2023/11/23スタッフブログ

ロンジンマスターコレクションムーンフェイズ

こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます。

当店新入荷の【ロンジン】の腕時計をご紹介致します。

【ロンジンマスターコレクション自動巻きムーンフェイズ】

【ロンジン】はスイスのサンティミエで1832年に創業された歴史ある老舗時計ブランドです。

創業者はオーギュスト・アガシで共同経営会社レギュル・ジュンヌ＆アガシ商会を設立したことが発端とされています。

懐中時計の製造技術に長けていたロンジンはアガシ家の親族がいたアメリカを中心に、スイス国内、パリに至るまで自社製品の展開を推し進めました。

1852年、オーギュスト・アガシは彼の甥であり、片腕として事業拡張に貢献したアーネスト・フランシロンを後継者に指名し、その後の経営を任せました。

社名が【ロンジン】となるのは1867年の事です。創業当時は他社よりパーツを購入し職人が組み立てるエスタブリール方式を取っていましたが、1867年に事業を受け継いだアーネスト・フランシロンが新しい時計作りの想いを心に描き、叔父から受け継いだ会社を母体にしてサンティミエ近郊に流れるシュズ河畔に位置するロンジンの地に【レ・ロンジン】と呼ばれる時計工場を設立しました。

これが正式な【ロンジン】としてのスタートで、発祥の地に由来した名前となります。

【ロンジン】はフランス語の古語で【小川の流れる花の咲き乱れる野原】という意味です。

アーネスト・フランシロンは今までの時計作りだと工程ごとの職人が自宅で作業を行っていたことを不効率だと考え時計工場【レ・ロンジン】に職人を集め、自社一貫製造【マニュファクチュール】を考案し、スイスで初めて確立しました。

同年には、パリの万国博覧会に出品して見事に銅メダルを受賞します。勢いに乗った【ロンジン】は近代的な製造方法で懐中時計を量産、1929年のバルセロナ万国博覧会までに通算10回のグランプリに輝き、歴代万博では合計28個の金メダルを獲得し【最も受賞数の多いブランド】としての名誉を得ました。

1900年代前半には1,100人以上を抱える巨大メーカーへと成長した【ロンジン】は、当時の時計界においては現代の【ロレックス】に匹敵するほどの知名度であり、誰もが知る憧れの時計ブランドへと成長を成し遂げました。

時計にブランド名やロゴマークを配置して付加価値を与えたのもロンジンが先駆者でした。【ロンジン】というブランド名は工場の設立地が由来であり1867年以降のモデルから採用され、【ロンジン】を象徴する有名な【翼の砂時計】のロゴマークは、スイス時計界で最も古いブランドロゴであると言われています。

【ロンジン】へのゆるぎない信頼性は、【アルベルト・アインシュタイン】や【チャールズ・リンドバーグ】【西郷隆盛】など、時代の先駆者達を虜にしてきました。

その精度と機能美、ウォッチメイキングに注ぐ情熱は、約2世紀にもわたって継承と進化を繰り返し、今なお、未来へと時を紡ぎ続けています。

【ロンジン L2.409.4.97.6 マスターコレクションムーンフェイズ】は人気の【マスターコレクション】で、2005年の発表以来【ロンジン】が持つ最高の技術と品質基準を持ち合わせたモデルです。すべてのモデルに自動巻きムーブメントを搭載しており、【ムーンフェイズ】をはじめ、様々な特殊機能が備わっています。【ロンジンブルー】のカラーが素敵な最高峰モデルです。

【ロンジン】のブランド哲学が【エレガンス】です。

【ロンジン】が生み出す時計には、深い経験に裏打ちされた知性や優しさにあふれる大人の【エレガンス】、そして、未来への信念や強さを秘めた次世代の【エレガンス】が示されています。【マスターコレクション】はまさに世代を超えて受け継がれ、【エレガンス】を表し【ロンジン】の信念と伝統を形にしたお時計になります。