相場高騰中の金貨、なんでチラシと買取価格が違うの?理由を解説!【かんてい局 新潟上越店】
【 かんてい局 新潟上越店 】
お家で新聞チラシを取っていると、いろんな買取業者のチラシがお手元に届くと思います。
日本全国にはさまざまな買取店や買取業者があって、お店ごとにチラシの宣伝内容も変わってきますが、見比べているとたまに明らかに他店よりも高い金額で買い取ります!と書かれているものがあります。
例えば日本の記念金貨。その中でも特に天皇陛下御即位記念、天皇陛下御在位60年記念、皇太子殿下御成婚記念の3種はお店を問わず掲載されることが多いですし、現在の金相場高騰の影響もあって買取額もとても魅力的な金額になっています。ですが、チラシを見比べるとみんな違う金額が書かれています。
なぜ、お店によって書かれている買取金額が違うのでしょうか?
もしかして、低い金額を書いているお店は買い叩こうとしている!?そんなのは絶対嫌だから、売るなら高い買取金額を書いているお店に持っていかなくては!…と、チラシ”だけ”見たら思いますよね。勿論、せっかくの金貨をできる限り高く売りたいと思うのは当然のことです。
ですが調べたところなんと、実際にチラシの買取金額が高いお店に持っていったら、全然違う安い金額を提示されたというケースが多数発生しているようです!
そこで今回は、貴金属買取り店で提示された金額がチラシの金額と異なる理由を、注意喚起の意味も込めて【自然な理由】と【悪質な理由】に分けてご紹介します。
※こちらの記事でご紹介する注意点は【すべての買取店に当てはまるわけではありません】。こちらをご留意いただき、ひとつの参考としてご覧くださいますようお願いいたします。。
【目次】
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実際の買取金額が異なる”自然な理由”
実際の買取金額がチラシと異なっても、実はそのすべてが【悪意あるもの】とは言い切れません。
どうしてもしょうがない理由で買取金額が大きく異なる場合を2つ挙げさせていただきます。
ケース1:チラシ発行から日数が経っていた
自然な理由の最たるものはこちらになるのではないでしょうか。
大前提として、金やプラチナは日々相場が変化する品物です。特に金はアメリカの大統領にトランプ氏が着任して以降乱高下が激しく、直近でもたった1日で500円近く相場が下がった時がありました。
同じK24製の金貨でも、持ち込んだ日が1日でも違えば査定金額が大きく変わる可能性があります。そのため手に取って参考にしたチラシが発行日(家に届いた日)から日数が経ってしまっていると、チラシと大きく異なる査定金額を提示されてもおかしくありません。
当店でも実際に、住所を忘れないようにと1ヶ月前のチラシを大切にとっていてくださったお客様が、店頭で提示された査定金額がチラシと違って驚かれるということがありました。
こちらのケースはどの買取店にも共通して発生する可能性があり、その原因が”相場”となるため、お査定の際にスタッフからきちんと理由を説明されると思われます。
ケース2:持ち込んだ金貨が偽物だった
とても残念なことに、世の中には金貨の偽物が存在しています。そしてそれは日本の金貨にもあります。
店頭での検査で持ち込まれた金貨が偽物だと判明した場合は、買取不可となる可能性があります。
以上が、どの買取店で発生してもしょうがない理由でした。
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実際の買取金額が異なる”悪質な理由”
続いて注意しなければならない【悪質な理由】を3つご紹介します。
これらは買取店側が利益を多く得るために適当な理由付けをしている場合があります。
ケース1:付属品のあるなし
日本の記念金貨にはケースが付属していることが多いのですが、このケースが無いというだけでチラシ価格が適用されないと言われることがあるそうです。
ケース2:シリアルナンバーの羅列
金貨は種類によっては薄いプラスチックのケースに封入されているものがあります。
シリアルナンバーとは、このプラスチックケースに書かれている数字のことを指すらしいのですが、この羅列がゾロ目ではないから、連番になっていないから、レアリティのある特定のものではないからなど、さまざまな理由付けをしてチラシ価格が適用されないと言われるそうです。
ケース3:一定の枚数を持ち込んでいないから
金貨の単価自体はひどく低くなくても「この単価が適用されるのは○枚以上まとめてご売却してくださる方だけなんですよ」と案内されたそうです。
これらは当店にご来店されたお客様からお聞きした話の一部です。
遠い関東などであったことではなく、身近な地域で実際にこのような案内をされた方がいらっしゃるということです。
世にあるすべての金貨に当てはまるとは言えませんが、それでも基本金貨の価値はあくまでも金貨本体にあります。ケース1やケース2のような「付属品」が原因で査定価格が大きく下がるなんてことはまずありません。
百歩譲ってそのような理由を通るのであれば、なぜそんな大切な条件をチラシに分かりやすく掲示しないのでしょうか?
