かんてい局通信

Kantei Tsushin

【2022年決定版】質屋が儲かる仕組みを紹介!買取と金融の最強ハイブリッド!

こんにちは、FTC株式会社の古田です。

今回は私たちFTCがフランチャイズ展開している質屋の儲かる仕組みについて紹介していこうと思います。

 

最近では買取専門店が増えてきているだけでなく、メルカリやヤフオクなどの一般ユーザー同士の売買も珍しくなくなってきました。

そんな中質屋がなぜ安定して経営できるのか、どのように儲けているのか、その仕組みを少しだけ公開します。

質屋が儲かる3つのポイント

ポイントを紹介する前に質屋の簡単なビジネスモデルを説明します。

ざっくりと説明すると、「質屋=買取店+金融業」なイメージになっています。

買取店のいい所と金融業のいい所を両取りした最強のハイブリッド事業なんです!

では気になる儲けポイントですが、

①利息の利率の高さ

②質預かりのリスクの低さ

③買取り・販売も行えること

の3つだと考えています。

次にそれぞれのポイントについて細かく説明していきます。

①利息の利率の高さ

まずは質屋最大の魅力である利息収入から説明していきます。

金融業(貸金業)と質屋、どちらも利用者にお金を貸して利息を取るという点では違いはありません。

しかし金融業と質屋では、実はそれぞれを管理している法律が異なります。

貸金業は「貸金業法」や「利息制限法」、質屋は「質屋営業法」と「古物営業法」という法律で規則などが定められています。

こちらの表を見て頂くとわかるように、貸金業の上限金利(年利)が20%であるのに対し、質屋は109.5%と5倍以上の高い利率を取ることが許されています。

質屋は質草の管理をする必要があるからです。

改正貸金業法が完全施行されたことでグレーゾーン金利は廃止され、上限金利は20%に定められたことは、おそらくこのページにたどり着かれている皆さんはご存じのことと思います。

例えば100万円の融資をしている場合で考えてみましょう。

貸金業の場合:1,000,000円×20%=200,000円

質屋の場合:1,000,000円×109.5%=1,095,000円

どちらも最大の利率で計算した場合は上記の通りです。

1年で89万5000円の差が出ることになります。

実際のかんてい局の場合は100万円の融資の場合は利率は1ヶ月4%で行っていますので、年利48%ですから、

この例の場合だと1年で48万円の利息収入となりますが、それでも貸金業よりも利息収入が多いのはご理解いただけるかと思います。

また貸金業は利用者の年収に対して最大1/3までしか融資できないのに対し、

質屋は質草(担保)を預かるため、融資額に上限はありません。

そういった点でも預かれば預かるほど利息収入が得やすくなっていきます。

②質屋のリスクの低さ

続いては質屋を運営していく上でのリスクの低さです。

どんなビジネスを行うにしても、必ずリスクが存在します。

金融業にとってのリスクは融資した元金が回収できず、利息利益が出ないことですね。

利息収入が元金を超えていればまだいいのかもしれませんが、それでも利益は減ってしまいます。

しかし質屋に関してはそのリスクは「ほぼ0」です。

なぜ低いのかというと、質屋には質草(しちぐさ)と呼ばれるいわゆる「担保」があるからです。

そして融資金額は担保として預かっている商品の価値で決まります。

元金が回収できなかった場合、担保として預かっている商品がお店のものとなり、販売することが可能です。

これを流質や質流れと言います。

販売する金額は当然融資した金額よりも高く設定できますので、結果的に元金の回収に加えて販売利益を得ることができるわけです。

その為信用貸しすることが多い消費者金融よりも質屋の方がリスクが低くなります。

③買取り・販売も可能であること

3つ目は買取りも行えることにあります。

全てのお客様が質預かりを利用するわけではありません。

むしろ日本では質屋というものを知らない方の方がまだまだ多い状況です。

そのような状況では質の利息収入だけでは安定した利益を出すことは難しいというのは言うまでもありませんよね。

そこでかんてい局では買取を率先して行い、店頭で商品を販売することによって、利息収入に加えて売上収入を得られます。

中には店頭での販売が難しいものもありますが、そういったものは業者販売のルートも整えていますので、エンドユーザーに販売するよりは利益は減るものの、換金し利益に変えることが可能です。

最後に

いかがでしたでしょうか?

質屋は金融業の一種ではありますが、古物商としての側面もありますので、「利息」と「販売利益」の2本柱で利益を作ることが可能な事業です。

最近では買取専門店が爆発的に増えておりますが、買取専門店では質預かりはできません。

私たちも買取専門店をフランチャイズ展開しておりますが、敷居は資金的な面でも、経営の難易度的にも質屋の方が上です。

しかしやるべきことをしっかりと行い、継続していけば必ず利益が生み出せます。

質屋事業に関して詳しい内容を聞きたい、という方は下のバナーからンライン事業説明会にエントリーをお願い致します。

担当者から追ってご連絡させていただきます。

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