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ブランデーのラベルの見方!VSOP ナポレオン XOやコニャック アルマニャックの違いについて

ブランデーを見るとよく表記されている「VSOP」「NAPOLEON」「XO」の表記。

物によってはボトルの銘柄より大きく表記されていることがありますよね。

一体どういう意味があるのでしょうか?解説させていただきます!

 

 

こんにちは!質屋かんてい局山形北店 武田です!
本日はブランデーの階級の違いについてご案内したいとおもいます。

まず題材にさせていただくお品物がこちら!

 

レミーマルタン NAPOLEON  ブランデー 700ml

 

ナポレオン.jpg
 

憧れのお酒。レミーマルタンですね。
 

お酒と言えばよくお客様にも

「ナポレオンっていくらで買ってもらえるの?」

「うちにコニャックブランデーあるんだけど?」

などと店頭でお問い合わせいただくことがあります。

 

burannde-.png
 

僕もこの業界に入るまではブランデーの名称などには無頓着で、飲んだりはするものの

「ナポレオン!」って言ってました!

 

この業界に入り、勉強させていただくにあたりなるほどな!となることが多々あったため

少しでもお客様にこの感動を味わっていただければと思い今回は記事とさせていただきます。

(私のお酒の知識の90%はサッカー好きの某バーの店主様から頂戴しております。この場を借りて御礼申し上げるとともに、偉そうにすみませんと謝罪をしておきます!)

 

 

本題に入るまえのお断りとしては

記事を書いている本人は古物商の者です!

味等でボトルを語ることができればベストなのは把握してるのですが、如何せん大した舌をもちあわせておりません。

どうしても相場が高い物を良しとする偏見に満ち溢れた記事となってしまうことをお許しくださいね。

 

では早速、今回のボトルを題材としていきましょう!

まず上から

NAPOLEON(ナポレオン)

レミーマルタン

コニャック

の表記に注目してください。

 

 

この3つの表記に注目できれば、「だいたい」このお酒がどういうものなのか判断できるようになっております。


 

まずはナポレオンです。

これはお酒の銘柄ごとのランク付けとなります。

大きく分けて

VSOP<ナポレオン<XO

と品質が上がっていく表記です。

よくわからないアルファベット表記の間にいきなりナポレオン(NAPOLEON)ですからね。
 

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日本人にしっくりくるワードがどれだったかは言わずもがななわけですよ。

数が多いVSOPやより品質の良いXOより、ブランデーと言えばナポレオン!となっているのはここに原因があるんではないでしょうかね。


 

少し馴染みのあるワードに置き換えると、「並」「上」「特上」といったところでしょうか。

当然この評価はメーカーや銘柄それぞれで設定されているため、品質の面において

A銘柄の「XO(特上)」=B銘柄の「XO(特上)」

となるわけではありません。
 

定価の面においても、3000円のXOのブランデーもあれば云十万のXOのブランデーもありますからね。

あくまでその銘柄内での相対的な品質のランクとなります。

少なくともXOを飲めばその銘柄の上位のものを味わったことになります

(最上級と表現しない理由は今回は割愛とさせていただきます!またの機会に!)

 

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続いてレミーマルタンの部分です。

ここがいわゆる銘柄になりますね!

お酒の名前といえばここのこととなります。

 

レミーマルタンクラスとなれば「そんなのわかっているよ!」となるかもしれませんが

銘柄の中にはお酒の名前より大きくXOやナポレオンと大きく表記しているものも少なくなく、お酒の名前として誤解されるケースが多いです。

レミーマルタン、ヘネシー、マッカラン、マーテル、響、山崎、白州この辺は全て銘柄となりますね。

 

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最後の部分!

コニャック

に関してです。
 

ここに関してはなおのこと某マスター様のお言葉をまるっとお借りいたします。

それ以上の表現が私には見つかりません!!

 

コニャックの部分は産地を表しております。

産地の表記には大きく3種類あり

コニャック

アルマニャック

フレンチブランデーとなります。

もちろん産地毎に作り方や原料に特色があるため、それぞれに特色があります。


 

一番人気があるのはコニャックブランデーでしょうか。

レミーマルタン、カミュ、ヘネシーなど憧れの高級ブランデーはほぼこちらにあたります。

 

続いてメジャーとなるのがアルマニャックです。

当店にくる主な銘柄はシャボーという銘柄になります。

しかしながら「お値段」の視点からのみ申し上げますとコニャックとアルマニャックの差は非常に大きく、シャボーの販売相場は1000円~とかなり控えめになっている現状です。

 

最後のフレンチブランデー

これもざっくり言ってしまえばコニャックやアルマニャックに該当しないフランスで作られたブランデーということになります。
 

「?」
 

となってしまうかもしれませんが、要するに

コニャック=米沢牛

アルマニャック=神戸牛

フレンチブランデー=国産牛

といったニュアンスであると教えていただき、なるほどな!となったのでここも引用させていただきます。

 

さてさて、まとめとなりますが

今回のお酒は

レミーマルタン コニャック ナポレオン

と表すことができるお酒です。

 

今回の表記を用いれば

レミーマルタンと言う名の米沢ランク

となるわけですね。

 

いかがでしたでしょうか?

良く分からなくなってしまったという意見も聞こえてきそうな感じになってしまいました!

質屋かんてい局山形北店はお酒のお持込みをいつでも何本でもおまちしております!

 

 

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