【ウイスキーのうんちく語りシリーズ】リニューアル・着色・保存・新興国|会津・会津若松
いっとき程ではないにしろ、いまだ世界的ブームが続くウイスキー人気。
日本ではドラマで描かれたウイスキーの世界や、ハイボールをアピールしたコマーシャルが火付け役となったのですが、知れば知る程その溢れる魅力に引き込まれてしまいます。
個人的に、うんと若い頃にウイスキーをベースにしたカクテルに興味があったのでほんの少し知ったかぶりしていたのですが、この仕事についてみると知らないことばかりでした。
そこで今回は、色々調べて分かったウイスキーに関する面白うんちく話をお届け致します。
リニューアル
ボトル
ご存じでしたか?ウイスキーはボトルの形やラベル、さらに味が変更になることがあることを。そしてその理由を。
ウイスキーは、いわゆる定番品やスタンダードなものほど多くの樽を使って味を調整し、その銘柄を継続していきます。それは樽が多い程、味を調えやすく長く販売していくことが出来るからです。
そしてその過程の中で原酒が無くなってしまうと、その品物を継続する為にブレンドを変えたり、あるいは樽を長く使うことで味が変わってしまう事があります。
そうすると、それに合わせてデザインが新たにされる場合もあるんです。
ブレンド
昨今のウイスキーブームでは長期熟成の原酒を売りにした方がより利益を生み出します。その際若い原酒を使うことでコストダウンも可能で、若い原酒が多用されているようです。
また、蒸留所のオーナーや責任者が変われば、設備や製法が見直されてブレンドが変わる事もあるそうです。
着色
熟成の長短で色は決まらない
色の濃薄について、多くのバーテンダーさんが良く耳にするのが、
お客様同士でウイスキーは長期熟成すると色が濃くなり、熟成の短いウイスキーは色が薄い。
と、うんちく語りされていることらしいです。
しかしこれは間違いで、正しくは樽の種類で色の濃薄が決まるのだそうです。
着色は認められている
多くのメジャーなウイスキーは着色がなされています。
そしてスコッチ、アイリッシュ、ジャパニーズの各ウイスキーはそれぞれの国が法律で着色を認めています。
例えばスコットランドは、ウイスキーの風味や香りを変えない限り「E150a」というスピリッツカラメルのみ添加が認められていますし、
アメリカンウイスキーのアメリカでは特定のものに総生産量の2.5%までカラメル着色が認められています。※バーボンは発売されているほとんどがストレートバーボンですが、これには認めれていません。
着色される理由
樽で熟成された原酒は毎回同じ色とはなりません。味を調えることで、ロットで色が異なってしまうわけです。
メーカーは同一商品なのに年ごとに色が違うとなることはクレームの元となる。
という理由で着色する事が多いそうです。
しかし着色せずに成り立っている蒸留所も多くあります。それぞれのこだわりとして「ノンカラー」「ナチュラルカラー」と言った表記ががラベルにうたわれている事もあるようです。
有名どころなら「マッカラン」「キルホールマン」といったスコッチや、日本の多くのクラフト蒸留所はほぼ無着色らしいです。
保存方法
日本酒であれば「冷蔵庫で保管」「横にしない」と言ったことを聞いたことがありますが、さてウイスキーはどう管理すればいいのでしょうか。実は諸説あって本当の所分からないのだそうです。
しかし注意すべきことはいくつかあり、下記に列挙してみます。
◆日光(紫外線)・温度
1994年の日本包装学会の研究では、夏に2週間屋外放置したところ1週間ほどで色が薄くなり日光臭がし始め、本来の香りが大きく損なわれたとのことです。
この事で直射日光にさらされる・気温が高い場所で品質低下を招く事が分かり、さらに極端に温度が高ければ陽気内の空気が膨張して漏れてしまいます。
※適温は15~20℃前後とのことです。
また、高温・低温の温度変化が極端な場所の移動は瓶内の液面低下を招いて品質が起こる可能性があるそうです。
この事から日差しを受けない冷暗所が適していると言えます。
◆立てて保管
アルコール度が高いため寝かせて保管するとコルクの劣化に繋がってしまうのだそうです。これはスクリューキャップタイプも同様になる恐れがあるらしいです。
◆空気
熟成を終え、瓶詰めされたウイスキーはそれ以上熟成は進みません。またアルコール度数が高いので賞味期限はないのですが、開栓すると少しづつ香りが飛ぶので、出来るだけ空気に触れないようにして、1年以内に飲み切るのが良いようです。
※冷蔵庫は避ける
冷やし過ぎにより香りが失われてしまいますし、開栓したものは他の食品の臭い移りが気になります。
ウイスキー新興国
日本だけではなく世界中に巻き起こるウイスキーブームは留まるところを知らず、日本を含めた世界5大ウイスキーの他にも広がり続けています。
その中で特に注目されているのがインドと台湾で、世界7大ウイスキーと呼ばれることもあります。
インド
インドは世界中で最も多くウイスキーを消費していることで、そのため世界で一番売れているのは実はインドのものだそうです。
しかしインド産のものは独特であり、世界的な基準にあてはまらないものが多いため他国での流通があまりありません。
その中にあって「アムルット」という商品はスコッチの製法に倣って製造されているシングルモルトで、品質がとても高く世界のコンテストで評価されている存在です。
※アムルットはサンスクリット語で「神々の霊酒」の意味だそうです。インド初のシングルモルトウイスキーとして、1948年に誕生しました。
標高920mに造られた蒸留所の温暖な気候、発酵日数が6日間などの個性を持っています。
台湾
台湾の雄はカバラン蒸留所です。こちらも世界の多くのコンテストで受賞を繰り返しておりその名を轟かせています。
周りからは亜熱帯の台湾でウイスキーを造るなど無謀だと不安視されていたそうですが、2005年にスコットランドの技法を取り入れて製造を開始。2010年にテイスティングイベントで圧倒的な存在感を示してその名を轟かせ以来、数百のメダルを獲得しています。
台湾もインドも気温が高い地域であり、これまで言われてきた暖かい地域ではウイスキー造りは難しいと言った常識を覆す躍進を見せています。
これは技術的な進歩だけではなく、気温の高さが熟成の早さに繋がって短期間でも熟成感のある味わいが造り出されと言った他にない強みに他ならないようです。
これからもウイスキー人気は拡大していくと思われます。
最後に
実は記事を書いている私はあまり酒類を飲まないのですが、こうして調べてみるとその美味しさや、味わいの奥深さに浸った気分になって気分はすっかり大酒飲みです!書いているだけで楽しくなってしまいます。
次の機会にもウイスキーに関する面白うんちく話を皆様にお届け致しますのでその際もどうぞご覧下さいね。
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