COACHの歴史【女性の味方となったバッグブランドへ(1970〜1990年代)】
こんにちはかんてい局南高江店です。
今回もコーチの歴史についてまとめていきます。
コーチの転換点 “ボニー・カシン”の登場
1962年、コーチの運命を大きく変える人物ボニー・カシン がデザイナーとして参加します。
彼女は従来のクラシックな革小物に対して、軽く・使いやすく・実用的 なバッグを提案。
肩掛けストラップ、カラフルな配色、内ポケットの増加など“女性が本当に使いやすいバッグ”作りを追求しました。
普段使いできるラグジュアリーという革命
カシンが最も大切にしたのは 「高級だけど、気取らず使えること」 つまり、
コーチはこの時期から “日常に寄り添うラグジュアリー” という立ち位置を確立したのです。
重厚なハイブランドとは違い、 電車にも乗れる 仕事にも使える でも品質は一流 そんな “ちょうど良さ” が人気を拡大させました。
NYブランドとしての誇り
デザインにはニューヨークの空気感が色濃く反映され、「肩肘はらず、おしゃれ。都会的なのに親しみやすい」。そんなブランド像が出来上がります。
この頃から、NYの働く女性たちの相棒=コーチ というイメージが定着しました。
