【腕時計ブランド】世界最高峰のウォッチメゾン パテック・フィリップ(Patek Philippe)の歴史を解説!(前篇) 質屋かんてい局上尾駅前店
こんにちは!
かんてい局上尾駅前店スタッフです!
「パテックフィリップ」は世界最高峰の時計ブランドであり180年に及ぶブランドヒストリーは多くの偉業と華麗なる歴史で彩られています。
世界中のセレブレティや時計愛好家を今なお魅了し続ける特別なタイムピースです。
そんな「パテック・フィリップ」の歴史について解説いたします。
パテックフィリップとは?
一般的に高級腕時計メーカーというと「ロレックス」や「オメガ」が有名ですが、
それらを超えた超高級腕時計メーカーが存在します。
それが世界三大高級腕時計メーカーや雲上ブランド等と称されるメーカーです。
「パテックフィリップ」は「オーデマピゲ」「ヴァシュロン・コンスタンタン」と共に
世界最高峰のウォッチメゾンとして知られています。
その優れた性能や高い技術力、美しいデザインは世界屈指の高級メゾンの名に恥じない
完成度を誇ります。
パテックフィリップの歴史(前篇)
創業期
1839年 パテックフィリップの原型となる会社をスイスのジュネーヴに亡命した二人のポーランド人が創業しました。
それが「アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック」と「フランソワ・チャペック」です。
二人は「パテック,チャペック社」を創設します。
1844年 パリ産業博覧会で「ジャン・アドリアン・フィリップ」の鍵なし竜頭巻き上げ・時刻合わせ時計に対し銅メダルが
授与されました。
翌年、彼はパテック,チャペック社に入社し、ほどなくフランソワ・チャペックが退社します。
1951年 鍵なし竜頭巻き上げ・時刻合わせの特許を取得、社名を「パテックフリップ」に改めます。
同年にロンドンの万国博覧会に出展し、鍵なし竜頭巻き上げ・時刻合わせ時計が各国の著名人から賞賛を集めました。
ヴィクトリア女王は鍵なし竜頭巻き上げ・時刻合わせの18金のペンダントウォッチを購入したとされています。
パテックフィリップは創業時から多くのセレブレティから賞賛されるメーカーとしてヨーロッパで名を馳せていました。
1849年からティファニーに懐中時計を納品
1867年にローマ教皇ピウス9世が懐中時計を購入
1868年にハンガリーのコスコヴィッチ伯爵夫人の依頼でスイス初の機械式腕時計を製作
1877年にピョートル・チャイコフスキーが懐中時計を購入
このように名だたる著名人がパテックフィリップの時計を購入しています。
ブランドの確立
パテックフリップはその優れた技術力で多くの機構を開発し、今なお時計業界を牽引する存在です。
その礎となったのが下記の多くの特許技術や複雑時計の製作です。
1881年 高精度緩急調整機構の特許を取得
1889年 懐中時計用の永年カレンダー機構の特許を取得
1902年 スプリットセコンドクロノグラフの特許を取得
1910年 ウェストミンターの鐘を再現した超複雑懐中時計「レグラ公」を製作
1923年 パテックフリップ初のスプリットセコンドクロノグラフ搭載の腕時計「No.124 824」を製作
1925年 パテックフリップ初の永年カレンダー搭載腕時計「No.97 975」を製作
1927年 ジェームズ・ウォード・パッカードに天文表示懐中時計を納入
などなど、設立から100年以内に多くの発明を行い、その名声を高めて来ました。
新体制と地位確立
1929年に世界恐慌が起き、パテックフィリップは経営難に陥ります。
1932年 文字盤の製造会社を営んでいた「ジャン・スタール」と「シャルル・スターン」兄弟が
経営権を獲得し、以後、スターン家がパテックフィリップを経営しています。
そして、1932年にドレスウォッチの傑作と名高い「パテックフィリップ96」が発表されます。
日本では皇族の方にも愛用されていたことで知られる時計で、ドレスウォッチの完成系として
多くの時計ファンを虜にし続ける逸品です。
以上が前篇になります。
後編では現在人気の「ノーチラス」や「アクアノート」などの名作腕時計や新体制から現代までの
歴史について解説いたします。
ぜひ一度ご来店下さい!
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