誕生石は12カ月それぞれに設けられていて、お守り的な意味合いや、身に着ける事でラッキーが舞い込む！といわれます。

中には6月の様に「真珠」「ムーンストーン」「アレキサンドライト」というように複数設定されている「月」もあってうらやましく思ったり、あの宝石が良かったと残念に思ったり。そんな経験、ありますよね？

来月7月も、実はカーネリアンというメノウの仲間も誕生石なのですが、今回は『ルビー』にまつわるお話をお送りします。

奇跡の宝石

PT900 ルビー/ダイヤモンドリング

販売価格は　￥98,000-

 

いきなり硬いお話のような出だしとなりますが、ルビーは鉱物学的に言うと「コランダム」という酸化アルミニウムの結晶に分類されます。

このコランダムには他に、こちらもメジャーな宝石であるサファイアがあります。

ルビーとサファイアが同じ鉱物に分類されているなんて、とても豪華ですね。宝石界の主役が2人揃ったような感じです。

ルビー・サファイア・エメラルドのK18の3連リング

それぞれに独立でも使用可、ダイヤモンドがサイドに埋め込まれている

販売価格は　￥49,800-

 

さてその「コランダム」、実は「赤色の石」だけがルビー、その他の色はサファイア（ブルー・パープル・ピンク・イエロー・ホワイト、そしてパパラチアなど）と区別されています。

何故、赤くなるのか？

それは酸化クロムという金属が、ほんの少し1．89％程度含まれたことで起きた奇跡なんです。

そしてこの酸化クロムの微妙な含有率の違いで赤の濃薄が異なります。

ご存じの方もおいでかと思いますが、紫がかった鮮明な赤色は『ピジョン・ブラッド』と呼ばれルビーの究極の色とされています。

星座石

K18WG ルビー/ダイヤモンドリング

販売価格は　￥54,800-

 

古来より、お守り的な価値として宝石に守護的な意味が求められて来たのですが、その方法は2つ。

ひとつは誕生石、そしてもうひとつが星座石。

実は西洋では自分の星座から守護石を選ぶ傾向の方が一般的なのだとか。

そしてルビーは「獅子座」の守護石。（7/24～8/23生まれ。）

一説によると獅子座生まれは、情熱家・強いリーダーシップ・統率力と表され、反面、短気・移ろいやすい・寂しがりだとのこと。

ルビーには短絡的な大穴狙いを抑え、正しい判断・行動の為のパワーが宿っていて、未然に危機を防ぐ力があるとのことです。

英国王の戴冠式

「黒大使のルビー」。これを知っているのなら、結構な宝石通か博識さんですね。

先ごろ、英国王室ではチャールズ3世の戴冠式が行われました。世界中が注目した大英帝国の国王の冠ですから、そこに使われる宝石は最高級の物ですね。

エリザベス女王の戴冠式でも使われていたこの冠の正面には「黒大使のルビー」と呼ばれる見事な宝石が飾られていたのですが、実はこの黒大使のルビー、実はルビーではなかったことが近年判明し、世界中の宝石通に衝撃が走った！とのこと。

黒大使のルビーはルビーではなく、類似のスピネルだった！

歴史ある英国王室さえ見抜けなかったとは・・・現在はその成分などから間違う事もないですが、宝石って奥が深いですね。

 

最後に

PT850のルビー/ダイヤモンドリング

販売価格は　￥69,800-

 

ルビーにまつわるお話の数々、いかがでしたか？

話のタネにもうひとつ。

結婚25周年を銀婚式、50周年を金婚式と呼び祝福されますが、ルビーが主役となるのは40年目。

紅玉婚式と言い、情熱・純愛が宝石言葉のルビーを結婚記念日石としています。

K18/PT900 ルビーリング

販売価格は　￥38,000-

 

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