ロレックスに使用されている夜光塗料の違いはご存知でしょうか!?
今回は夜光塗料の種類と違い、そして見分け方についてご紹介致します。ラジウム、トリチウム、ルミノバ、クロマライトの4種類の夜光を見分けて自分にあったロレックスを探してみるのも良いかもしれませんね!また夜光の違いだけでもお値段が変わりますので、ぜひご覧ください。
改めましてこんにちは、質屋かんてい局山形北店の清野です。
本日ご紹介するのはタイトルの通りロレックスの夜光についてです。
まずは夜光の種類について
・ラジウム
・トリチウム
・ルミノバ
・クロマライト
タイトルでも挙げさせて頂きましたが、夜光の種類は4種類、現在はほぼ3種類と言われております。
なぜ3種類なのか?
これはラジウムに混合されている放射性物質が影響しており、製造の際に健康被害が拡大したことによる製造中止とトリチウムへの移行があった為と言われております。年代としては1960年頃にトリチウムへ移行したと言われており、現在は幻の夜光とも言われております。
そんな幻のラジウムが使用されているロレックスは現状品数が少なく、状態の良いものであればものによっては1000万以上の高値で取引される場合もあるようですね!
以上のことからほぼ品数が無い為4種類から3種類へ意識的に夜光の種類が変遷していったこととなります。次いで作られた夜光がトリチウムですね!
トリチウムはどんな夜光?
トリチウムもラジウム同様、放射性物質の夜光となりますが、ラジウムと比較すると放射線量が少なく人体への影響はほぼ無い程となります。
色はクリーム色でヤケが出ることにより褐色、茶色、に変色する夜光となります。
この変色が大きな特徴であり、綺麗に変色した物は他にはないヴィンテージ感を出す為、状態が良く均一にヤケが入った物は通常の倍以上の価格で取引される場合もあるようです!
一般的には変色は劣化となりますが、ロレックスの夜光に関してはヤケ方によってはプラスに働くのが特徴的ですね!
トリチウムの見分け方は簡単で、文字盤の下(6時位置)に「T SWISS MADE T」「SWISS-T<25」と記載のあるものがトリチウムとなります。
尚、オーバーホールによってトリチウムの記載がある文字盤でも実際の夜光はルミノバである場合もございますので、注意が必要です!
トリチウムに関しては健康被害はなくとも放射性物質であることから次の夜光であるルミノバに変遷している為、ラジウムに続いて品数の少なさが目立ちますね!
続きましてルミノバとは?
ルミノバは放射性の要素が全くなく、トリチウムと比較すると約10倍の夜光の強さがあり、発光時間も長くなっております!
現在のロレックスでは1.2位を争う程の品数が流通しており、ほぼほぼルミノバと次で紹介するクロマライトの出回りが多くなってますね!
トリチウムである放射性物質を含まない為、文字盤の6時位置の表記にTの文字は無くなっております!
発光の色としてはトリチウム同様緑色となりますが、より明るく、鮮やかな色に発光します!
最後にクロマライト夜光についてです!
クロマライトはルミノバと同様放射性物質が無く、且つルミノバよりも更に発光時間が伸びた夜光となります。こちらの特徴としては今まで緑色に発光していた夜光が青色に変わったことが大きなポイントとなりますね!
現在のロレックスではルミノバと同様品数の多い夜光となります!
簡単に各夜光の特徴をまとめますと
・ラジウム ・・・幻の夜光で品数が少ない!
・トリチウム ・・・ヤケによって値段が変わる!
・ルミノバ ・・・放射性が無く発行時間が長い!
・クロマライト・・・青色の発光で長時間発行する!
という特徴となります!
いかがでしたでしょうか?
ロレックスにはモデルが多く、こだわりの有る方は製造年数や型番、ヤケ具合等も吟味されるようですので、併せて夜光にも目を向けると自分にあったロレックスが見つかるかもしれませんね!
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