オメガの時計で最も人気が高いスピードマスター は「プロフェッショナル ムーンウォッチ」ですが、近年では「スピードマスター レーシング」を選ばれる方も増えてきています。今回はスピードマスター レーシングの魅力をご紹介していきます。

オメガとは

スイス時計を代表する高級ブランドの【OMEGA（オメガ）】は、1848年スイスに創業者のルイ・ブランが建てた懐中時計の組み立て工房が始まりです。その後、NASAの課した耐熱・耐寒・耐衝撃などの過酷なテストでは、他の時計は風防が吹き飛んだり、止まってしまうなか、オメガのスピードマスターだけが唯一合格を果たしアメリカ航空宇宙局の公式腕時計として採用され、人類初めて月面に降り立った宇宙飛行士の腕にはOMEGAが使用されていました。【OMEGA】はこれ以上の到達は不可能、究極という意味を込め、ギリシャ語の最終文字【Ω＝オメガ】をブランド名とし、時計業界の盟主ともいえるトップメーカーとして世界中から信頼を集め、あらゆる年代の方から愛されています。

スピードマスター レーシング

 

オメガのスピードマスターシリーズの1つで、「最もスポーティーなスピードマスターシリーズ」になります。
1950年代にラリードライバーから愛好された事によりカーレースに携わる人々から高い評価を得ていました。 F1レーサーなど、レーシングに関わるプロ向けにデザイン・改良されたのがスピードマスターレーシングとなっています。

デザイン性

スポーツカーのダッシュボードをイメージしてデザインされたモデル。ベゼルリングはアルミニウム製で軽く、またこれまで文字盤にあったタキメーターをベゼル上に移動させたことにより視認性が向上しています。コンパクトなケース径で使う人を選ばない機能的な時計です。

フェイス

3時位置と6時位置のインダイヤルは大きくなっており、レーサー向けに視認性の高さを追求したデザインだと考えられます。 レーシングは日付表示窓も付いているので普段使いにも便利です。

インダイヤル

レーシングのインダイヤルをよく見ると模様が入ってます。パリの石畳から着想を得たデザイン「クルー・ド・パリ」模様がインダイヤルに刻まれており、高級感が感じられる時計となっています。 プロフェッショナルはよりシンプルでクラシカルな仕上がりであるのに対し、レーシングはよりスポーティかつお洒落な仕上がりだと言えます。

サイズ

スピードマスタープロフェッショナルのケースサイズは42㎜ですが、レーシングのサイズは40㎜となっており、サイズ感は日本人にジャストフィットしやすく使い勝手が良くなっております。スリムな方が身に着ける時計としては最適なサイズ感とデザイン性を誇ります。

機能性

駆動方式

スピードマスターレーシングはオメガの最先端ムーブメントであるコーアクシャルムーブメント を使用しています。スイス時計産業の最高水準の精度、性能、耐磁性を備えており、パーツの摩耗を抑えた設計からオーバーホールにかかる費用を1/2程度に抑えることが可能で、自動巻のため身に着けているだけで巻上げが行われ、長時間放置しない限り止まりません。 普段使いするものとして考えると、自動巻きの方が選ばれている理由だと言えます。

防水性

スピードマスターレーシング40㎜の裏蓋には伝統的なシーホースエンブレムのデザインされており、ねじ込み式裏蓋の防水性能は100m防水を実現しています。防水性も備えたレーシング時計となります。