こんにちは

質屋かんてい局名取店です

 

本日は金よりも？プラチナよりも？

価格高騰が続いている「パラジウム」

という貴金属について、出来る限り

わかりやすくご紹介していきます

 

最近は、結婚指輪などの宝飾品にも使われている

身近な素材ですので「関係ない」と思わずに

最後までご覧下さい

 

 

パラジウムとは

まず、パラジウムとはなんなのか・・・

簡単に一言で説明するならば

「プラチナと同じジャンルの貴金属」といった感じ。

同じジャンルなので同じような性質を持っています。

たとえば、プラチナの元々の白い（銀）色や

酸化しづらく変色しない、そして、密度が小さく

軽量化しやすいということもあり

まさに「プラチナの代替品」と言われる貴金属です。

 

パラジウムの相場

このプラチナの代替品と呼ばれる

パラジウムの相場はいくらぐらいなのか

見てみましょう

パラジウムの１０年間の価格の推移がこちらです。

（※出典：日本マテリアル）

 

ちなみに、金の推移はこちら。

（※出典：日本マテリアル）

 

パラジウムの１０年前の相場は

おおよそ1グラムあたり２，０００円程でした。

２０１８年頃からグングン上昇しているのが分かりますね。

そして、２０２１年現在の１グラムあたりの相場は

おおよそ９,０００円程度です

プラチナが２０２１年現在４，０００円前後

金が２０２１年現在６，０００円前後と考えると

圧倒的に相場が高騰していることが分かります

 

相場高騰の理由

なぜ、名前も聞いたことが無いような

貴金属の相場が高騰しているのでしょうか？

 

その理由の鍵を握るのはズバリ「自動車」です

今や、環境問題の取り組みの一環として

「排ガス規制」は当たり前ですよね

その為、ディーゼル車に規制がかかり

現在は、ガソリン車と電気自動車の需要が増加

元々、プラチナを使うことが多かったディーゼル車よりも

パラジウムを使うガソリン車が上回ったことが

価格逆転の理由と言えます

 

自動車を作るには様々な部品やシステム等が必要ですよね

世界中で使用されているパラジウムの約60％以上は

そういった自動車製造に使われているそうです

 

こういった理由から

まだまだ、パラジウムの需要は高まり

価格高騰は継続していくのではと言われています

 

パラジウム製品の見分け方

正直、なじみの薄いパラジウムですが

自分たちの生活に置き換えた時に

直接手に取ることができるパラジウムと言えば

「銀歯」や「宝飾品」が主になります

 

金やプラチナのように結婚指輪をはじめとする

宝飾品にも使われているパラジウム。

どうやって見分けたらいいのでしょうか？

 

宝飾品であれば「素材刻印」が入ることがほとんどですね

この刻印に注目して、いまからお伝えするポイントを

覚えておけば・・・

将来、高価買取り品を見つける手がかりになるかも？？？

 

まず、こちらが「プラチナ」の刻印です。

Ｐｔ〇〇〇

という刻印が彫られていると思います。

 

こちらが「パラジウム」の刻印です。

Ｐｄ〇〇〇

という刻印が彫られていますね。

 

そうなんです・・・

「ｔ」と「ｄ」の違いだけなんです（泣）

 

とってもややこしいですよね

よく知っている「Ｐｔ」と似ているのに

違うからこそ、ニセモノだと思って

捨てちゃう方もいるんです

 

捨てちゃダメです

今はプラチナより高価な貴金属なんです

 

みなさん、これから目にするかもしれないので

しっかり覚えて下さいね

 

パラジウム買取り中！！

さて、パラジウムという貴金属について・・・

そして、その価値が上がって来ていることを

ご理解して頂けたかと思います

 

質屋かんてい局名取店では

他店ではなかなかお買取りしていない

パラジウムのお買取りも積極的に行わせて頂きます

 

他の貴金属と同様に当店の買取基準はございますので

ぜひ、お品物を見させて頂き

きちんと査定させて頂きたいと思います！！

 

最後に

いかがでしたか？

今日、初めて「パラジウム」を知った方も多いと思います。

意識して見ないと見落としてしまう刻印であったり

今後も見込みのある貴金属であるということを

知って頂くきっかけになれば嬉しいです

 

たとえ、どんな刻印が入っていても

もしかしたら自分には分からない

高価なお品物かもしれません！！

捨てちゃう前に、ぜひ、お気軽にご相談下さい