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ROLEX エクスプローラーⅡの歴史

こんにちはかんてい局南高江店です。

今回はロレックスのエクスプローラーⅡの歴史についてまとめていきます。

 

過酷な環境で生まれたプロツール

ロレックス「エクスプローラーⅡ」が誕生したのは1971年。

既に1953年には、登山家向けのエクスプローラー(Ⅰ)が存在していましたが、

エクスプローラーⅡは、さらに 洞窟探検家・極地探検家・地下作業者 といった

“昼夜の区別がつかない環境で活動するプロ” に向けて開発されました。

象徴的なのは、24時間針(オレンジ針)。

昼と夜を判別でき、方向感覚が失われる極限環境でも信頼できる機能を備えていました。

初代(Ref.1655)はその独自デザインから、名優スティーブ・マックイーンが着けていたとされたことで

「マックイーン・エクスプローラー」という愛称でも呼ばれています。

大進化と時代を象徴するデザインへ

1980年代後半、第2世代(Ref.16550)が登場。ここで大きな変化が起こります。

24時間針が赤色に変更、 デザインはより洗練されスポーティに

防水性・視認性が向上、 GMTウォッチとして第2のタイムゾーンも読める仕様へ

白文字盤(ポーラーダイヤル)の人気が爆発し、今のエクスプローラーⅡのイメージを確立しました。

その後、1990年代のRef.16570ではムーブメントが進化し、耐磁性・耐衝撃性が強化され、信頼性がさらにアップ。

プロからアウトドア愛好家まで幅広く支持されます。

冒険のDNAを継ぐ存在

2011年、誕生40周年を記念してRef.216570が発表。

ケースサイズが42mmに拡大、 初代をオマージュしたオレンジ24時間針が復活、最新ムーブメントで精度・耐久性が向上

そして2021年、誕生50周年を迎えRef.226570が登場!

デザインはそのまま洗練されたバランスにムーブメントCal.3285でパワーリザーブ・耐衝撃性向上

初代から続く「冒険の精神」を保ちながら、現代の技術をしっかりと搭載した進化モデルとなっています。