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【今年の節分は2月2日】節分って2月3日じゃないの?

♦目次♦

 

 

2025年の節分は2月2日!!

本日2月2日は【節分】です。「あれ?節分って2月3日じゃないっけ?」「いやいや、節句だから2月2日だよ」「食品メーカーが無理矢理日曜日にしたんでしょ」などなど、ブログ担当の周りでは節分の日付についての議論が交わされています。ということで、今回は節分についての小話をご紹介いたします。

 

目次

 

 

 

そもそも”節分”とは

節分は一般的に2月頭の豆まきの日……と認識されておりますが、「季ける」名の通り、実際は各季節の始まりの前日(立春・立夏・立秋・立冬)で4回あります。昔は季節の変わり目に邪気(鬼として描かれる)が生じると信じられておりましたので、その邪気(鬼)を払うために悪霊払いが執り行われておりました。その後なんやかんやあって今の「炒った大豆を撒く」「歳の数(+1)の豆を食べる」といった行事として残りました。

ちなみに、日本に限った話ではありませんが、昔は天気や何やら「理解できぬもの」「制御不能なもの」を神様や妖怪として信仰していました。

  • 大地の神さまに豊穣祈願のお供え物をする。
  • 海神さまを恐れ敬い荒れ海を沈めて頂く・大漁祈願をする。
  • 病の神さまに贄を捧げ病魔を沈めて頂く/妖怪じゃ!妖怪のしわざじゃ!

などなど。なお、この話は節分と無関係ではありませんが、今回の趣旨とあんまり関係ありません。

 

なんで豆を撒くの?

豆は食べることもでき、植えたら植物が育つことなどから「生命力・魔除けの呪力」が備わっているとする信仰があります。ほかにも、「魔を滅する」→「魔滅」→「まめ」といったような言霊表現だったりと、幾つかの いわれ があります。もっとも、要は「生命力や魔除けの象徴」を「鬼(病魔や厄の象徴)」にぶつけて祓うことが目的ですので、豆に限らず米や麦、炭などを撒くこともありました。

ちなみに、令和5年の日本国内での大豆収穫量[1]

  • 1位:北海道(115,600t)
  • 2位:宮城県(19,400t)
  • 3位:佐賀県(15,500t)

となっております。そして弊社のスタッフは東北・北海道出身者ばかりなのです。みんなさぞかし炒り豆を豪快に撒いているのだろう……と思いきや

  • 「節分で撒く豆?そりゃ落花生でしょ」
  • 「え?大豆?イソフラボンを撒くの?」

 

 

まさかの[2]落花生。

 

 

まあ落花生の方が拾うのも楽だし、掃除もあまり手間にならないし(殻は飛び散りますが)、転がっていく心配もないし、食べる時にいちいち洗う必要もないし……。

といった合理的判断に寄ります。調べたところ、北海道・東北・北陸・南九州は落花生を撒くようです。割と多いですね。

なお、同じ理由で「○ん六」[3]の個別包装の豆菓子を撒いたり、餅やみかん等といったものを撒く地域もあるようです。そもそも「でん○」自体がこの時期は鬼のお面を付録に付けていますしね。

 

升に入った福豆[※]

 

炒り豆[※]

 

節分って2月3日では?

最初の項目でも触れておりますが、節分は立春・立夏・立秋・立冬の前日を指します。よって、立春の日付が変われば節分の日付も変わるのです。実際、2021年も節分は2月2日でした。[4]

日付がズレた理由はざっくり言うと「1年は厳密には365日じゃないし、1日も24時間ではないから」。[5]うるう年を思い出していただければわかるように、365日でずっと通していると少しずつ時間がズレていき、2月29日で修正をかける。そんな感じで節分の日付はたまにズレます。2月4日のこともあります。

最後に

以上で節分のざっくり解説は終わりです。なお、最初の所にあった「節句だから間違っていない」という意見はそもそも節分は節句ではないので誤りになります。ましてや食品メーカーの陰謀なんて暴論は振りかざしてはいけません。節句のお話は、機会がありましたらまた次にでも。(●’◡’●)

あ、ちなみに今年の恵方の方角は西南西だそうです。

 

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利府町近隣の宮城郡・塩釜・多賀城など近くに来られた方も是非!!

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注釈

[1]^ 農林水産省「作況調査」より

[2]^ 記事の都合上「まさかの」と記載しておりますが、本ブログ筆者も東北人ですので落花生に何ら疑問は覚えなかった立場にいます。

[3]^ 「で○六」の本社工場は山形県山形市。

[4]^ 2月2日が節分だった年は、2021年の前だと1897年が該当します。

[5]^ ざっくり言わないと、まず前提として昼夜・時間・日付は地球の公転と自転を元に設定しております。地球自身の回転=自転一周を1日、太陽の周りを一周=公転を1年としているのですが、自転による一回転は厳密には約23時間56分、公転による一周は365.2422日であり丁度にはなりません。自転の話は一旦置いておくとして、公転の周期は0.2422日≒6時間ズレることになります。つまり、1年経つごとに実際の地球の位置に対してカレンダーは6時間ずつ早まっていくため、6時間×4周=24時間(=1日)、つまり4年経つと1日ズレるということになります。そんなわけで4年に一度、うるう年として1年を366日に(=24時間増や)して調整を掛けるのです。が、今度は自転の話に戻ります。さて、自転は約23時間56分。うるう年で24時間増やすと、今度は日付の方が地球より遅れます。そういうわけd以下略。

[※] 出典:いらすとや

 

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