シリアルナンバーの最初の1桁目は、製造年（西暦）の末尾の数字を表しています。

例えばシリアルナンバー「230583」の場合、「2」が製造年を指し、そのため「2022年」、「2012年」、「2002年」、「1992年」などが考えられます。

製造年をより具体的に特定するためには、裏蓋に刻印されている側型式番号に注目します。

この例で言えば、「V192-0AF0」の前半部分「V192」がキーポイントとなります。

「V192」はセイコーのキャリバー番号を示しており、これをもとにセイコーの公式ウェブサイトで詳細な情報を検索することができます。

セイコーは一般的に新しいモデルへと移行するために数年ごとに製造を更新します。

だからこそ、各モデルがおおよそどの時期に製造されたかを知ることで、製造年を特定することが可能になります。

今回の「V192」であれば2020年頃から存在するモデルであるため、「2022年」が製造年として最も適切と判断できます。

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2桁目「製造月」（※3※※※※）

シリアルナンバーの2桁目は製造月を表しています。

1月から9月までは数字で表現され、10月から12月までは英語の頭文字を使用しています。

具体的には以下の通りです。

1：1月

2：2月

9：9月

O：10月（October）

N：11月（November）

D：12月（December）

今回のシリアルナンバー「230583」の2桁目は「3」になりそれは、この時計が3月に製造されたことを示しています。

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3桁目以降「製造番号（個体番号）」（※※0583）

シリアルナンバーの3桁目以降は「製造番号（個体番号）」を表しているといわれていますが、

これ以上何を表しているは分かっていません。

今後何か判明しましたら追記したいと思います。

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ブライツ/SAGA001の場合

側型式番号：8B53-0AA1

シリアルナンバー：8N0096

シリアルナンバーの初めの数字は『8』とキャリバー番号は「8B53」を調べてみると2008年が適切になります。

2桁目の「N」は11月を示していますので2008年11月製造のモデルということが分かります。

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マリーンマスタープロフェッショナル/SBBN047の場合

側型式番号：7C46-0A90

シリアルナンバー：030086

この腕時計のシリアルナンバーが「030086」でキャリバー番号が「7C46」なので、製造された日付は2020年3月だと分かります。

さらに保証書に記載された購入日が2022年2月だという点も考慮すると、この時計は製造から小売店への配送の時間も含めて、少なくとも1年半ほど店頭に展示されていた可能性があることが推測できます。

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まとめ

この記事では、セイコー腕時計の製造年月の読み取り方についてご説明いたしました。

逆輸入モデルなど一部例外はありますが、この情報が皆さんの参考になれば幸いです。

セイコーの商品を購入したい、または売却をお考え方はご査定だけでも結構ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

※お品物によってはお預かり、又はお時間を頂く場合がございます