毎年、秋の風物詩となっているボジョレー・ヌーヴォーですが、近年はコンビニなどでも手軽に購入できるようになっていますよね。普段はお酒を飲まない方や良く知らない方も話題になっているから手に取ってみるという方もいらっしゃると思います。今回はどのようなワインなのかご紹介していきたいと思います。

ボジョレー・ヌーヴォーとは

ボジョレー・ヌーヴォーの歴史

ボジョレー地区のあるブルゴーニュ地方は、1031年から1477年までブルゴーニュ公国でした。

1395年、当時のブルゴーニュ公フィリップ2世が、ブルゴーニュ北部のコート・ドールで栽培する赤ワイン用のブドウ品種を「ピノ・ノワール」に限定する法令を出したため、酸味の強いガメイ種のワインをフィリップ2世は、この地域での栽培を禁じ、なんと栽培中のブドウの木をすべて引き抜くことにしたそうです。

ボジョレー地区で栽培

行き場を失ったガメイ種は、ボジョレー地区に移植され栽培されることになりましたが、偶然にも移植先のボジョレー地区は、標高が高い割に気候が温暖で日当たりもよく、花崗岩質、石灰粘土層の土壌で黒ブドウ「ガメイ種」の栽培に適しており、ワイン界を代表する品種となりました。

ほかのワインとの違い

醸造方法の違い

通常の赤ワインは使用されるブドウを収穫後、実をつぶしてから発酵させ醸造。

ボジョレー・ヌーヴォーは「マセラシオン・カルボニック」という方法を用いて、ブドウをつぶさず、皮ごとタンクに入れ、タンクの下部にあるブドウが、上に重ねられるブドウの重みでどんどん潰れていき、自然に発酵します。

収穫されたばかりのブドウで出来たボジョレー・ヌーヴォーは、渋みが少なくフレッシュでフルーティーな口当たりの味わいになります。

解禁日はいつ？

もともと、ボジョレー・ヌーヴォーはボジョレー地区の地酒でしたが、美味しいとの評判が少しずつ広まり、やがて世界中で愛飲される人気のワインとなりました。

どこよりも早くボジョレー・ヌーヴォーを売り出そうと、ワイナリー同士の競争が激化し、販売開始を早めたいが為に、熟成していない品質の悪いワインが数多く出回ることで評判を落としかねないほどでした。

そこで、フランス政府は1967年にワインの品質を下げないために解禁日を11月15日に定めました。しかし、この日が土・日や祝日に重なってしまうと運送がスットプしてしまうことから、1985年に解禁日を現在の『11月の第3木曜日午前0時』に変更されたことにより、2023年のボージョレ・ヌーヴォーの販売は１６日午前０時に解禁されました。

※日付変更の関係上日本では、本国フランスよりも約8時間早く解禁日を迎えます。

ワインは長く保管しれおけば美味しくなると思われている方も多いと思いますが、熟成香を楽しめるのは一部の高級ワインだけに限られます。

解禁日付近に飲むのがイベントとしての楽しみもあるイベントワインとなっています。

ボジョレー・ヌーヴォーは、フレッシュさを楽しむワインなので、購入後は早めに飲むことをお勧めします！

買取・販売

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買取基準

お酒は口にするものですので、状態が良いもの（飲める状態）で、未開封でないとお買取りする事が出来ません。また未開封であっても著しく汚れた状態のもの、栓に緩みがあるもの、著しい目減りも不可です。

賞味期限のあるビールも買取・販売しておりますが、賞味期限によって買取できないこともあります。

また、賞味期限の記載がない長期保存ができるお酒は、需要も高いため高価買取になる可能性もあります。

また、店頭にはたくさんのお酒が並んでおりますので、お得にお買い物も出来ますので、ご来店くださいませ。