「再結晶宝石(クレサンベール)」と呼ばれ、天然宝石よりも綺麗な見た目をした宝石があることをご存知でしょうか？
京セラ独自の技術で作られた宝石のことを再結晶宝石(クレサンベール)と言います。
そんな再結晶宝石ですが、天然宝石となにが違うのかを本日はお話していきます！

 

 

こんにちは！

質屋かんてい局山形北店 齋藤です！

 

 

本日ご紹介するのはこちら↓↓↓

天然宝石と再結晶宝石の違いついてご説明します！

 

 

「再結晶宝石」といわれても、あまり聞き馴染みのない言葉ですよね。

実際に私自身もこの仕事に就くまでは聞いたこともなく、どんなものなのかわかりませんでした。

新しく入社したスタッフに聞いてみてもわからないという答えが返ってきたこともあり、この機会にご説明させていただきます。

 

 

 

天然宝石とは

自然界で長い年月をかけて作られたもので、人工的な操作(カットや研磨は除く)がなにも加わっていないもの。

 

人工宝石(再結晶)とは

人工的に作れられた宝石にはなりますが、天然宝石と科学的・物理的・工学的物質にほとんど違いがないもの。

 

再結晶宝石の加工工程

原鉱石を粉状にしてその中から不純物を取り除きます。

天然宝石が生まれる環境(1,410℃以上に加熱)を再現したその中で長い時間をかけて結晶化させたのち、カットや研磨をして製品化となります。

 

再結晶宝石といえばクレサンベール

クレサンベールは京セラが独自の技術で、天然宝石と同一の成分で再結晶化させた宝石のことを言います。

天然宝石ではどうしてもインクルージョン(内包物)や色ムラが出てしまいます。

ですがクレサンベールは加工段階で可能な限り不純物を取り除き、更に厳選された部分だけを製品化している為、インクルージョンや色ムラのない理想的な宝石を楽しめます。

天然宝石ではなかなか出会うことのできない、最高級品質の宝石が再現されています。

 

クレサンベール、再結晶宝石は偽物？

再結晶宝石について説明させていただくと「つまり偽物ってこと？」とよくご質問がありますが、答えとしては「偽物ではありません」。

あくまで人工宝石にはなりますが、クレサンベールは京セラから出ているひとつのブランドとなります。

初めからクレサンベールというブランドとして販売されている為、偽物ではないということですね。

 

クレサンベールのメリットは？

中古市場において、天然宝石と比べると希少性や資産価値が劣るのは事実です。

クレサンベールも決して安いものではないですが、天然宝石と比べると比較的お手頃な価格でお求めいただけます。

そして1番のメリットは、前述した通りインクルージョンや色ムラのない「天然宝石よりも綺麗」といったところではないでしょうか。

 

天然宝石とクレサンベールの見分け方

クレサンベールの製品には、ブランド刻印があります。

上記なようなマークがあればクレサンベールの製品と判断していただいていいでしょう。

自分ではよくわからないといった場合は、お持込みいただければ当店スタッフが詳しく見させていただきご案内させていただくことも可能です。

 

 

 

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