Louis Vuittonの歴史 【モノグラムとブランドの確立(19世紀末〜20世紀)】
こんにちは、かんてい局南高江店です。
Louis Vuittonの歴史。本日は2日目となります。
今回は19世紀末〜20世紀までをまとめていきたいと思います。
ルイの死と息子ジョルジュの挑戦
1892年にルイが71歳で死去。跡を継いだ息子ジョルジュ・ヴィトンはブランドの拡大に尽力する。
1896年、モノグラム・キャンバス誕生
続発する偽物対策とブランドの象徴化を目的に考案されたデザインとして
「LV」の頭文字、星、花のモチーフを組み合わせた独創的なパターンであるモノグラムが作られました。
単なる商標を超え、芸術性の高いデザインとして世界中に受け入れられ、
現在に渡るまで、ルイ・ヴィトン社のトレードマークとなります。
技術革新と拡大
1901年には、もともと旅客船の洗濯物を収納してドアノブに掛けて使い、
乗員が持っていく仕組みで使用されていたランドリーバッグを改良して、
トランクの中にいれることのできるバッグ「スティーマーバッグ」発表した。
その後も海に落ちても沈まないトランク、水やほこりを防ぐ素材を使用したトランクなどを開発します。
この中でも海に落ちても沈まないトランクは有名で、1912年に起きたタイタニック号沈没事故でルイヴィトンのトランクにつかまっていた者は助かったという逸話もあります。
アイコンバッグ誕生
1930年に旅行バッグの定番になる「キーポル」。
1932年にシャンパンボトルを持ち運ぶために作られた巾着型バッグ「ノエ」。
1930年代に日常使いに適した小型バッグ「スピーディ」など
今でもLouis Vuittonの顔でもあるバックが登場します。
今回はここまでです!
タイタニックのバックの話は以前テレビでやっており実験で実際のバックを準備して
浮くかどうかを試すというコーナーがあったのを覚えています。
実際に浮いて捕まることもできたという結果から技術力の高さを実感しますね。
明日は最終日です。近代編になります。楽しみにお待ちください。