今回は当店でもお持ち込みの多いダイヤモンドについてお話します。

どのような種類のダイヤモンドが値段が高くなりやすいのか、手放す前に知っておきたい、値段の付きやすいダイヤモンドの種類とは？についてご案内させて頂きます。

 

ダイヤモンドの種類

まずダイヤモンドを査定させて頂く際に見るポイントは『一粒』の物か『集合』の物のどちらなのかです。

 

ダイヤモンドの形状

一粒石のお品の方が金額が出るとご説明させて頂きましたが、

この一粒石の中でも状態によって金額に差が出ることがあります。

ダイヤモンドそのもののグレードや質によって…という部分もあるのですが、

もっと簡単な見分け方としては『ダイヤモンドの形状』になります。

 

 

一般的にダイヤモンドというと写真のような形状のカットを想像される方が多いと思います。

この形状を『ラウンド・ブリリアント・カット』といい、ダイヤモンドが光を反射して最も輝くように作られた58面体のカットのことを指します。

中古でもこのカットのダイヤが最も値段が付きやすくなります。

 

 

例え大きさが1ctあったとしても、写真の物のように縦長だったり、カットの形状が違えば値段は大きく下がってしまうことが多いです。

ただ、あくまでも『売る時の値段』という事であり、ダイヤモンドであることに変わりはありませんし、購入時に高額だったことも変わりません。

 

鑑定書と鑑別書

ダイヤモンドを査定させて頂く際に一緒にお持ち頂くと、査定額が変わることのあるものがあります。

それが『鑑定書』と呼ばれるもので

◆カラット　ダイヤモンドの重さ（1CTは0.2ｇ）。大きさではありません。

◆カラー　　無色透明である「Dカラー」を最高位として、以下Zカラー迄あります。

◆クラリティ―　　ダイヤモンドの透明度・内包物の割合。少ないほどグレードが高い

◆カット　　どのようなカットかという事。カットがダイヤモンドの輝きの良しあしに直結します。

この4項目が詳しく記載されています。

宝石鑑定機関が出している物で、色々な種類がありますが、基本的にはA4サイズくらいの2つ折りの冊子になっている物がほとんどです。

※ダイヤモンドのグレードについて詳しくはコチラ

この時に注意していただきたいのが『鑑別書』と呼ばれる冊子もある事です。

名前も見た目等も良く似ていますが、『鑑別書』はあくまでもダイヤモンドかどうか。

極端な言い方ならばダイヤモンドかそれ以外の宝石か。

内容もグレード等の記載は無いため査定時にはあまりプラスになりません。宝石店によっては鑑定書がなく、鑑別書のみ発行しているお店もありますので、そこの違いにはお気をつけ下さい。

 

最後に

ダイヤモンドと一口に言ってもその値段の出し方は非常に様々です。

当店では専用の機材を使用してダイヤモンドを査定しておりますので、いくらになるのか知りたいジュエリーがある方は是非お気軽にお持ち下さい。

 

 

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