2024/01/10スタッフブログ

プラダ 1BH082 ショルダーバッグ

こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます。

本日はイタリアを代表する高級ブランド【プラダ】をご紹介させて頂きます。

【プラダ 1BH082 レザーショルダーバッグ】

イタリアを代表するブランド【プラダ】の歴史

世界中で愛されファンの多い【プラダ】ですので皆様も名前はご存知かと思いますが、その歴史は知られていないと思います。

【プラダ】の創業は1913年で110年以上続く歴史あるブランドです。

イタリア・ミラノで【マリオ・プラダ】と【マルティーノ・プラダ】の兄弟が【フラテッリ・プラダ】と言う高級革製品専門店を設立したのがブランドの始まりです。

二人は世界中から集めた、当時では珍しかったワニ革や、蛇革、セイウチや象など貴重な革を集め、一流の職人にそれらを使った革製品を依頼しました。

上品で高品質なバッグなどの革製品を次々と送り出して、上流階級の人々の注目を集めます。

開店から6年目には、イタリア王室ご用達のお店となりました。

この【プラダ兄弟】の躍進は上流階級や王室のご用達になる程、高品質の素材や、物作りが出来ていたからです。

【プラダ】の低迷期

その後も【プラダ兄弟】は精力的に活動していきますが、時代が第二次世界大戦に入ると貴重な素材や高品質な革などが手に入りにくくなってしまいました。また、高級バッグなどの重要も減り、低迷期となってしまいます。弟の【フラテッリ・プラダ】も経営から離れてしまい【マリオ・プラダ】一人での経営となったまま終戦を迎えました。

終戦後にイタリアは共和制に移行し、王政が廃止となり【プラダ】の王室ご用達の称号も無くなってしまいました。

そんな中追い打ちをかけるように1958年【マリオ・プラダ】が亡くなってしまいます。

事業は【マリオ・プラダ】の娘たちに受け継がれましたが高級志向の【プラダ】は時代に取り残されてしまい低迷期から抜け出すことはできませんでした。

【プラダ】復活の立役者【ミウッチャ・プラダ】

低迷期の【プラダ】を救ったのは【マリオ・プラダ】の孫、【ミウッチャ・プラダ】です。

1978年にデザイナー兼オーナーに就任した【ミウッチャ・プラダ】は【日常を贅沢に飾る】をコンセプトに革新的な素材で斬新なデザインと伝統の調和を体現し、現在の【プラダ】のイメージを確立させました。

特に【プラダ】の人気を取り戻すきっかけになったのが【ミウッチャ・プラダ】の祖父【マリオ・プラダ】が旅行用カバンに使っていた工業用の防水ナイロン素材【ポコノ】を使用したナイロンバッグです。

【ポコノ】を用いて【プラダ】の三角のプレートが付いただけのシンプルでスタイリッシュなデザインのバッグやリュックなどは、たちまち大ヒットとなり、高級革製品のイメージを一掃し【プラダ】の象徴となり、世界的ブランドへの復活となったのです。

また、伝統と革新の両立ですが、元々イタリア屈指の高品質な革を扱う専門店【プラダ】のアイコニックな製品【サフィアーノ】があります。高品質な牛革に型押しの加工を施した【サフィアーノレザー】は型押しの加工によって傷や汚れが付きにくく、耐久性があがるのが特徴です。

【サフィアーノレザー】は他のブランドでも使用されていますが、いち早く製品化したことで【サフィアーノ】＝【プラダ】と言うアイコン的素材として定着し、世界中の人々に愛される商品を展開する高品質なラグジュアリーブランドとして認知されるようになりました。

【プラダ 1BH082 レザーショルダーバッグ】も高品質なレザーに【プラダ】ならではのシンプルでスタイリッシュなデザインが魅力的なショルダーバッグです。実際に手に取って頂けますと柔らかな牛革の触り心地の良さや上品なネイビーカラーから【プラダ】の品質の良さ、デザインの良さを感じて頂く事の出来るオススメのおカバンとなります。