ROLEX サブマリーナの歴史
皆さんこんにちは。かんてい局南高江店です。
今回は高級時計といえばのROLEXさん。
その中の「サブマリーナ」の歴史についてまとめていきます。
ダイバーのために生まれた時計
ロレックス・サブマリーナの誕生は1953年。
当時のロレックス社長「ハンス・ウィルスドルフ」が掲げた「海でも正確に時を刻む時計を」という理想のもとに誕生しました。
この年、サブマリーナは世界で初めて“100メートル防水”を実現したダイバーズウォッチとして登場します。
堅牢なオイスターケース、防水リューズ、そして視認性の高い夜光インデックス。まさに“プロフェッショナルのための時計”として注目を集めました。
進化する防水性能とデザイン
その後、サブマリーナは技術革新とともに進化を続けます。
1960年代には200メートル防水へと強化され、1966年には日付表示付きモデル「サブマリーナ・デイト」が登場。
1970年代から80年代にかけては、ダイビングツールとしての信頼性を高めながらも、ビジネスシーンにも馴染む“ラグジュアリー・スポーツウォッチ”としての地位を確立していきました。
また、アルミベゼルからセラクロムベゼルへ、ムーブメントもより高精度な自社製キャリバーへとアップデート。
耐久性と美しさを両立させながら、半世紀以上にわたりファンを魅了し続けています。
映画での名演 ― “ボンドウォッチ”としての存在感
サブマリーナといえば、映画『007』シリーズを語らずにはいられません。
初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーが身に着けていたのが、サブマリーナ(Ref.6538)。
この登場によって、サブマリーナは“ダイバーズウォッチの象徴”から“紳士の冒険心を象徴する時計”へと進化しました。
タキシードにも似合うスポーティーなデザインは、まさに「陸でも海でも映える一本」として人気を不動のものにしました。
現在のサブマリーナ ― 伝統と革新の融合
最新モデルでは300メートル防水を誇り、ムーブメントにはロレックスの誇る“Cal.3235”を搭載。
精度・耐久性・メンテナンス性のすべてにおいて最高水準を実現しています。
また、ステンレスだけでなく、イエローゴールドやロレゾール(ステンレス×ゴールド)など、素材バリエーションも豊富。
どの世代にも愛されるタイムレスなデザインが、今なおロレックスの象徴として輝き続けています。