CMで流れるカテゴリーの中で最近ウイスキーが多いな。と思う方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

サントリーやニッカの他にもキリンや宝酒造などが製造するジャパニーズウイスキーに限らず、ジョニーウォーカー、ティーチャーズ、メーカーズマーク、ジムビームなどなど、スコッチやアメリカンウイスキーもよく目にします。

そしてそれらは、ハイボールで飲もうじゃないか！的なものが多いようです。

今回は久々にウイスキーのお話。そしていかにして美味しいハイボールが出来上がり、どう飲むべきか（好きに飲むという声もあるでしょうが）をご紹介してまいりますのでどうぞ最後までご覧下さいませ。

人気のための戦略

1983年に最盛期を迎えていたウイスキーは2007年頃には数量ベースで5分の1程まで落ち込んでいたらしいです。

落ち込みの理由は若い世代のウイスキー離れで、ウイスキーはおじさんの飲むものといったイメージがすっかり定着してしまっていたこと。

古臭い・敷居が高いといったマイナス要素ばかりでウイスキーの良さが全然伝わっていなかったのだそうです。

イメージを作り出す

この状況を打開すべく始まったのが、サントリーのハイボール復活プロジェクトでした。

そこで目を付けられたのが、ドライな味わいでソーダとの相性が良かった「角瓶」。

この角ハイボールは、ジョッキで乾杯することが出来て、アルコール度数が低いため「食中酒」にピッタリだったことから、2009年以降トリスハイボール、角ハイボールを売り出していきます。

この努力で居酒屋でじわじわ浸透していったのですが、瓶を買って自宅で作るのが面倒という声も多かったそうです。

ということで、それなら缶を作ってしまおうとなったのですがこれが大成功。ちなみに瓶も右肩上がりなんだそうです。

そして今も日本人のソウルドリンクとするべく日夜努力は続いているんです。

食中酒

キンキンに冷えたハイボールの特性は、旨味があって爽やかな飲み口なのでどんなつまみにも合う。特に揚げ物との組み合わせならベストマッチ！

という点に目をつけたのがサントリーのコマーシャルです。

ハイボール（サントリーの角瓶）＋唐揚げ＝「ハイ・カラ」

覚えている方も多いのではないでしょうか。

トリスおじさん

最近、出演される女優さんが変わって、明るい歌声に乗せながら女性たちが家路に向かうコマーシャルが頻繁に流されていますが、ここに登場する赤い服に黒いパンツのスキンヘッドのキャラクター、この人がトリスおじさん（アンクルトリス）です。

