金相場の高騰は地金だけでなく、メイプル金貨やキャット金貨などの金貨にも影響をもたらしています。

相場が上がると必然的に買取価格も上がるわけで、まさに時は今、売るなら今が大チャンス！

という事で今回は査定の方法を詳しくご案内します。

金貨の種類

金貨はその用途から3種類に大別することが出来ます。以下ご説明していきましょう。

地金型金貨

投資用に発行されている金貨で地金と同じ価値があります。また通貨としても使われます。

特徴は実際の額面よりも金の価値の方が高い設定となります。

「メイプルリーフ金貨」「ウイーン金貨」「カンガルー金貨」がこれに該当し、世界3大金貨と呼ばれています。

収集型金貨

記念金貨として発行されるもので、発行数が少なく希少性も高いので額面や、地金の価格より高い取引額となることもあります。また、コレクション性も高いと言った特徴もあります。

「インディアン金貨」「マン島キャット金貨」「ナポレオン金貨」がこれにあたります。

通貨型金貨

記念金貨として発行されます。収集型金貨との違いは額面以上の額で取引される事が多いことです。

日本であれば皇室にまつわる金貨がこれに該当します。

人気の金貨

先述の世界3大金貨に限らず人気の高い金貨には下記のようなものがあります。

メイプルリーフ金貨

カナダ王室造幣局が発行しており、世界一の流通量があります。1979年の創鋳以来毎年発行され、表側はエリザベス2世の横顔で、年度ごとにデザインが変えられています。

裏側はカナダと言えばメイプルシロップとのイメージがある事から、メイプルシロップの取れる楓の葉が描かれています。

マイクロ単位のレーザーマーキング、放射線状のラインの彫刻など高い技術で、偽造する事は困難を極め、世界で最も安全性のある金貨と言われています。

素材は99.99％の純金のものと、純度99.95％以上の純プラチナがあります。

マン島キャット金貨

英国王室領のマン島自治政府が988年～2012年迄発行しました。

表側にエリザベス2世、裏に猫が描かれています。猫の絵は毎年デザインが変わり、猫好きの方や、女性に人気です。

素材は99.99％の純金です。

ツバルホース金貨

イギリス連邦の加盟国、ツバル共和国が発行する金貨なのですが、製造はこちらもイギリス連邦の加盟国であるオーストラリア造幣局で行っています。

国名と、優雅に駆け回る馬のデザインから、「ツバルホース」と呼ばれています。

素材は純度99.99％の純金です。

 

クルーガーランド金貨

南アフリカ共和国が造幣、発行を行っています。

絵柄は初代大統領のポール・クルーガー氏と、スプリングボックというカモシカが描かれています。

素材はK22（22金）。

金貨・コインはすべて純金ではなく、他の金貨にはK21.6のものもあります。

 

コイントップの査定方法

コイントップというのは、コイン（金貨）を利用して作っているネックレストップのことです。

コイン自体はK24ですが、周りの枠がK18だったり、ガラスが付いていたりするためそれぞれの価格を足したり引いたりして合計することになります。

更に「OZ＝オンス」という重さの基準があります。これは金など貴金属に用いられる国際取引単位であるトロイオンスの俗称です。　※1OZ＝約31.1ｇ

算出方法

以下はガラス無しの場合の査定額の算出方法です。

①総重量を計測。

②コインの金種・オンスを確認して、コイン自体の金額を出す。

③枠の金種を確認。

④総重量からコインの重さをを引いて枠の重さを確認し、当日の金種の買取相場によって枠の金額を出します。

⑤コイン単体の値段＋枠の値段＝地金としての査定金額を出します。

⑥コインの状態やデザインによってプラスアルファの値段をつけるかどうか決定。

といった流れです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

金貨については該当する金貨のその日の買取相場から査定額を出し、コイントップについては説明した様に地金価格を出していきます。

いずれにしても金の相場が高騰している今が売り時であると言えます。

ちなみに金相場が高騰している理由は別のブログでも案内しておりますのでどうぞご覧下さい。

詳しくはコチラをご覧下さい。

 

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