【バッグ・財布編】これからの季節に注意したい保管上のポイントをご紹介!
ブランドバッグ、財布など革製品の買取金額はトレンド以上に"状態"によって変化してきます。室内の「湿度」「温度」が大きく変化する冬はブランド品にとって大敵となり、ご不要な革製品は冬前の処分をお勧めいたします!本日は私たち鑑定士が査定の際に着目するポイントと売却の際に少しでも高く売るコツについてお話していきます!
こんにちは。
質屋かんてい局山形北店 川村です。
昨年よりは比較的過ごしやすかった夏も終わり、刻々と冬の便りの近づきを感じます。
この時期、1年を通して特に多くなるのがバッグや財布などの革製品の査定です。
今回は、なぜこれからのシーズンに持込みが増えるのかという点に着目してお話して参ります。是非、ご参考の上お持込み下さい!
秋冬に革製品の持込みが多くなるのはなぜか
まず理由を簡潔にお話しすると、以下のことが挙げられます。
・外出する機会が減る
・天候により使用できない日が多くなる
・「温度」や「湿度」の大きな変化によってしまっていても状態が悪くなってしまう(比例して査定額が下がってしまう)
上2つに関しては納得の理由ですね。
では3つ目の「温度」や「湿度」が、なぜ持込み増に関係しているかと言いますと、
海外ブランドの革製品は日本の気候に適応していないものが非常に多く存在します。
以下、ルイヴィトンを参考にダメージが出やすい部分をご紹介いたします。
【ヌメ革の状態】
・ダメージの少ないヌメ革
・ダメージの多いヌメ革
この「ヌメ革」が私たちが査定する上で、1番重要視するポイントとなります。
写真は極端な例とはなってしまいますが、このヌメ革が非常に湿気や日光などに弱い素材となっており、
雨の日に使用したり、保管場所などが悪いと写真のような「変色」や「ひび割れ」が起こってしまいます。
一定の湿度や温度を保った環境で保管することがある程度の予防にはなりますが、
一般家庭ですとなかなか環境を一定にするのは難しいところです。
【保管する際の注意点】
1、雨や雪などの天候時には使用を控える
2、温度差の激しい場所、湿度が多い場所での保管は避ける
3、オイルやクリームを使用し、乾燥を防ぐ
【内生地の状態】
・べたつき・剥がれの無い内生地
・べたつき・剥がれのある内生地
内生地のべたつき・剥離も査定の際にチェックするポイントとなります。
ここも長年の保管状態が顕著に現れる場所となり、ヌメ革と同様に湿気の多い場所での保管により
このような内生地のべたつきや剥離が発生します。
【保管する際の注意点】
1、湿気の多いタンスや押し入れの中では保管しない
2、保管する際は湿気取りなどをバッグ内部に入れる(身近なもので言うと新聞紙も湿気除去効果があります)
【型崩れの有無】
・型崩れの無い状態
・型崩れが発生したバッグ
この“型崩れ”も非常に査定の上で重要なポイントとなります。
ヌメ革や内生地に関してはまだリペアが可能な箇所になりますが、この型崩れに関してはリペアが効かない箇所となります。
2枚目の写真のような両サイドから大きめの型崩れが発生している場合、多ければ数万円の減額が見込まれます。
また、ハンドルに関しても適切な保管方法を取らなかった場合、ひび割れが発生し“ちぎれ”の原因となりますのでご注意ください。
【保管する際の注意点】
1、スタンドなどを使ってバッグ本体に負荷がかからないようにする
2、バッグ内に詰め物などをして凹みなどが起こらないようにする
【カード入れ】
・使用感の少ないカード入れ
純粋に使用頻度の違いも出てきてしまう箇所ですが、
使用している際に余剰にカードを入れすぎないということが大事になってきます。
キャッシュレス化やポイントカード等の普及により、カード入れを使用する状況が多い昨今ですが、
財布を査定する上で非常に重要なポイントであり、査定額にも影響してきます。
【保管する際の注意点】
1、カードポケットに余剰にカードを保管しない
2、使用しなくなった際はカードを全部抜いた状態で保管する
3、サイズの合わないカードは大きめのポケットを使用する(その際も多めに入れないことが大事)
さて、今回は保管方法についてご説明いたしました。
元も子もないですが、使用しないブランド品については早めの査定をお勧めいたします。
「一冬くらい、、、。」と思っても保管状態が悪いと想像以上の劣化が出てしまいます。
使わないブランド品を売却しないにしても、当店の保管状況が整っている“質庫”であれば、
ご融資した上で、状態を保ったまま保管が可能です。
今回のブログを参考の上、ご不要なバッグ等が御座いましたら是非お持込みください。
今ならLINE公式アカウントを友だち追加して頂ければ更に500円貰えちゃうクーポンをプレゼント!
せっかくの機会なので是非ご登録くださいね♪
お電話でのお問い合わせはこちら↓↓↓
これまでの買取実績はこちらから↓↓↓
時計修理に関しては下の画像からどうぞ!↓↓↓