手持ちの品物を預けてお金を借りる？この品物でいくら借りられる？質屋（質店）とは？

などの疑問に対し、これまでもその仕組みをお伝えしてきましたが、今回は借入金に対する

『利息』について簡単にご案内していきます。難しいこと、大変なことはありませんので

どうぞ気軽にお読み頂けましたら幸いです。

質料について

質料の設定

質料というのはお預けいただくお品物に対するご融資額の利息の事です。

ご融資金額が高いほど利息の％は低くなります。

(融資金額・・・利率)

1,000円～50,000円 ・・・8％

51,000円～100,000円・・・7％

101,000円～500,000円・・・6％

501,000円～999,000円・・・5％

1,000,000円～・・・4％

※質屋営業における金銭消費貸借契約について、出資法は年109.5％までの金利を取得することが認められています。金利は最大で9％となっています。

質料は満月計算

かんてい局の質料（利息）の計算方法は満月計算です。

満月計算とは、一カ月単位での質料の計算で、受け戻しの日が質入れした日から数えて

◆１ヶ月以内なら質料は1ヶ月分

◆ 2ヶ月以内なら質料は2ヶ月分

◆ 3ヶ月以内なら質料は3ヶ月分

※例えば１ヶ月を１日過ぎても、3週間過ぎても２ヶ月分の質料を、

2ヶ月を1日過ぎても２週間過ぎても3ヶ月分の質料を頂きます。

※返済は最短で当日から出来ます。

※質屋のお預かり期限（流質期限）は質入れの日から起算して満3ヶ月です。

質の延長について

意外に知られていないのですが、『質』は延長も出来ます。これを『利上げ』といいます。

質屋のお預かり期限（流質期限）である3ヶ月を過ぎても預けていたい、質流れにしたくないという場合は質料だけを支払う事でいつまでも延期が出来ます。

例えばご融資金額が

例1）35,000円ならば、上記の利率に照らし合わせると8％になるので

35,000×8％＝2,800

ですから、2,800円お支払い頂ければ、1ヶ月延長します。

例2）80,000円ならば

80,000×7％＝5,600

なので5,600円お支払い頂ければ1ヶ月延長します。

延長料金のお支払いは複数月分も可能です。

ただし、延長料金のお支払いは流質を1日でも過ぎると出来ませんのでご注意下さい。

お品物の受戻しについて

お品物に対してご融資した後、お客様は下記の選択肢があります。

①お品物を取り戻す

②期限を延長して預ける

③お品物を諦める

の3通りです。

①であればご融資しました元金と3ヶ月分の質料をお支払い頂ければ、お品物の受け戻しとなります。

ただし、必ずお預け頂いたご本人様が身分証を持参でお出でになり、現金のみの返済となります。

②については上記でご説明しました。ご来店になる方はご本人様でなくても構いません、身分証も不要ですが現金のみです。

③の場合は所有権の放棄となりますのでご融資に対する返済は無くなります。

 

最後に

質屋（質店）に対するイメージというのは、どんよりと暗くて怖くて、上から目線のおじさんに頭を下げてお金を貸してもらう恥ずかしさがあった。とお客様より伺いました。

昔のドラマや映画などでもよくみられるシーンのようです。（現代でこの仕事に従事している者から見ると信じられませんが）。

しかしそれが本当だったとしても現代社会では非現実なお話。

実際にご来店される方々は、女性も多くおいでになりますし、若い方であれば気軽な雰囲気でご来店になります。中高年の方ならば、想像していたのと随分と違う！雰囲気がいい！早く来ればよかった！と仰います。

プライバシーもしっかりと守られておりますし、お買取りや販売のコーナーもあり、さらに宝石・時計の修理も致します。

安心してお出でいただけるお店ですのでどうぞお気軽にお越し下さい。

査定はどんなお品物でも無料です。皆様のご来店を心よりお待ちしております

質屋かんてい局では、販売ブースも併設しておりますので、需要のあるお品物はプラス査定させていただくことが可能です。

また、ご自身で購入されたものではなく、お品物の詳細がわからないものでも、１点１点拝見させていただき適正価格にて買取させていただきますのでご安心ください。

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