2023/11/15スタッフブログ

モラビト　オルセー　オーストリッチ　ハンドバッグ

こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます。

本日は当店入荷したてのおカバンをご紹介致します。

【モラビトオルセーオーストリッチハンドバッグ】

【モラビト】はどんなブランド？

【モラビト】は1905年に南フランス・ニースで宝飾職人だった【ジャン・バティスト・モラビト】によって創業された老舗の最高級バッグブランドです。

宝飾のエレガンスさを生かし、クロコダイルやリザードなどエキゾチックレザーの最高級レザーを使用した魅力的なバッグを作り続けています。

拘りの高級レザーを熟練した一流の職人が仕立てる【モラビト】のバッグは【一生モノになる世界最高峰のバッグ】と言われファンが多いブランドです。

なぜこれ程人気になったかと言うと、元宝飾職の【ジャン・バティスト・モラビト】独自の拘りぬいた素材選びにあります。1種のウミガメからしか得ることが出来ないべっ甲や珊瑚などの貴重な素材に金や銀を融合させることによって、本来の自然の美しさを表現した画期的なコレクションを発表したことで有名になります。

当時、フランス社交界で貴婦人が持つイブニングバッグは、金銀細工の口金のバルーンサック【風船型の手提げ袋】が主流でした。【ジャン・バティスト・モラビト】はバッグの口金を得意のべっ甲細工にすると、社交界の貴婦人たちはその斬新さと優美な芸術性にたちまち魅了されました。この頃には【ジャン・バティスト・モラビト】は【べっ甲細工のスペシャリスト】と呼ばれるようになっていて、ヨーロッパの王侯貴族からも信用を得ることになります。

その後、【ジャン・バティスト・モラビト】は希少価値の高いカモシカやトナカイなどの皮を使用したバッグや、クロコダイルや象革を使用したトランクなど、特殊な素材を見事に使いこなしたアイテムを次々と発表し、話題を呼びました。

1951年にはジュエラーが軒を連ねるヴァンドーム広場1番地を本拠地とし、各地に点在していたアトリエを集約し、熟練した職人が何日もかけて手作業で一つ一つ丁寧に作り上げる【モラビト】のバッグは世界の王侯貴族やセレブレティに一層親しまれました☆

1971年、昭和天皇・皇后両陛下ご訪欧の際、コレクションが両陛下に披露される名誉を賜り、
当時のポンピドーフランス大統領より皇后陛下にモラビトのクロコダイルバッグが贈られ話題になりました。

【ジャン・バティスト・モラビト】は耽美主義者【たんびしゅぎしゃ】であったことでも知られており、最高級の素材を起用し、究極の美を詰め込んだ独特のアイテム作りに徹底してこだわり続けました。【ジャン・バティスト・モラビト】の哲学で【贅沢は特別なことではなく、特別なことが贅沢だ】という信念のもとで、ファッションに携わってきたことがよく分かり、その信念を受け継ぎ、熟練した職人の技術のもとで、現在でも上品かつ洗練されたアイテムを世に送り出し続けています。

マリリンモローが愛したバッグ【オルセー】

1950～60年代には世界の王侯貴族やセレブリティの間でも御用達となっていた【モラビト】は【マリリン・モンロー】も顧客の一人でした。1958年、【マリリン・モンロー】は、外出時にビューティーケースをもたずにすむような、タウン・旅行兼用で化粧品が入るボックスタイプのバッグを【モラビト】にオーダーします。そうして彼女の為に作られたバッグが【オルセー】です。名前の由来はフランス・パリの旅の出発地点である【オルセー駅】から名付けられました。

軽やかで美しいデザインは、人生を旅したパリジェンヌ達の想いを象徴していて、【マリリン・モンロー】だけでなく、多くの女性達に愛されてきました。

【モラビト　オルセー　オーストリッチ　ハンドバッグ　タートルチャーム付き】は上質なオーストリッチを使用している【オルセー】です。上品な色のオーストリッチにゴールドカラーの金具が差し色になってアクセントになっています。亀とゆかりのある【モラビト】らしいゴールドカラーの亀の可愛らしいチャームも付いています。