°5・はじめての香水(1921)
シャネルを語る上で外せないのが 香水「N°5(ナンバーファイブ)」。
通常、香水の香りは“花”そのものが基調でしたがN°5は
人工香料アルデハイド を使った“抽象的な香り”。
「女性そのものの香り」と表現され、
世界初のファッションブランドが作った香水 として大成功。
今もなお世界で最も有名な香水のひとつです。
ツイード素材との出会い
恋人であるウェストミンスター公から英国文化の影響を受けたシャネルは、
男性用の素材だった ツイード に注目。
この素材を使い丈夫で動きやすいなのに上品、そして永遠に古びない
そんな シャネルスーツ の原型が誕生します。
2.55バッグの誕生(1955)
1955年2月、ココ・シャネル自身の「理想のバッグ」が完成しました。それが 2.55(ドゥ ポワン サンク サンク)。
それまでの女性のバッグは「手で持つ」スタイル。しかし彼女は言いました。
「両手は自由であるべきなの」そこで生まれたのが ショルダーバッグ × チェーンストラップ という常識破りのデザイン。
内側のバーガンディカラーは、孤児院の制服の色から来ています。
リトルブラックドレスの永遠性
1920年代に提案された リトルブラックドレス もシャネルの功績です。
黒は当時「喪服の色」でしたが、シャネルはそれをミニマルでエレガントな色 へと昇華。
この“黒の再定義”により、ブラックドレスは「どんな時代でも、どんな女性でも美しく見せる服」になりました。
今回はここまでになります。次回はCHANEL最終回!
