エルメス ボリード45 アルデンヌ ボストンバッグ
こんにちは、かんてい局横浜港南店でございます。
本日は入荷したてのおカバンをご紹介致します。
【エルメス ボリード45 アルデンヌ ボストンバッグ】
エルメスの名作【ボリード】はどんなバッグ?
エルメスの名作、【ボリード】は1923年に世界で初めて作られたファスナー付のバッグとして登場しました。当時、自動車の幌を留めるファスナーをカナダで見たエルメスの当時の社長エミールがインスピレーションを得てデザインされました。発売当初は【ボリード】と言う名前ではなく、イタリアの高級車の名前【ブガッティ】と言う名前で登場しました。馬車の時代から車の時代になると予測したエミールが高級車の名前を名付けたのです。カラーや素材などのバリエーションが増え、1980年代に【ボリード】と言う名前に変更になりました。【ボリード】はフランス語でレーシングカーを意味する言葉になります。
車での移動の時に荷物が飛び出さない様にファスナーを付けたのが始まりです。
第一次大戦当時にアメリカでファスナーが発明されました。自動車の幌を留めるファスナーをカナダで見たエルメスの当時の社長、エミールがすぐに輸入を始め、【システム・エクレーヌ】と言う名前で特許を取得します。ヨーロッパではまだ知られていないファスナーはエルメスの【ボリード】に採用されると、【エルメス式】と言われ多くの人を魅了しました。
【シャネル】が世界で初めてファスナー付のスカートを考案した際にファスナーを美しく施すことが出来るのは今はまだエルメスしかいないと、【シャネル】のスカートにエルメスがファスナーを付けていたという逸話もあります。
100年もの歴史のある【ボリード】は丸みを帯びた半円型の優雅で綺麗なフォルムが特徴的で、どんな飛行機のキャビネットにも収納できるようスマートな作りになっているのも人気の理由です。
旅行をバッグの名残として【ボリード】にはマカロンと呼ばれるネームタグが正面に付いていてアクセントになっています。
アルデンヌとは?
フランス北部からベルギー南部に位置するアルデンヌ地方の雌仔牛のレザーです。プレス加工が施され型押しが特徴のレザーです。現在は廃盤になっていて、アルデンヌの後継のレザーが2004年に登場したヴァッシュリエジェになりますがこちらのレザーも廃盤になっています。
【エルメス ボリード45 アルデンヌ ボストンバッグ】はバーキンやケリーと並び評される定番人気のバッグです。元々は女性を中心に人気を集めていたモデルですが、その機能性の高さから大人の男性のビジネスバッグや旅行用カバンとしての需要も高まって来ており、男性でもお持ちの方が増えて来ています。上品なシルエットは男女選ばすファッションに溶け込む素敵なおカバンです。是非実際にお手に取ってご覧下さいませ。
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