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かんてい局通信

質屋の歴史【世界編】

 

 

  みなさんこんにちは!新規出店アドバイザーの橋本です。

  桜がきれいな季節になりましたが、依然コロナは収束せず厳しい状況が続いています。

  家の窓から桜を眺める日々が続きますが、もう少しの辛抱ですね!

 

 

 

 

さて、日本では旧くは鎌倉時代より800年続く歴史のある商売『質屋』

なんと世界では、それよりもっと昔から質屋は存在していました。実は人類最古の金融機関の一つなんです!

 

知れば知るほど深い、質屋の世界。

今回は世界に目を向けて、質屋の歴史を見ていきましょう。

 


質屋の起源は古代中国

 

質屋の発生は、3000年前(!)の古代中国まで遡ります。

正確には「質屋」というお店の誕生ではなく、「質預かり」が行われるようになった時代です。

 

初めは、僧伽が貧しい農民の資金不足を短期的に補うために

担保として物品を預り、お金を貸し出すようになったことが始まりとされています。

 

質屋の産まれがお寺なのはちょっと意外ですよね。

文字通り、お金に困った市民の「駆け込み寺」が質屋の起源でした。

(ちなみに、「駆け込み寺」は日本語ですが質屋とは関係ありません。詳しくは『縁切寺』で検索してみください!)

 

そういうわけで、初期の質屋はお寺の僧によって運営されていました。

初めは、それぞれが独立し金銭のやり取りをしていたようですが、

やがて裕福な信徒と結びつき、ビジネスとして確立、人口の増加に合わせて質屋は増加していきました。

質屋創設を支援する「局」と呼ばれる専門機関が存在していたりもしたそうです。

初期の中国の質屋の様子

 

 

  中国三千年の歴史…その一端に質屋の姿もあったんですね。

 

 


古代ギリシャ・ローマでも質屋が繁栄

 

古代ギリシャ・ローマでも質預かりは一般的に行われていました。

 

紀元前27年、ローマ帝国を起こした初代皇帝アウグストゥスは公営の質屋を各地に設立。

犯罪者から没収した財産を基金に変換し、

生活の厳しい市民に、担保の1/2の金額を無利子で貸し出していました。

ヨーロッパでも貧しい市民を助けるために、組織的に質屋が運営されていたんですね。

 

また、各地を廻る行商人も多かったこの時代。

店を建てて一城の主となることは彼らの目標の一つでもありました。

そんな商人が店を構える最初の足掛け資金の調達先として、質屋はよく利用されていたようです。

 

犯罪者から没収したお金は、貧しい市民を救うために利用されました

 

一時期はカトリック教会から締め付けがあったようです。

お金がお金を生み出すのが投資や利息ビジネスの良さですが、

働かずにお金を稼ぐことを禁じるキリスト教徒には看過できないものがあったのでしょう。

しかし、市民の生活を守る質屋はその必要性を認められ、次第に規制は緩和されていきました。

 

質屋のすごいところは宗教の壁を越えたところ。

ユダヤ教徒が営む質屋でも、担保さえあればキリスト教徒が利用することができましたし、

もちろんその逆も可能でした。宗派による差別はそこには存在しません。

宗教に寛容な日本人には馴染みの薄い感覚かもしれませんが、これはとてもすごいことだったようです!

 

 

  教会も認める質屋の重要性には驚きです!

 

 


今も昔も、庶民に寄り添った質屋

 

質屋は市民の経済的危機を救うために生まれたことがわかりましたね。

老若男女問わず、モノさえあればお金を借りることができる質屋は必須の存在だったのでしょう。

 

それは海外の質屋の名前の由来にも現れているんです。

欧米で質屋は『Pawnbrokers(ポーンブローカーズ)』『Pawn shop(ポーンショップ)』と呼ばれています。

 

質屋の目印、吊り下げられた3つの金色の玉のモチーフが世界中で使われています

このモチーフの起源は、貸金業で有名なメディチ家が使った石袋など諸説あるようです。詳しくはまた別の機会に…

 

この『Pawn』質入れ・質草は、ラテン語の『patinum』に由来し、衣服を意味します。

※誓約を意味する『pignus』フランス語の『Pan』ブラウス・スカート を語源とするなど諸説あり

 

労働階級の市民にとって、衣服は持ち物のなかでも高価なものでした。

労働者は月曜に衣服を質屋に預け生活費を工面し、金曜日の給料日に元金を支払って衣服を取り戻したのでした。

この習慣は『Pay Day(給料日)』と呼ばれ、それだけ市民の生活に質屋が根付いていたのが分かりますね。

 

『Pop goes the Weasel』

"Half a pound of tuppenny rice,"

半パウンドのお米
"Half a pound of treacle."

半パウンドの蜂蜜
"That’s the way the money goes,"

これがお金の使い道
"Pop! goes the weasel."

コートを質に入れてね!

当時の童謡にも質屋と庶民の関わりが歌われていました

 

慈善事業として質屋は各地に拡がり、社会の縁側としての役割を担いました。

1872年イギリスの質屋法では、利息の上限、盗難品の扱い方などが定められ、現代の質屋に近いかたちが出来上がったようです。

 

もっとも、質屋の利用者は庶民だけに留まりません。

 

イギリスのエドワード3世はフランスとの戦費捻出のため宝石を質入れしたそうですし、

スペインのイザベラ女王コロンブスの航海費を用意するために、彼女もまた自前の宝石を担保に質屋からお金を借りていました。

教皇レオ10世は豪奢な暮らしで有名で、その生活の維持のためにしばしば質屋に訪れたのでした…

 

あのコロンブスも、質屋がなければ「新大陸」には到達できませんでした

 

 

  王族や教皇の財布も質屋は救ってきたんですね!

 

 


まとめ

 

いかがでしたか?

市民と質屋の結びつきの強さに驚かれた方も多いのではないでしょうか?

かつて質屋はもっと身近な存在で、市民の生活に根付いていたものでした。

時が経った現代でもそれは変わらず、今も昔も質屋は庶民の味方で、地域のセーフティネットです。

 

コロナによって不景気が拡大している今、当店を利用して頂けるお客様も増えています。

「不景気に強いビジネス」それが質屋です。

 

Other Contents

『質屋』って儲かるの?ビジネスの仕組みを説明します。

 

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