日本のウイスキーが高騰している理由について 質屋かんてい局山形北店
こんにちは!
質屋かんてい局山形北店 武田です!
当店は質屋さんですが
実はお酒の買取もさせていただいております!
本日はウイスキーについての記事となります!
某バーの某マスター様いつも情報提供ありがとうございます!
日本のウイスキーがここ数年高騰し続けています。
もちろん「おいしいから!」の一言で終わってしまうこともある意味正解なのだと思います。
しかし、なぜ日本のウイスキーがこんなに高い値段で取引されているのか、ちょっと別の視点からみてみようと思います。
さてさて本題です。
みなさまこのシルエットでどのウイスキーかお分かりになりますか?
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そうです!ウイスキーを飲まれる方ならお分かりになられるかと思います。
通称ダルマと呼ばれる サントリー オールド です。
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日本で愛され続けているお酒で、古くはカラメルで色付けをしサントリーがウイスキーの勉強をしていた歩みを感じられる銘柄でもあります。
寿ボトルなど、年代により様々なラベルが存在しますね。
今でも晩酌などに愛飲される身近なウイスキーであり続けてくれています。
ではこちらはどうでしょうか。
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ニッカ G&Gとなります!
サントリー オールドに比べるともしかしたら初めてみる方もいらっしゃるかもしれません。
ボトルの形状すごく似ていますよね。
定価も、当店での古酒として取り扱いの値段も同じくらいのお品物です。
西洋甲冑や、武士甲冑のボトルキャップを乗せた、インテリアにもなるようなお酒も販売されていました。
何を言いたいか、はひとまず置いておいて次です!
こちらのボトルは何の銘柄でしょうか。
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そうですね!サントリーのローヤルです。
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こちらも高級酒!というよりは贈答などでよく使われるちょっと良いお酒といったイメージでしょうか。
贈答箱が横向けにセッティングされるため、長期保存によってよくコルクがダメになっていることがある銘柄です・・・。
味はとても人気がありますね。当店でも入荷次第すぐに売れていく人気のボトルです。
最近緩やかな高騰が見られているお酒でもあります。
現状価格4,500円~と毎日の晩酌というよりはちょっといいお酒になってきていますね。
そしてこちらはどうでしょうか!
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こちらはニッカのキングスランドとなります。
ボトルのシルエットが非常に似た作りになっていますよね。
そうなのです。
この2組はサントリーとニッカの熾烈な競争の元に生まれたボトルなのです。
日本で
「ウイスキーといえば」というワードで思い出される
「定番」のイメージはこの2社によって生み出された
と言っても過言ではないと思います。
このような現象はお酒の業界だけで起こっているわけではありません。
皆様はダーバーズウォッチと言えばどのような形を想像されますか?
イメージできる方の多くはこちらを思い浮かべたのではないでしょうか。
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こちらはロレックスのサブマリーナとなります。
時計のダイバーズといえば、もはや定番の形ですね。
好き嫌いは置いておいて、このモデルを知ることなくダイバーズウォッチを語ることはできないでしょう。
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こちらはセイコーのダバーズウォッチになります。
上記サブマリーナと大きく似ていることが分かるかと思います。
主観も含まれた言い方ではあるのですが、決してセイコーがロレックスを真似したわけではないと考えています。
ダイバーズウォッチとはこうあるべき、こうであるという概念から似通った見た目になっているのだと思っています。
以上のような現象は様々な業界で起きており
〇〇といえばこのようなイメージというものが形成されていきます。
そしていずれも例外なく「その業界の定番を作り上げた企業」は評価され続けています。
お酒の話に戻りますと、ダルマやローヤルを作り上げたサントリーは現在も山崎など世界的に有名なジャパニーズウイスキーを作り続けております。
一言で山崎が高くなっている!といっても、こういった様々な時代背景が影響していると考えると、深いものですね~。
ジャパニーズウイスキーが注目されているということで、定番を作り続けているサントリーに注目が集まるのは道理ですよね!
質屋かんてい局山形北店も、ブランド品買取の当たり前、定番になれるように日々精進していこうとおもいます!
質屋かんてい局山形北店ではウイスキーやブランデーの買取を頑張っております!
銘柄だけでなく、年代等もしっかり拝見してお査定します!
お酒の買取ならぜひ質屋かんてい局山形北店でどうぞ!
なお、質屋かんてい局山形北店では時計の修理も承っております。
電池交換から磨きまで、見積無料となっておりますのでご相談だけでもぜひどうぞ!
リサイクルショップのような大きな売り場もありますので、ぜひ遊びにきてくださいね~