シャネルには必ず付いてきたギャランティカード。

正確には不明ですが2021年5月頃から廃止になっていて、シリアルナンバーにも変化がありました。

その後はどんなものが付いているのか？買取価格に影響はあるのかなど、今までのギャランティカードやシリアルナンバーを紐解きながらお話したいと思います。

シャネル・ギャランティーカード

バッグや財布などを購入すると必ず付いてくるのがこちらのギャランティーカード。黒ベースに白文字とゴールドの縁がCHANELらしいですよね！

裏面のゴールドの数字がシリアルナンバーでアイテムごとに固有の番号が割り振られています。

【表】

【裏】

裏面には右上に白いシールが付いていますが、これは1997年あたりから、偽造防止として張られているシールでココマークが描かれています。

シリアルナンバーから見る製造年

シリアルナンバーは7～8桁の数字を組み合わせてあり、先頭の数字でおおよその製造年が分かります。

ですがシャネルが公式で発表した事は無く、数字が混在している年もあるのであくまでも参考程度に見て頂ければと思います。

ブラックライトを当てると光る

ギャランティカードにブラックライトを当てるとカードが光ります。

しかも光る場所に法則性があるんです！

例えばシリアルナンバーが「１４５０１１２３」（8桁の場合）

先頭の2文字「１４」行目が光るようになっています。

え？カードに14行もないよと思った方。11行からまた一行目に戻り12と数えてみてください。

ちなみに「８５０１６１８」（7桁の場合）

先頭の1文字「８」行目が光ります。

また、上記表にも記載した通りギャランティカードがブラックライトに光るのは2003年の8番台からなので

0～７番台は光らないので驚かないでくださいね！

シリアルシール

シャネル製品にはシリアルシールが貼られており、ギャランティカードと同じシリアルナンバーが入っています。

シリアルシールのデザインは年代によって変わっており、シリアルシールも偽造防止でブラックライトに当てると光るようになっています。

参考までに1985年～1993年代（シリアル０******～2******）のシリアルシール

ブティックシール

シャネルにはシリアルシール以外にゴールドのシールが貼られていることがあります。

これは「ブティックシール」と呼ばれていて、国内正規店で購入した商品になります。

また、ほぼ同じ様なシール（日付とイニシャルのようなものが書いてある）でシールの色がシルバーの物が存在します。こちらは「リペアシール」と言って国内正規店でお直しをした時に貼られるシールになります。

「ブティックシール」「リペアシール」に記載されているイニシャルのようなものは、どこの店舗か分かるイニシャルとなっています。ちなみに画像の「I.N」は「伊勢丹新潟店」になります！

※ブティックシール・リペアシールは2016年6月に廃止となっています

ギャランティカードが廃止に

2021年5月頃からシャネルのギャランティカードが廃止になり、バッグにはシリアルシールも見受けられず、代わりにメタルプレートにアルファベットと数字がランダムに刻印されるようになっています。

何だかロレックスのシリアルナンバーのようですね。

と、いう事は製造年が特定できない使用になったという事です！

※すべてがメタルプレートに変わったわけではなく、現在はバッグのみメタルプレートが見受けられています。