金相場の高騰に影響を受けているのは貴金属だけではありません。実は記念金貨もその影響で額面以上の買取金額が付くものもあります！今回は金貨の価値とあわせて紹介していきますので最後までご覧ください。

 

記念金貨とは

日本の金貨の歴史の始まりは、昭和天皇在位６０年の時で1986年・1987年に【天皇陛下御在位６０年１０万円金貨】が発行されました。

それから皇室の即位や婚礼、オリンピックや万博など記念硬貨が発行されております。

日本では価値の高い記念品という認識が強いですが、金貨は「補助貨幣」として発行されているのでお金として使う事も可能です。

①特別な時に発行される

②素材が金である事

③発行枚数が限られている事

これらが主に金貨の特徴です。

金貨の価値とは

額面としての価値

金貨には額面に書かれている価格分の価値があります。前述した様に「お金」として使う事も出来るので、もし金相場が下がってしまっても額面の価格は保証されます。

素材が金である事

金は日々変動する相場により買取金額が決まります。記念金貨も貴金属相場が買取価格に影響します。

先にお伝えした通り金貨は「補助貨幣」として発行されていてお金として使う事が出来ます。ですので、一般的なお金や硬貨のように加工したりすることは法律で禁止されています。その日のスクラップ相場をそのまま計算するわけではなく、あくまでも市場価値としての目安とします。

コレクターアイテムとしての人気

特別な時にのみ発行され、さらに枚数が限られているのでコレクターの中で人気が高くなる金貨も存在します。

更に入手困難な金貨などは注目度も上がり、買取価格が上がることもあります。

金貨の買取価格

最近の金相場の高騰により額面の価値より金の価値の方が大きく上回っている状態にあり、そのため買取金額が額面以上の状態が続いています。買取金額が額面以上の金貨を紹介します。

天皇陛下御在位記念１０万円金貨

発行年：平成3年

金貨の直径：33mm

重量：30ｇ

品位：24金

図案：鳳凰と瑞雲

発行枚数：2,000,000枚

現在買取価格：226,000円（2023.9.4現在・買取価格は日々変動します。）

天皇陛下御在位60年記念10万円金貨

発行年：昭和61年/62年

金貨の直径：30mm

重量：20ｇ

品位：24金 図案：鳩と水

発行枚数：合計11,000,000枚

現在買取価格：147,000円（2023.9.4現在・買取価格は日々変動します。）

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨

発行年：平成5年

金貨の直径：27mm

重量：18ｇ

品位：24金

図案：瑞鳥の鶴二羽と波

発行枚数：合計2,000,000枚

現在買取価格：135,000円（2023.9.4現在・買取価格は日々変動します。）

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

どんなに金相場が下がっても額面は保証されるので資産として所有した方も多いのではないでしょうか？現在は額面以上の買取になっている金貨も多いのでこの機会に是非売却も検討してみてはいかがでしょうか。

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