2025/01/18スタッフブログ

【宝石|ジュエリー】【アレキサンドライト】【横浜市|港南区|買取|質預かり】高額査定質預かり質屋かんてい局横浜港南店

こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます。

希少な宝石【アレキサンドライト】についてご紹介します。

アレキサンドライトとは…その由来

アレキサンドライトは、非常に珍しい宝石の一つで、クリソベリルという鉱物の変種です。その最も特徴的な性質は、【変色効果】を持っている点です。

この特性により、光源の種類によって異なる色合いを見せることができます。

日光のような自然光では緑がかった色や青緑色に見え、白熱灯などの人工光では赤みがかった色や紫色に見えるのが特徴です。

この特性は、アレキサンドライトの中に含まれる微量のクロムによるものになります。

変⾊の程度が明瞭であるほど貴重とされており、アレキサンドライトは【昼のエメラルド】【夜のルビー】とも言われています。

また、変⾊効果に加えてキャッツアイ効果を⽰すものもあり、【アレキサンドライト・キャッツ・アイ】と呼ばれています。

アレキサンドライトは1830年にロシア帝国ウラル山脈のエメラルド鉱山で発見されました。

この鉱物は不思議なことに、昼間見たときには緑色だったはずなのに、持ち帰り夜､ローソクの光の下で見てみると赤色に変わっていました。

これは大変な石だという事で、当時のロシア帝国皇帝のニコライ一世に献上されることになります。

献上される日にち4月29日が皇太子アレキサンドル二世の誕生日だったので、この非常に珍しい宝石は【アレキサンドライト】と名付けられました。

またロシアの軍服の色が赤と緑だったので縁起の良いお守りとして【アレキサンドライト】は、特別な価値がある宝石となったのです。

発見当初から長い間ロシアでしか採掘されておらず、ロシア皇帝の宝石として高貴なイメージが抱かれてきました。

現在も産出量が限られており、美しいカラーチェンジ効果を見せるものは少ないことから、希少価値の高い宝石として大切に扱われています。

産地

アレキサンドライトはロシア/スリランカ/ブラジル/タンザニア/マダガスカルジンバブエで発掘されています。

最初にアレキサンドライトが産出されるようになったロシアのウラルですが、すでにほとんど採り尽されたと言われています。

この地域のアレキサンドライトは内包物が多く、最高品質であるジェムクオリティのものは極わずかですが、光による色の変化がはっきりしているのが特徴です。

ブラジル産はキャッツアイなどとともに少量のみ産出されていました。

1987年にミナス・ジェライス州で突如大量に産出され、ブラジル産のアレキサンドライトは、ほかの産地と比べて透明度が高いことが特徴です。

また色味は、太陽光の下では青みが強いグリーン、白熱電灯の下では赤紫にはっきりと変わるのが特徴です。

当店では【宝石・ジュエリー】のお買取に力を入れております。

もちろん【質預かり】も大歓迎でございますので是非【かんてい局横浜港南店】にお持ち下さいませ。

ルビー価値基準

1：変色効果（カラーチェンジ）

アレキサンドライトの最大の魅力であり、価値の大部分を占めるのが変色効果です。この変色効果の度合いや鮮やかさが高いほど、価値も高くなります。

理想的なアレキサンドライトは、自然光で鮮やかな緑（または青緑）に見え、白熱灯では赤（または紫赤）に変わるものです。緑から赤への変色が明確で、鮮やかであればあるほど高価になります。

2：Color(カラー)

アレキサンドライトの色は、光源に応じて大きく変化しますが、それぞれの色の質（鮮やかさや濃さ）が評価の基準になります。

緑の色相の場合、理想的な緑は「鮮やかなエメラルドグリーン」や「青緑色」とされます。濁りがある緑色や褐色が混ざった緑色は価値が低くなります。赤の色相の場合、白熱灯下で見える理想的な赤は「ルビーレッド」や「ラズベリーレッド」とされます。赤みが弱いオレンジ色やピンク色のものは価値が低くなる傾向があります。色の鮮やかさが高い（濁りのない）ものほど価値が高くなります。

3：Clarity（透明度）

アレキサンドライトはクリソベリルの一種であり、基本的に透明度の高いものが好まれます。

インクルージョンが少なく、透明度が高いものほど価値が高いです。ただし、軽度のインクルージョン（例えば「シルク」状の内包物）は、光を拡散させて宝石の輝きを増す効果を持つ場合もあります。内包物が多いものや、肉眼で見える大きな傷がある場合は、価値が大幅に下がります。