こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます。

本日当店は入荷したばかりのお時計をご紹介致します。

【シチズン 300本限定 カンパノラ 塵地螺鈿　エコドライブ】

 

シチズンとは市民の為の時計作りの会社

シチズンは山崎亀吉が1918年に創業した日本の時計メーカーです。

創業当時は【尚工舎時計研究所】と言う名前でしたが1930年に【シチズン時計株式会社】に社名を変更してシチズンになりました。

シチズンは英語で【市民】と言う意味で永く広く市民に愛される様にと当時の東京市長だった後藤新平伯爵によって名付けられています。

銀座で貴金属商を営んでいた山崎亀吉が海外視察でアメリカの懐中時計の大量生産の状況を知り、国産の時計を作る事を決意しました。そして1924年に一作目となる国産の懐中時計【シチズン 16型】を発表します。

この【シチズン 16型】は昭和天皇が愛した時計としても有名です。1927年に名古屋での旧陸軍晩餐会で一人の紳士が手持ちの時計を見せ「陛下、これは外国製でございますが、まことに正確に合います。日本製のものはどうも不正確でまだまだ到底、外国製には及びません。」と言ったところ、昭和天皇はズボンのポケットから懐中時計を取り出し「私のこの時計は12円50銭の国産品だけれども、とても良く合うよ」と嬉しそうに示したのが【シチズン 16型】でした。

【シチズン 16型】は官費購入品ではなく、昭和天皇の侍従であった木下道雄が京橋の【山崎商店】で2個購入し、1個を私用に、1個を昭和天皇に謹呈されたものと伝えられています。

現在でもシチズンは社名通り永く広く市民に愛される様な手に入れやすい価格でありながら高品質な時計を数多く販売しています。

1993年には世界初の電波時計、2011年に世界初の衛星電波時計を開発したのもシチズンです。

これらの機能を搭載した【エコドライブ】【エコドライブ・サテライトウェーブ】シリーズはシチズンを代表する人気のシリーズとなっていてオススメです。

シチズン カンパノラ

2000年に和をコンセプトに開発されたブランドが【カンパノラ】です。

立体的なダイヤル構造に、漆や蒔絵といった日本の伝統工芸を取り入れて、【時を愉しむため】の腕時計として人気があるシリーズです。

【漆】仕上の文字盤は熟練の職人によって漆が塗り重ねられ、しっとりとした質感とキメ細やかな光沢が特徴で、まるで工芸品のような上品な仕上がりをしています。

【カンパノラ】という名前は、イタリア・カンパニア地方のナポリから約25キロ東北東にあるノラという町が由来です。ノラにある教会で紀元前5世紀に人々に時を知らせる鐘が打ち鳴らされ、カンパニア地方のノラの鐘は【カンパノラ・ベル】と呼ばれています。

【カンパノラ】が登場した時、時計好きを驚かせたのは、クォーツ式であるにもかかわらずパーペチュアル・カレンダー【永久カレンダー】が搭載されていた事です。

クォーツ時計に複雑機構を搭載することは技術的に難しいという時計業界の常識を覆し、かつ機械式時計に比肩する高級感を持たせた事が時計好き達の話題となりました。

【シチズン　8730-T019013　300本限定　カンパノラ　塵地螺鈿　エコドライブ　ムーンフェイズ】は文字盤周囲に配したソーラーセルで、光エネルギーを電気エネルギーに変換し時計を駆動させる人気の【エコドライブ】搭載腕時計です。

【塵地螺鈿・ちりじらでん】細工とは、塵地の下塗りに螺鈿で装飾することです。漆塗りに金属粉をまばらに撒いた下塗りに貝の真珠質の部分をはめ込んだ装飾で日本の伝統技法です。

6時の位置に配置された月の満ち欠けを示すムーンフェイズも特徴的です☆

300本限定と販売数も少ない限定品ですので是非店頭でお手に取ってお試しください。

 

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