2022/10/15お知らせ

【山形の質屋（PawnShop）について】質入れのご案内【山形の質屋さん】

質屋かんてい局山形南店のメイン業務である「質」についてご説明します！
様々な方に便利にご利用頂いている「質」ですが、山形の方にはまだまだ馴染みの薄いものかと思います。
かわいいイラスト付きで分かりやすくご説明いたします！！是非最後までご覧くださいね♪

こんにちは！質屋かんてい局山形南店の新関です。
本日は質屋かんてい局山形南店の「質サービス」についてご紹介いたします！

元々は鎌倉時代から700年続く銀行より古い金融機関

現在から700年以上昔、日本で貨幣制度が流通し始めた頃に質屋は誕生しました。
それ以前は物と物の交換で生活をしていた日本だったので最初は貨幣の登場に慣れなかったことと推察します。
当時は「土倉（どそう）」と呼ばれていた質屋ですが、江戸時代に入り、庶民が今でいうATM感覚で「土倉」を頻繁に
利用する上で「土倉」が爆発的に増えたため、幕府によって「質屋取締令」が施工され呼び名も「質屋」と変わるようになりました。

日本では「銀行」よりも歴史の古い金融機能を持ったお店が「質屋」です。
鎌倉時代から南北朝時代→室町時代→戦国時代→安土桃山時代→江戸時代→明治→大正→昭和→平成→令和…と実に700年以上も
業態は変えつつも廃れることの無かった「質屋」はまさに「地域の皆様の困った時の駆け込み寺」となっているのですね。

質屋かんてい局山形南店は現代で「山形で困っている方の相談所」のような役割を担っていると誇りに思っております。

質入れとは

宝石・貴金属・時計・ブランド品などお客様の大切な品物（質草）を担保としてお預かりして現金をお貸し致します。
お客様が質料（利息）と元金を期限内にお支払いくだされば預けた品物をお返し致します。
仮に返済ができなくても担保として預けた品物を手放す事を選択すれば返済義務はなくなります。
これを「流質」と言い、「流質」はお客様の選択肢の一つですのでお気軽に選んでいただいて問題のない手法です。

質のシステム

質屋かんてい局の質流れ期限（お預かり期限）は、質入れした日より起算して満3ヶ月となります。
質流れ期限まではお品物を質屋かんてい局山形南店で保管させて頂きます。
また、質流れ期限内（満3ヶ月以内）であれば、いつでも質利息（質料）のお支払い（延長）や、お品物をお戻し（出質）する事が可能です。

質流れ期限までにお品物をお戻し（出質）の予定が立たない場合は、質利息（質料）のみを質流れ期限までにお支払い頂く事で質流れ期限の延長が出来ます。
お客様が質利息のお支払いを続けている限り、質流れ期限は延長されます。
逆に、ご延長をご希望されない場合（質流れ希望）は、質流れ期限を過ぎた段階で、自動的にお品物の所有権がお客様から質屋かんてい局山形南店に移り、質流れとなりますので、質屋かんてい局山形南店へのご連絡等は一切必要ございません。
また、質流れをしても再度別のお品物を質入れ頂く事は可能ですので、何度でもお気軽にご利用下さい

質屋と消費者金融の違い

たしかに、質入れをする店舗はお金を融資するわけではありますが、消費者金融のような貸金業ではありません。

また自分の持ち物を担保に入れて、それに見合ったお金を融資してもらうわけですから、「借金」とはまったく異なる「身の丈に合った」融資方法なのです。ですから借りすぎる危険性もありませんし、預けた品物をあきらめるだけで返済の義務も取立ても遅延利息もありません。これこそ、質入れの店が健全な金融機関として長く利用されている大きな理由だと考えられます。