シャネル（CHANEL）言えばCが対照的に組み合わされたロゴマークと、ひし形ステッチ模様で有名なデザイン【マトラッセ】を１番に思い浮かべるのではないでしょうか？

そんなマトラッセデザインの中でも、代表的で人気の素材【ラムスキン】と【キャビアスキン】の違いについて、本日はお話していきたいと思います。

どちらも代表的なレザーの品物で人気の高い品物です。

どちらを買おうか悩んでる方に向けてそれぞれのメリットやデメリットについてもまとめていきますので、是非最後までご覧下さい。

マトラッセとは

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マトラッセの始まりは1929年から、その後のシャネルを代表するデザインとして長く愛されてきました。

デザインは、キルティングステッチで仕上げた、ひし形模様が特徴的なデザインです。

キルティングステッチとは

キルティングステッチとは、表布と裏布の間に、綿や柔らかい羽毛や毛糸などを入れて縫い合わせる事で模様を浮き上がらせた技法の事を指します。

またマトラッセとはフランス語で【袋詰めされた】【ふっくらとして膨らんだ】という意味を持ち、その名前の通り、ふっくらとしたひし形状の縫い目が施されたデザインやアイテムのことを総称して【マトラッセ】と呼ぶことが多いです。

日本では『ふくれ織り』とも呼ばれ、元々は素材をしっかり固定する縫い方でした。

この縫い方がシャネルに使用される事でデザイン性の良さがたちまち注目され、キルティング模様は【シャネル＝マトラッセ】を思わせる程、シャネルの象徴のデザインとなりました。

このデザインが持つ最大の魅力は、トレンドに左右されないエレガントなデザインとシャネルのデザイン性が上手く合わさった事にあると思います。

ドレススタイルにはもちろん、ラフなスタイルにも合わせやすいデザインで、年齢問わずどんな女性のスタイルも上品に格上げしてくれるところじゃないでしょうか。

また、シーズンを選ばずに年中使えるベーシックなものとも魅力的なポイントのひとつです。

そして、世界中で人気があり価値を認められているからこそ、シャネルは新品で高価な金額でも購入する人が絶えず、中古品になったとしても価値が高い品物のブランドです。

マトラッセに関してはシャネルのアイコンバッグとも呼ばれるため、いつ売っても高価買取が期待出来る人気の品物です。

もし【最近使わなくなったな】と思ったら早めに査定に出してみるのもいいかもしれません。

当店では販売は勿論の事、買取りもしておりますので、お気軽にご相談下さい。

ラムスキンとは

ラムスキンは表面がなめらかな質感を持つ素材です。

ラムスキンは名称の通り羊の革が使用されており、上品かつ柔らかな印象を与えてくれます。

また大人の羊の革ではなく、生後１年未満の羊の革を使用していることから、非常にデリケートで傷つきやすく、水分にも弱いとされています。

加えて、生後1年未満の仔羊の皮はサイズが小さく希少価値も高いため、最高級品とされています。

その分肌触りはきめ細かく、柔らかく肌に吸い付くような肌触りが特徴です。肌触りを重視する方にはたまらない素材と呼べます。

キャビアスキンと比較すると重さは軽く、荷物を入れても重くなりにくいため普段使いもしやすい素材です。

ラムスキンのメリット・デメリットまとめ

☑メリット

・素材が滑らかな為、肌触りが良い

・キャビアスキンよりも光沢感があり、高級なイメージを与える

・軽くて柔らかい為、荷物をいれても重くなる心配が少ない

・通気性に優れている

☑デメリット

・デリケートな素材な為、キズが付きやすい

・希少な革の為、高価になっている

・柔らかい為、型崩れしやすい

・水分に弱い

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マトラッセ25 ダブルチェーン  ￥418,000（楽天にて販売中）

 

ボーリングカンボンライン ボーリングバッグ  ￥138,000（楽天にて販売中）

キャビアスキンとは

キャビアスキンは表面に凹凸の型押しがされている特徴的な素材です。

なぜキャビアスキンと呼ばれるかというと、型押しの模様が高級食材の「キャビア」に似ていることから「キャビアスキン」と呼ばれているそうです。

キャビアという事で、サメの革だと思われている方もいらっしゃいますが、実は牛革を使用しています。

マトラッセは経年劣化で膨らみが小さくなっていくものですが、キャビアスキンは劣化のスピードが遅く比較的長く形を維持してくれると言われています。

傷が付きにくく、仮に傷がついたとしても目立ちにくく、肌触りが少し硬めの素材です。

また【キャビアスキン】という名前が有名ではありますが、正式名称は【グレインド カーフスキン】といいます。基本的にはどちらの名称でも間違いではありません。

キャビアスキンのメリット・デメリットまとめ

☑メリット

・素材が固いのでキズが付きにくい

・マトラッセ特有のふっくら感が持続しやすい

・表面に凹凸があるためキズが目立ちにくい

・長期間良い状態をキープできる

☑デメリット

・硬さがある為1度付いた癖が取れにくい

・1度キズが付いてしまうと修復しづらい

・素材自体厚みがあり重い為、荷物を入れるとかなり重くなる

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チェーンショルダーバッグ  ￥228,000（楽天準備中）

最後に

いかがでしたでしょうか。

本日はシャネルの人気素材のラムスキンとキャビアスキンについてお話させて頂きました。

その２つの素材を買取で考えた時に査定額が高い方は、現状ではキャビアスキンになります。

高級感や質感等には劣りますが、耐久性やキズが付いても目立ちにくいことから、キャビアスキンのバッグは状態が良いと判断され買取査定金額が高くなる傾向にあります。

勿論、バッグや財布等によっても値段は変わってきますので、一概にキャビアスキンであれば高いというわけではございません。

売るつもりがなく、ずっと自分が使い続けるにであれば【ラムスキン】

逆に、将来売るつもりであれば丈夫な【キャビアスキン】を選ばれるのも良いかもしれません。

どちらにもメリット・デメリットがありいい品物には変わりませんので、お気に入りの品を探す時の参考になればと思います。

質屋かんてい局会津若松店にはシャネルをはじめとする様々なブランドの品物を取り揃えております。

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また、ご自身で購入されたものではなく、品物の詳細がわからないものでも、１点１点拝見させていただき適正価格にてお買取させていただきますのでご安心ください。