《九谷焼》人間国宝 三代 吉田美統 (吉田 稔)作 釉裏金彩桔梗文 飾皿をお買取しました
店舗名 | 金沢バイパス店 |
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買取価格 |
様々なお品物をお買取りする中で、石川県という土地柄もあり九谷焼をお持ち頂く事も多いです。
ほとんどの物はあまり名前が知られていない作家さんだったり、土産品に近い物が多いのですがそれでも多少のお値段が付く場合は多いです。
今回お買取させて頂いたのは
九谷焼 三代 吉田美徳 作 飾皿
こちらは有名な人間国宝になられた方の作品です。
金箔を使い遠近感のある作品が特徴で海外からも高い評価を得ています。
九谷焼に興味がある方や人間国宝について知りたいという方は是非参考にして頂けると嬉しいです。
羽咋市よりお越しのお客様からお買取させて頂きました。
遠くからお越し頂き誠にありがとうございます。
九谷焼 三代 吉田美統 釉裏金彩桔梗文 飾皿
本日お買い取りさせて頂いたお品物は九谷 錦山窯 三代 吉田美統 釉裏金彩桔梗文 飾皿です。
大きさは約18.5㎝×18.5㎝程の物で共箱と陶歴もございました。
自宅保管品という事でしたがお皿のダメージや共箱の反り、付属品のダメージ等もありませんでしたので大切に保管されていたお品物という印象を受けました。
吉田美統は金箔の薄箔・厚箔を使い遠近感を出す技法である『 釉裏金彩(ゆうりきんさい)』の第一人者です。
金箔を貼り付けたあとは透明な釉を掛けるため経年によって変色することはなく、さらに金本来の色合いや輝きを上手く際立たせています。
国指定重要無形文化財(人間国宝)という事もあり、知名度があり需要もあり、もちろん国内外問わず評価の高いお品物です。
状態(カケ・色ヤケ)も査定の重要なポイントですが、付属品も大変重要なポイントになります。
今回のお品物は共箱と陶歴はございましたが、共布がない状態でお持ち頂きました。
共布の欠損はマイナスポイントにはなりますが、他は申し分のない物でしたので評価は高いです。
吉田 美統 陶歴
1932年 | 石川県小松市で生まれる。本名を稔。 |
1951年 | 錦山窯3代を継承して上絵付けや金襴手の技法習得に努める。 |
1962年 | 武蔵野美術短期大学の特修生として工芸デザインを学ぶ。 |
1970年 | 日本万国博覧会に百人一首大花瓶を出品。 |
1974年 | 日本伝統工芸展に入選。 |
1979年 |
釉裏金彩鉢が外務省買上作品に選ばれる。イタリア・フィレンツェ・コンクール’79に選抜出品。 |
2001年 |
重要無形文化財保持者に認定。 |
2010年 | さいか屋横須賀店で「釉裏金彩 人間国宝吉田美統展」を開催 |
2017年 |
あべのハルカス近鉄本店で「人間国宝 釉裏金彩 吉田美統展」を開催。 |
2018年 | 日本橋三越本店で「吉田美統展」を開催。 |
2020年 | 小松市立本陣記念美術館で「きらめく色の冒険―錦山窯と吉田美統の仕事―」を開催。 |
人間国宝について
国指定重要無形文化財(人間国宝)について調べてみました。
国指定重要無形文化財(人間国宝)の認定には3種類の方式があるそうです。
「各個認定」「総合認定」「保持団体認定」
重要無形文化財の指定並びに保持者及び保持団体の認定基準
(昭和29年文化財保護委員会告示第55号)に規定されているそうです。
- ・各個認定とは
- 「重要無形文化財に指定される芸能を高度に体現できる者」「重要無形文化財に指定される工芸技術を高度に体得している者」等が認定される。
- ・総合認定とは
- 「2人以上の者が一体となって芸能を高度に体現している場合」や「2人以上の者が共通の特色を有する工芸技術を高度に体得している場合」において、「これらの者が構成している団体の構成員」が総合的に認定される。
- ・保持団体認定とは
- 「芸能または工芸技術の性格上個人的特色が薄く」かつ「当該芸能または工芸技術を保持する者が多数いる場合」において、「これらの者が主たる構成員となっている団体」が認定される。
上記のうち、「各個認定」と「総合認定」はともに「保持者の認定」とありますが、前者は特定個人の認定、後者は「○○保存会」等の「保持者の団体の構成員」を総合的に認定するものです。
「保持団体認定」は1975年の文化財保護法改正以降行われるようになったもので、社団法人等の団体自体を認定対象とするものです。
以上のうち「人間国宝」と呼ばれるのは一般的には各個認定の場合のみであり、総合認定における団体の構成員、及び保持団体認定における当該団体およびその構成員については、人間国宝とは呼ばないのが通例だそうです。
2020年10月までに認定された工芸技術部門の重要無形文化財保持者
2020年10月までに亡くなられた方を含め延べ179名の方が工芸技術部門の重要無形文化財保持者に認定されています。
- 色絵磁器 – 富本憲吉、加藤土師萌、藤本能道、十三代今泉今右衛門、十四代酒井田柿右衛門、*十四代今泉今右衛門
- 鉄釉陶器 – 石黒宗麿、清水卯一、*原清
- 民芸陶器(益子焼)- 濱田庄司
- 志野 – 荒川豊蔵、*鈴木藏
- 瀬戸黒 – 荒川豊蔵、*加藤孝造
- 萩焼 – 三輪休和(十代三輪休雪)、三輪壽雪(十一代三輪休雪)
- 備前焼 – 金重陶陽、藤原啓、山本陶秀、藤原雄、*伊勢崎淳
- 唐津焼 – 中里無庵
- 染付 – 近藤悠三
- 白磁・青白磁 – 塚本快示
- 琉球陶器 – 金城次郎
- 鉄絵 – 田村耕一
- 練上手(ねりあげで) – 松井康成(こうせい)
- 白磁 – *井上萬二、*前田昭博
- 三彩 – 加藤卓男
- 民芸陶器(縄文象嵌) – 島岡達三
- 青磁 – 三浦小平二、中島宏
- 彩釉磁器 – 三代徳田八十吉
- 常滑焼(急須) – 三代山田常山
- 釉裏金彩(ゆうりきんさい) – *吉田美統(よしたみのり)
- 無名異焼 – *五代伊藤赤水
- 小石原焼 – *福島善三
※ 保持者の死去により重要無形文化財の指定ならびに保持者の認定が解除されたものも含まれている ( *印は存命者、無印は故人 )
重要無形文化財の指定・認定制度は、昭和29年の文化財保護法の一部改正により導入された制度で、昭和30年に初めて「人間国宝」が誕生してから50年が過ぎ今日までたくさんの方々が認定されて来ました。
「人間国宝(重要無形文化財保持者)」の都道府県別の人数を見ると、第1位は東京都の48人、第2位は京都府の12人に次いで、第3位はなんと石川県の9人となっています。
九谷焼も高価買取致します
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それでは本日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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