これはおそらく「まず店に来店させるため」だと思われます。どんなお買取りも、まずはお客様に来店してもらわなければ始まらないからです。来店してもらうことさえクリアしていれば、あとは強気のトークで乗り切れる場合もあるでしょう。
この点は自宅に買取査定員が訪れる「訪問買取」にも通じる部分があります。
特に遺品などで品物についての知識があまり無かったりすると「せっかくお店まで足を運んだのに、また出直すのは手間だ」と思ったり、押しに弱い方だと「査定してもらった手前、買取を断るのは申し訳ない」や「断るとなにを言われるのか分からなくて怖い」と思って、結果的に安い金額で売却してしまうのです。
注意したほうがいい記載
他にも注意しなければならない記載で「買取金額30%アップ」「買取金額10万円アップ」系があります。
文言だけ見ると買取金額が通常よりも高くなるということでお得に感じますが、このようなものは初めから30%下げた金額や10万円引いた金額を提示して、そこからプラスして高く買い取っているようにみせているだけの場合があります。
似た表記で「金貨○○円で買い取り!」というもの注意です。
“いつ発行のどの金貨のことを指しているのか”が曖昧で分かりづらいものは、実際に店頭に持っていくと「あれは特定の○○だけに適用される金額なんですよ」と言葉巧みに躱されて、期待した金額が出ない場合があります。
これは貴金属に限らず、高級時計のROLEX(ロレックス)などでもよく見かける表記です。
例えば「ROLEX サブマリーナ 買取金額200万円!」という表記。
一見すると、まぁロレックスならこれくらいの金額が出て当然と思えるような金額ですが、こちらも”どの型番のものなのか”が書いていないのがポイントです。
サブマリーナの中にもいろんな型番のものがあり、型番ごとに相場が変わるのにどれのことを指しているのかは分からない。でもこの表記だけ見るとどうしても高額買取を期待してしまいますよね。
時計の写真が一緒に載っているものもありますが、ロレックスの場合似た見た目で型番が違うものや、同じ型番でも製造時期によって仕様に微妙な違いがあるものもあるので、「特定のものじゃないとチラシ価格は適用されません」と言われて、結局まったく違う金額を提示されてしまう…なんてことになりかねません。
現在はこのようないたずらに期待を煽るような誇大広告は、景品表示法によって規制が強化されています。
私たちのような買取店もちょうど1年前の2024年4月に対象となったため、それ以前よりは利用者の方も安心してチラシを見ることができるようになったと思われます。
それでもチラシを見る時、買取店を選ぶ時、特に今は相場が高い金製品の売却をご検討の際は十二分に注意されることをおススメします。
スタッフコメント
当店はこのような、いたずらにお客様の期待値だけ上げてしまうようなチラシは作成していません。
また店頭でのお買取りでも上記でご紹介したような「付属品がないから」などの理由で金貨の査定金額を下げたりはしません。ケース付きの金貨でも、ケースの無いそのままの金貨でも、変わりなくその日の相場に応じた買取金額をご提示させていただきます!
遺品などでどんな付属品があったのか分からない…なんてものでも、とりあえず手元にあるものをお持ちいただければ、現状のお買取り金額と付属品があった場合のお買取り金額の両方をご案内させていただきますのでご安心ください。
金製品やプラチナ製品を売るなら、相場が高い今のうちに!かんてい局上越店にお任せください!
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