彼は一日の疲れを癒すキャラクターとして1958年に登場したそうで、いくつか設定があるとのこと。それは、

◆若いころからアルコールというとウイスキーでとりあえずハイボール

◆小心なんだけれどもたまに思い切ったことをする

◆「フツー」が座右の銘

◆生まれはもちろん1958年（生まれた時からあの風貌ってこと？）

◆おいしいハイボールを作るのが好きで、おいしいハイボールを飲むのはもっと好き

これらの設定は当時のコピーライターやCMプランナーなどによって生み出されたらしいです。

トリスおじさんの愛らしい一面が垣間見えて親近感を感じてしまいます。これが今も愛され続ける存在となっているわけですね。

ハイボールに合うウイスキーは？

数千人を対象にしたあるアンケートを目にする機会があったのですが、それはズバリ「ハイボールに合うウイスキーの人気投票」です。

これは公的なものではないのですが、ウイスキー界隈では有名な方が独自に調べた結果らしいです。

あくまでもウイスキー好きの私的な意見をまとめた結果なので賛否両論あるでしょうけれども興味深い内容でしたのでご紹介します。

ニッカ フロム・ザ・バレル

ここまでサントリーの奮戦ぶりが目立った内容でしたが、ひときわ高い人気を誇ったのが、この「ニッカ フロム ザ バレル」です。

最大のポイントはその濃い味（アルコール度51％）。推し意見の多くに聞かれたのがその濃さゆえの特徴です。

例えば、

◆炭酸に負けない味わいの中にモルトの香ばしさがしっかりと感じられる

◆炭酸で割っても薄くなり過ぎることがなく、アルコール感を失うことがない

◆甘い香りも感じられるし、濃い味わいが欲しいときはこれに限る

など。大絶賛の意見が多く集まったとのことです。

ブラックニッカ ディープブレンド

さてこちらも人気ベスト３に入った商品です。こちらへの批評は次のようなことだそうです。

◆なんといってもこのコスパが最高

◆この価格で樽感やピート感が味わうことが出来る

◆気軽に飲めて美味しくて宅飲みには欠かせない

など。

サントリー角瓶

こちらはトップ10入りしたハイボール人気の先駆け、サントリー角瓶。

◆ロックやストレートでは目立った味わいではないけれど、ハイボールにしたら大化け！

◆ハイボールのために作ったのではないかと思うほど

◆これを選べば間違いない。という安心感

さすがハイボール人気の火付け役ですね。

他にもハイボールとしての人気酒はたくさん

ジャパニーズウイスキー以外にも高評価のウイスキーはたくさんあるようですが、

ジョニーウォーカ－ ブラックラベル12年は世界のウイスキーをけん引するスコッチウイスキーの有名どころです。

ウイスキーのすべてが詰まっている。スモーキーなバランスが良くビターな風味が口に残る。などのコメントが多かったようです。

他にもかなり人気なものは「タリスカー」「ティーチャーズ 」「デュワーズ」「バランタイン」「ホワイトホース」「知多」などなど。ジャパニーズウイスキー、スコッチを中心に人気があるようです。

おいしいハイボールの作り方

自分好みの作り方は十人十色かと思いますが、あえて紹介させて頂きます。

参考例

◆サントリーが提案する美味しいハイボールの作り方

ウイスキーは勿論、角瓶です。

なんでもサントリーのブレンダーの方がハイボールにした時のおいしさを意識して作っているそうです。その作り方は

1.レモンをちょっと絞って

2.氷は山盛り

3.角瓶1：ソーダ4（強炭酸水）

4.マドラーはそーっとひと回し

◆神戸ハイボールの作り方

これは神戸で生まれた氷を使わないハイボールです。

氷を使っていないので最後まで味は薄まらず、ウイスキー本来の濃厚な味わいであることと、炭酸も抜けにくいといった特徴を持っており、古くから神戸の方々に愛飲されている飲み方とのことです。こちらの作り方は

◆ウイスキーもグラスも冷凍庫に入れてキンキンに冷やしておく

◆ウイスキーを適量注ぎ、これもキンキンに冷やしておいた炭酸をその上に敵量注ぐ

◆レモンピールやオレンジピールを振りかけて香りづけするなどアレンジはお好み次第で多彩です

最後に

質屋かんてい局会津若松店の人気カテゴリーの一つとしてアルコール類があげられます。

よくお持ち込み頂くものは、ウイスキー・ブランデー・焼酎・ビールそしてシャンパンです。

特にウイスキーはハイボール人気や、多くのウイスキーメーカーがこぞってCMを流していることもあって大人気です。

ウイスキーはサントリー、ニッカを中心としていますが国内全土に次々と誕生するクラフト蒸留所のお品物も多くあります。

クラフト蒸留所をいくつかご紹介しますと

秩父蒸留所のイチローズモルトは海外からの注目度が高いですし、長濱蒸留所のアマハガンシリーズは有名人やアニメなどと数多くコラボしています。

そして地元福島県のものでは「笹の川酒造」が運営する安積(あさか)蒸留所も全国的な人気があり、「山桜シリーズ」「963シリーズ」はご存じの方も多いのではないでしょうか。

このジャパニーズウイスキーと、ウイスキーの本場であるスコットランドのスコッチは特にお買取りさせて頂くことが多くあります。

またお買取りだけではなく店頭販売も行っておりますので、有名どころや珍しいものなどが安価で所狭しと陳列されることのなるのですが、リピーター様も多くいらっしゃり常に品薄となってしまいますのでご不要なウイスキーがありましたなら、ぜひぜひお売り下さい。

査定はどんなお品物でも無料です。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

質屋かんてい局では、販売ブースも併設しておりますので、需要のあるお品物はプラス査定させていただくことが可能です。

土・日・祝　も営業！無料駐車場完備！

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